夏になると、とうもろこしがとても美味しいですよね。茹でても焼いても、スープにしても美味しいとうもろこし。
おいしいとうもろこしを作ってくれる農家さんには感謝ですよね♪
とうもろこしは足が早い野菜です。それは収穫した瞬間から糖がデンプンに変化していくからです。
そのため鮮度を保つことがとても大切です。私が農家さんに聞いた、最適な保存方法をお教えします!
生のとうもろこしを保存するときは皮つきのままが農家さんのおすすめです。
この記事ではとうもろこしを冷蔵・冷凍別に最適な保存方法と解凍方法をご紹介します。
とうもろこしの保存方法を元農家さんに聞いてみた!
とうもろこしを収穫後にすぐ食べられるのは農家さんの特権です♪
私の祖父母は元農家なので、毎年家庭菜園とは言えない規模で野菜やとうもろこしを作ってくれます。
しかし、一度に大量には食べられないので、元農家の祖母に適切な保存方法を教えてもらいましたので伝授しますね!
味を落とさず保存するためには皮つきがおすすめです。
せっかくおいしく作れた農家さんのとうもろこしを美味しく食べて貰えると嬉しいです。
冷蔵保存の場合は皮つきのままがおすすめ!
農家さんおすすめの保存方法は、ズバリ皮つきのままです。
保存後、使いやすいように皮を剥いて下準備をしておきたくなりますが、そこはグッと堪えましょう。
生とうもろこしは、皮付きのまま濡れたキッチンペーパーや新聞紙に包みます。
そして、とうもろこしのひげ根が上になるよう立てて冷蔵庫に入れます。
厳密には冷蔵庫よりも野菜室の方が温度が低くなりすぎず、いいですね。
生のとうもろこしを保存しておいて、食べる直前に茹でるのが一番おいしい食べ方ですが、中々そうもいきませんよね。
まとめて茹でたとうもろこしを保存するときは、水気をよく取り、保存袋に入れるかラップに包みます。
なるべく密閉しておいた方がいいので、ラップに包んでからジップロックなどの保存袋に入れるのが一番いいですね!
そして、とうもろこしの熱が取れたら冷蔵庫に入れましょう。
冷凍保存の方法も皮つきのままラップで包む
生のとうもろこしを冷凍庫で保存するときも、皮付きのままできますよ。
生のとうもろこしの泥を落として、ひげ根のみ切り取ります。そして、空気が入らないようにラップに包んでから保存袋に入れて、冷凍庫に入れます。
おすすめの解凍方法は後ほど紹介しますね♪
茹でとうもろこしは、茹でて熱が冷めてからラップに包んでから保存袋に入れ、冷凍庫に。
一本ずつ包んでも、3〜4つの輪切りにしてそれぞれをラップで包んでもどちらでも大丈夫です。
茹でたとうもろこしを芯から外して冷凍保存するとそのまま料理に使えるので便利です。
芯から外したとうもろこしは、保存袋に入れ空気を抜き、なるべく平らにしてそのまま冷凍庫に入れます。
実を外すときは、ナイフやフォークを使っても良いのですが、茹でたあとにとうもろこしの縦の2列を手でもぎとると、残りは簡単に外すことができるのでおすすめです。
少量ずつ保存したい場合は、ラップで少量ずつ小分けに包んで空気を抜き、冷凍するのも良いですね。
とうもろこしの保存期間は生だと約3日!?
とうもろこしを買ったけど、すぐに食べられない…
そもそもとうもろこしの保存期間はどれくらいなのでしょうか。
生とうもろこしの保存期間は、冷蔵で約3日です。冷凍だと、30日ほど保存ができます。
茹でとうもろこしの保存期間は、冷蔵で約2日、冷凍だと30日ほどになります。
茹でたとうもろこしをペースト状にして保存することもでき、そうしたときの保存期間も茹でとうもろこしと同じです。
生とうもろこしと茹でとうもろこし、どちらも冷凍すると1ヶ月近く日持ちするのですね。
また、常温での保存は急激に鮮度が落ちてしまうため、できるだけ避けましょう。
ちなみに、保存期間が過ぎると、以下のようなことが起こります。
- 酸っぱい匂い、味がする
- カビがはえる
- 変色する
- 触ると粘り気がある
これらの特徴があると、保存期限が切れている可能性が高いので、ぜひ判断基準にしてみてください。
とうもろこしを冷凍保存後にレンジで加熱がベスト
冷凍保存したとうもろこしは、電子レンジで加熱して食べるか、そのまま調理に使うのがおすすめです。
それぞれのやり方やポイントを紹介していきますね。
電子レンジを使えば手間なく食べられる
とうもろこしを冷凍庫からだして、ラップに包んだまま電子レンジ(600W)で加熱します。
生とうもろこしの場合は1本当たり6〜8分、茹でとうもろこしの場合は1本当たり3〜4分加熱すると良いです。
電子レンジによって加熱時間は異なりますので、上記の時間を目安にしてください。
生とうもろこしは皮つきのまま冷凍保存しているので、レンジで加熱後皮を剥くと茹でたてのようなホクホクした味わいになりますよ♪
お湯を沸かしたり、そのあと洗ったりする手間が省けるので時短になり最高です!
冷凍保存したとうもろこしはそのまま料理に!
炒め物やスープに使うときは、凍ったまま調理するのがおすすめです。実を外してあると、すぐに使えますね。
私がおすすめする冷凍のとうもろこしを使った、コーンポタージュのレシピを紹介します。
<作り方>
- とうもろこしの実を外し、玉ねぎはみじん切りにする
- 中火で熱した鍋にバターを入れて溶かし、1を加えて玉ねぎが透明になるまで炒める
- 水を入れてかき混ぜ、沸騰させる。蓋をして5分ほど加熱し、一度火から下ろす
- 粗熱をとったら、ミキサーで滑らかになるまで攪拌(かくはん)する
- 再び鍋に戻し、牛乳と塩を加えてかき混ぜ、弱火で加熱
- 温まったら火から下ろして完成
もっと簡単にとうもろこしをアレンジしたい場合は、焼きとうもろこしがおすすめです。
香ばしいお醤油ととうもろこしの相性は絶妙ですよね。
冷凍済みの茹でたとうもろこしのラップを剥がして、自然解凍してからフライパンで転がして焼くと美味しくできますよ。
ぜひとうもろこしをさまざまなメニューに活用してください!
まとめ
- 農家直伝のとうもろこしの保存方法は、皮つきのまま保存するのがベスト
- 生とうもろこしの保存期間は、冷蔵で約3日、冷凍で約30日
- 茹でとうもろこしの保存期間は、冷蔵で約2日、冷凍で約30日
- 冷凍したとうもろこしを解凍するには、レンジで加熱するのがおすすめ
- 実を外して冷凍したとうもろこしはそのまま料理に使えて便利
購入してもすぐには食べられないというときは、ぜひ農家直伝の保存方法を試してみてください。
とうもろこしを正しく保存して長期間おいしく食べることが作ってくれた農家さんへの感謝に変わるので、保存期間内に食べ切るようにしたいですね。
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