あなたは、雑誌をそのまま山積みに置いていませんか?私は読まなくなった雑誌を、物置に山積みに置いていました。
そのため、下の方の雑誌はカビが生えたり、変形したりとだいぶ劣化してしまいました。
大切な雑誌はそのままきれいな状態で保存したいですよね?
雑誌を一冊そのままきれいな状態で保存するには、カビや虫から雑誌を守り、変形や色やけをしないよう保管する必要があります。
方法として、プラスチックケースに雑誌を立てて保存し、年に一回は虫干しすることをおすすめします!
また一部分だけ残したい雑誌の保存方法でおすすめなのは、好きなページのみ切り取りファイリングする方法です。整理整頓もできて一石二鳥ですね!
この記事を読んで、適切な保存方法を知りましょう!山積みの雑誌が整理され、きれいな状態で保存できますよ!
雑誌の保存方法はそのまま立てて保管できれいな状態に
好きな芸能人特集であったり、専門雑誌であったり、一冊そのままきれいに保存したい雑誌ありますよね?
雑誌を一冊そのままきれいな状態で保存するには、カビや虫から雑誌を守り、変形や色やけをしないよう保管する必要があります。
一冊そのままきれいな状態で保存する方法としておすすめなのが以下の3点です!
- プラスチックケースに雑誌を入れて保管する
- 雑誌は立てて保存する
- 年に最低一回取り出して虫干しする
それでは、詳しく説明していきます!
プラスチックケースに入れて密閉保存!湿気を遮断
雑誌をきれいな状態で保管するためには湿度に注意しなくてはなりません。
なぜなら湿度が高くなれば、カビが発生する可能性が高くなるからです。
その点、プラスチックケースで雑誌を保管する方法は、雑誌を密閉することができ、湿気の侵入を防ぐことができます。
さらにプラスチックケースの中に乾燥剤を入れることで除湿効果は高まります。
丁度いいプラスチックケースは家にないなぁ。段ボールだとだめなの?
段ボールは湿気を吸い込みやすいので、おすすめできません。カビが生えてしまう恐れがあります。
やむを得ず、段ボールで保管する場合には、乾燥剤を入れたり、一冊ずつ雑誌をビニール袋にいれたりと湿気対策をしましょう。
雑誌は立てて保存!平積みをすると圧力がかかる!?
雑誌は積み上げて保存すると本の圧力で雑誌が歪んでしまったり、ページ同士がくっついたりしてしまう恐れがあります。
雑誌一冊は約650gあります。10冊重ねれば一番下の雑誌に約6kgの圧力がかかってしまうのです。
そのため、雑誌が歪んでしまったり、ページ同士がくっついたりしてしまいます。
ですが、雑誌を立てて保存すれば圧力がかからないため、きれいな状態で保存できます。
私は、くっついてしまったページを無理やり剥がして、破ってしまった経験があります。
どんなに丁寧に剥がそうと思っても、一度くっついてしまったページはきれいに剝がすことはできません。
くっついてしまったページは2度と読むことはできません。
しかし、雑誌を立てて保存するだけで、ページ同士がくっつくリスクも下がり、大切な雑誌を読み返すことができます!
横にしている雑誌を立てて保存するだけで、大切な雑誌を守ることができるということですね!
年に一回は保管場所から取り出して虫干しよう
除湿剤をいれて湿気対策をしても、長期間保管ボックスにいれたままだとカビが生えたり、虫が発生したりしてしまいます。
虫が発生すると、大切な雑誌に穴が開いてしまうこともあります。
虫の発生を防ぐ方法として有効なのが虫干しです!
虫干しってなに?
虫やカビがつくことを防ぐために風通しをよくし、日に当てることを虫干しといいますよ。
風通しが良い日陰で本を広げた状態で立てて数時間放置すればOKです。または、ページをパラパラとめくりながら空気に触れさせましょう。
すべてのページに空気を触れさせた方が虫やカビがつくことを防ぐことができますよ。
雑誌を守るために、年に一回は保管場所から雑誌を取り出し虫干しをしましょう!
雑誌の保存方法の注意点は3つある!虫や多湿は天敵
雑誌を一冊そのまま綺麗な状態で保管する上で注意しなくてはならないことがあります。それは虫・日焼け・湿気によるカビです。
それでは、なぜ注意しなければならないのか説明していきますね!
紙を食べる虫がいる!雑誌に穴があきボロボロに
雑誌をホコリやカビのある場所に保管すると、ホコリやカビを餌とする虫が発生し、雑誌を劣化させてしまう恐れがあります。
そのため、虫を発生させないためには、雑誌をホコリやカビのない場所で保管する必要がありますよ。
雑誌に発生する頻度の高い虫は、チャタテムシ、シミ、シバンムシの3つです。
チャタテムシ
紙ダニや本シラミと呼ばれる1mm程度の虫です。ダニと見間違えられることもあります。
カビやほこりを餌としていて、暗く、湿気が多い場所に多く生息します。
チャタテムシは、紙ではなく、本についているカビを食べます。
そのため、雑誌に穴が開くことはありませんが、チャタテムシが大量発生すると死骸によるアレルギーの発生やダニの増加につながります。
シミ
シミはノリが大好物の1cm程度の平べったい虫です。暗い場所が好きで、高温多湿な場所に生息します
人に危害を及ぼすことはありませんが、紙をなめるように食べ、雑誌をボロボロにしてしまいます。
シバンムシ
シバンムシもノリを好む虫で、1~3mm程度の大きさです。
トンネルを掘るように紙を食べ、雑誌をボロボロにしてしまいます。
虫は本の天敵ですね!どうすれば発生を防げるの?
虫は、暗い場所や湿度の高い場所、風通しの悪い場所を好み発生します。
そのため、除湿対策をし、定期的に雑誌をぺらぺらめくり風を通すことで虫の発生を防ぐことができます。
また、衣類用の防虫剤を雑誌の保管ボックスに入れておくことで虫の発生を予防することもできます。
保管ボックスに除湿剤と防虫剤をいれて雑誌をきれいな状態で保存しましょう!
雑誌も人と同じように日焼けをする!紫外線に注意
長時間紫外線を浴びると、表紙が変色し、ボロボロになってしまいます。
そのため、雑誌をきれいな状態で保存するには、直射日光の当たらない場所で保管しましょう。
どうしても保管場所が日光を浴びてしまう場所であれば、布をかけて紫外線を遮断することをおすすめします。
直接日光は当たっていないのに本棚に本を並べて置いていて、背表紙だけが変色してしまった経験はありませんか?
なぜかというと、紫外線は日光だけではなく、蛍光灯にもわずかに含まれているためです。
そのため、室内でも雑誌を出したままにしておくのは変色の原因となるのでやめましょう。
湿度70%以上はカビが発生しやすい環境のため要注意
湿度が高い場所に雑誌を保存すると、雑誌にカビが生えたり、変形したりする恐れがあります。
湿度が70%以上になるとカビが発生しやすいといわれています!
カビが生えた雑誌は修復不可能なので、大切な雑誌は年に1回はページをぺらぺらまくり、風を通しましょう!
また、カビが生えると、カビを餌にする虫も発生してしまいます。
そのため、保管ボックスに除湿剤や乾燥剤を入れて除湿対策をすることが雑誌をきれいに保管するために大切なことの1つといえますね。
カビは生えてないけど、雑誌が波打って変形しちゃった。治す方法はないの?
湿気の影響で雑誌が波打つように変形してしまうことありますよね?
直す方法として凍らせる方法と紙を挟む方法があります。
変形してしまっただけで大切な雑誌を手放してしまうのはもったいないことです。
湿気の影響で波打って変形してしまった雑誌は自分で治せるんですね!試してみます!
雑誌の保存方法は切り抜きで好きなページのみも有♪
家にある雑誌の中にはそのまま保存しておきたい雑誌以外にも、この部分だけ保存しておきたいなと思うものもありますよね?
そのようなときには雑誌を解体し、切り抜いてファイリングして保存する方法をおすすめします。
雑誌を切り抜いてファイリングすれば、好きなページだけを残すことができ、収納スペースに困ることはありません。
実際に好きなページだけ残すには、雑誌を解体する必要があります。
どうやって解体するの?
雑誌には真ん中をホチキスでとめた中綴じと、ノリでつけられている無線綴じがあります。
それぞれ解体方法は違うので、まず切り抜きたい雑誌がどちらなのか確認しましょう!
アイロンを使う際にはクッキングシートや当て布をして、雑誌に直接アイロンを当てることは避けましょう。印刷が溶けてしまう恐れがあります。
切り抜いた後は、クリアファイルに入れて保管しましょう!
通常サイズの雑誌であればA4のクリアファイルで収納可能です。
しかし、女性向けファッション雑誌やアイドル雑誌のサイズには縦幅はA4サイズと同じですが、横幅が少し大きいものが多くあります。
このサイズの雑誌を切り抜き、保存する場合には、A4変形ワイドのクリアファイルを選びましょう。
他にもサイズの違う雑誌があるので、雑誌を切り抜きファイリングする際には、サイズを把握してからクリアファイルを購入することをおすすめします!
また、好きなページをデータとして残すこともおすすめです!
好きなページをスキャナーやスマホのカメラで撮影し、データとして保存する方法です。
データとして保存すれば、雑誌を解体する手間もなく、収納スペースに困ることもありません!
ですがインターネットへの無断アップロードは著作権侵害となるため、自分で見返すだけにしましょう。
まとめ
- 雑誌を一冊そのままきれいな状態で保存するには、カビや虫から雑誌を守り、変形や色やけをしないよう保管する必要がある
- 雑誌を一冊そのままきれいな状態で保管する方法には、プラスチックケースに立てて雑誌を入れる方法がある
- 年に1回は保管場所から雑誌を取り出し、虫干しをすることで虫やカビの発生を防ぐことができる
- 紙を食べ、雑誌をボロボロにする虫を発生させないためには、雑誌をホコリやカビのない場所で保管する必要がある
- 雑誌は長時間紫外線が当たると変色する恐れがあるため、直射日光の当たらない場所で保管する
- 湿度が高いとカビや虫が発生する確率が高まる
- 好きなページが数枚であれば、雑誌を切り抜き、クリアファイルで保存することで収納スペースに困らなくなる
この記事を読んで、物置に長期間、雑誌を山積みの状態で置くことが、どれだけ雑誌の劣化をはやめてしまうのかを理解していただけたと思います。
また、雑誌を一冊そのままきれいな状態で保存するための方法も知ることができましたね!
好きな雑誌をこれからもきれいな状態で保存するためにはできるだけ早く、適切な保存方法で保管することが大切です!
では、実際に山積みになっている雑誌と向き合い、整理整頓してみましょう!
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