家電量販店の店頭では、大型のテレビがずらりと並んでワクワクしますよね。
ファミリー向けのゲームでは大画面の方が格段に見やすいです。
しかし、いざ自宅に設置してみてこんな後悔をしていませんか?
うちには大きすぎたかな…?
そんな考えが頭をよぎったあなた!その悩みは意外にも、数日で改善されてしまうかもしれませんよ。
見ていて具合が悪くなる程大きすぎるテレビでなければ、数日で慣れてしまいます。
ただし、fpsゲームを本格的にやる場合には大きすぎる画面は不向きと言われています。
「テレビはゲームで使うのがメイン」という場合は、ゲームの種類によっては大きすぎて後悔してしまうかもしれません。
「テレビが大きすぎたかも。」と後悔しないためにも、あなたの使用目的にあったテレビ画面のサイズを知っておきましょう!
テレビが大きすぎると後悔しない為のゲーム向けサイズ
購入したテレビが大きすぎて後悔することはあるのでしょうか?
お店で見たときは大きすぎるとは思わなかったのにな…。
買い替えの際に、以前使っていたテレビよりも少し大きいサイズを買ったため「大きすぎたかな?」と後悔し始めていました。
ですが、人は不思議なことに慣れてしまうんです!
数日間、交換してもらおうかと後悔しながら見ているうちに、慣れてきてしまいました。
むしろ、大きいサイズを買ってよかったな!
大きな画面で好きなテレビ番組や映画、YouTubeを見てゆったり過ごせるひとときは贅沢なおうち時間となりました♪
また、家族や友人とわいわいテレビゲームをするのも大画面だととても見やすい!
そんなある日、友人の息子さんが我が家に来てゲームをしていた時のことです。
テレビが大きくて見づらい!
「こんなに大きい画面で何が見づらいの?!」と思い、その時に調べました。
その子がやっていたのはfpsゲームでした。fpsゲームを本格的にやる場合には“24インチのゲームモニター”が見やすいのだそうです。
なぜ、大画面のテレビより24インチのゲームモニターが良いのか説明していきますね。
fpsゲームを本格的に始めるなら24インチモニター
24インチという画面サイズは、視界をあまり動かさずに全画面を把握できるため、fpsゲームには非常に向いていると言えます。
実際の大会や、fpsのプロゲーマーにも24インチのゲームモニタがー多く使用されていますよ。
fpsゲームは、他のゲームと比べて応答や反応の素早さ、ネット回線のスムーズさが重要なゲームです。
なので、本気でこのゲーム類をやっている方のほとんどは、ネット回線の速度がスムーズなことはもちろんですが、表示遅延が少ないゲームモニターを使用しています。
遅延があることはfpsゲームには、もはやハンデとなります!
テレビ画面でももちろんfpsゲームを楽しむことはできるのですが、あまり大きすぎる画面だと見なければならない範囲が広すぎてやりづらいと言えます。
- 実際の大会やプロゲーマーにも使用されている
- 視界をあまり動かさずに全画面を把握できる
- ネット回線の遅延、表示遅延が少ない
パーティー系ゲームを楽しむには大画面!
大人数で集まってパーティー系ゲームをする場合にはやっぱり大画面がいいですね!
カーゲームで、画面を4分割しての表示だと見えづらくて勝負に負けちゃったなー!
子供から遊ぼうとせがまれて、一緒にやってみたのはいいですが負けっぱなしだとメンツが保てませんね(笑)
「よく見えなかったから…(汗)」と負け惜しみしないためにも、よく見える大画面でのプレイがおすすめです。
また、他のプレイヤーからも見えるので、わいわいアドバイスし合いながらゲームをクリアしていくのも醍醐味ですね。
- 数人で画面分割になっても見やすい
- 他のプレイヤーと協力系のゲームで盛り上がる
テレビとは別にゲームモニターを用意するのが正解
ゲームモニターの良さや必要性、テレビの大画面でも楽しめるゲームの違いがわかりましたね。
そもそもテレビは、放送されている番組やドラマ、アニメ、映画、などをキレイに表示することが目的とされています。
反対にゲームモニターは、ゲームを快適にプレイすることを目的に作られています。
どちらも楽しみたい場合は、用途を変えて使用することがおすすめです!
テレビとゲームモニターの大きな違い3つ
- 反応速度
- 遅延
- リフレッシュレート
テレビとゲームモニターの大きな違いはこちらの3点です。1つずつ見ていきましょう。
反応速度
テレビは反応速度が遅く、ゲームモニターは速いという違いがあります。
テレビは、映像表現の素早さよりも、キレイさを目的としているため反応速度が遅めになっています。
反応速度が遅いと残像が発生し、違和感を感じたりゲーム中のパフォーマンスにも影響を与えたりします。
遅延
入力遅延:キーボードやマウスから入力した情報を処理して、映像の信号がゲームモニターに伝わる時間
反応速度による遅延:信号が伝わってから実際に映像が表示されるまでの時間
この2つの遅延が、ゲームモニターの方がテレビよりも少ない=「ラグが少ない」ということです。
テレビは映像美が求められるため、映像補正処理を行ってから映像が流れています。
その分の時間が入力遅延となり、ラグに直結してきます。
ラグは打ち合いで負ける要因となるため、どれだけラグをなくせるかが重要ですね。
リフレッシュレート
リフレッシュレートは名前の通り、1秒間に何回画面を切り替えられるか?という意味です。
一般的なテレビ | 30~60Hz |
一般的なパソコンのモニター | 60Hz |
ゲームモニター | 120~240Hz |
高級ゲームモニター | 360Hz |
簡単に言うとパラパラ漫画のようなもので、1秒間で30枚のパラパラ漫画よりも、1秒間で120枚のパラパラ漫画の方が滑らかな映像になりますね。
テレビよりも数字が大きいゲームモニターの方が、より滑らかな映像を表現できるということです。
上記3点は、fpsゲームを快適にプレイするにはかなり重要な点となります。
また、ゲームモニターが1台あると、テレビを占領してしまうことがなくなり、他の家族はテレビで好きな番組を見ることができますね。
テレビとは別に、ゲームモニターを用意してみてはいかがでしょうか♪
テレビが大きすぎることでデメリットはある?
パッと思いつくのは「疲れそう」「目が悪くなりそう」ということかな?
我が家が最初にテレビを買い替えることになったのは、実家から持ってきた32インチテレビが壊れてしまったからです。
その時に、少しサイズアップして40インチに買い替えました。
お店では思わなかったけど、このテレビうちには大きすぎたかな?
大型のテレビが主流で、家電量販店の店頭では40インチでも特別大きいようには見えませんよね。
慣れるまでの数日は「大きすぎる…。」と思っていました。
ですが、あっという間に慣れてしまいました(笑)
その数年後には40インチは他の部屋に移動させて、メインを50インチに買い替えることにしました。
こちらも大きすぎることはなく慣れてしまうと快適です!
「疲れそう」「目が悪くなりそう」と心配していましたが、問題なく過ごせているので、デメリットはそう多くないと思いますよ。
むしろ小さいテレビの方が字幕などが見えにくくストレスを感じていたような気がします。
“大きいテレビ”とは具体的に何インチから?
あなたにとって“大きい”とはどれくらいのサイズでしょうか?
40インチで大きいと感じる人もいれば、65インチでも足りないと感じる人もいるでしょう。
50インチに慣れている私の場合だと、55インチ以上は“大きい”と感じました。
自分が普段見慣れているサイズ以上だと、大きいと感じるのでしょうね。
一般的な家庭のリビングは8~10畳なので、50インチ程度が平均的なサイズと言えます。
もちろん感じ方なので個人差はありますね。また、ご自宅の環境などにより異なりますので「うちは40インチよ…(泣)」と落ち込むことはないですよ!
あなたにとって最適なサイズであればそれでOKです♪
大きいテレビのメリット♪
何といっても、小さいテレビでは味わうことが出来ない迫力が最大の魅力ですね。
慣れてしまうと快適以外の何物でもありませんよ!
大きいテレビのデメリットは意外に少ない
絞り出してみましたが、あまり思いつきませんでした(笑)
大画面テレビのデメリットは意外に少ないのですね。
デメリットよりも快適さが勝つ♪
デメリットも挙げられますが、それに勝るメリットと快適さがあります。
私自身は大きすぎて後悔したことはありませんが、どれも「大きすぎる」が故に発生してしまうデメリットですね。
事前にデメリットを把握しておけば後悔は防げるでしょう。
テレビが大きすぎて疲れる場合は適正な距離を取ろう
ここまで「数日で慣れる」とお伝えしてきましたね。
「なかなか慣れない」「疲れる」という場合は、テレビが大きすぎるのではなく、テレビとの距離が適正ではないのかもしれません。
従来のブラウン管テレビは、よく「離れて見なさい!」と言われていましたよね。
ブラウン管テレビを見たことがない場合は、ちびまる子ちゃんのおうちを想像してみてください(笑)あれです!
ブラウン管テレビの場合は、画面の高さの5~7倍が適正な視聴距離なんですよ。
ですが、液晶テレビではそんなに距離を取る必要はありません。
「大きいテレビ=疲れる」ではなく、最も重要なのはテレビとの適正な距離なのです!
常に進化を続けるテレビの画面解像度!
2011年にデジタル放送になってから、より鮮明な映像放送が実現しましたね。
テレビもそれに対応するハイビジョンの商品が続々と開発されてきました。
2022年10月現在は、フルハイビジョン2kがテレビ放送で主流です。
画質 | 画面解像度 | 画素数 |
ハイビジョン | 水平1280×縦720 | 約92万画素 |
フルハイビジョン2k | 水平1920×縦1080 | 約200万画素 |
4k | 水平3840×縦2160 | 約800万画素 |
8k | 水平7680×縦4320 | 約3300万画素 |
「数字を見ても何が何やら…。」と思ったあなた!
単純に言うと、4kはフルハイビジョン2kの4倍の画素数があるということです。
さらに8kは、フルハイビジョン2kの16倍もの解像度があります!
フルハイビジョン2kの液晶テレビでも充分キレイな画質なのに、16倍とは差が大きすぎて想像が付きませんね!
フルハイビジョン2k液晶テレビの適正な距離は?
地デジ放送はフルハイビジョン2kで放送されているため、こちらの距離を見ていきましょう。
サイズ | 画面の横幅 | 画面の高さ | テレビまでの距離 |
32インチ(型) | 約80.8センチ | 約39.8センチ | 約1.2メートル |
40インチ(型) | 約88.6センチ | 約49.8センチ | 約1.5メートル |
50インチ(型) | 約110.7センチ | 約62.3センチ | 約1.9メートル |
55インチ(型) | 約121.8センチ | 約68.5センチ | 約2.1メートル |
60インチ(型) | 約132.8センチ | 約74.7センチ | 約2.2メートル |
65インチ(型) | 約143.9センチ | 約80.9センチ | 約2.4メートル |
フルハイビジョン2k液晶テレビの適正な視聴距離の目安は、画面の高さの約3倍です。
液晶テレビは、高精細な映像のため近くで見ても映像の美しさが損なわれません。
そのため、ブラウン管テレビよりも短い視聴距離で充分なのです。
さらに近くで見られる4kテレビ
2018年12月から始まった4k放送。フルハイビジョン2kの4倍の画素数です。
2020オリンピックの時に、4kで見たらすごい迫力だったんだろうな!
スマホのカメラでも「〇万画素」と書いてありますが、テレビでも一緒です。
細かな点が多い方がさらに色鮮やかで高精細になり、色合いや動きが繊細かつダイナミックに表現されるようになりました。
※4k放送の視聴には、別でチューナーやアンテナが必要です。
サイズ | テレビまでの距離 |
43v型 | 約0.8メートル |
49v型 | 約0.9メートル |
55v型 | 約1.0メートル |
65v型 | 約1.2メートル |
4kテレビの適正な視聴距離の目安は、画面の高さの約1.5倍です。
65v型で、適正な視聴距離が1.2メートルとは驚きですね!
あなたは実際に65インチのテレビを見たことがありますか?家電量販店の店頭で65v型を見てみましたが、かなり大きいです!
50インチのテレビに慣れている私には、65インチは大きすぎて圧巻でした…。
いつか65インチのテレビが置けるお家に住みたいな~!
65インチテレビを見た私の率直な感想としては、「3メートルくらいの距離がないと疲れる」です。
ですが、こちらも使っているといずれ慣れていくのだと思います!
大きな買い物なので自分の目でしっかりと見て決めたいですね。
快適に視聴できる距離は、映像の内容、周囲の環境、個人差、体調などで異なります。
あなたにとって最適な距離で、適切な休憩を取りながらテレビを見てくださいね。
まとめ
- 「大きすぎたかな?」と後悔し始めていても、見ていて具合が悪くなる程大きすぎるテレビでなければ、数日で慣れてしまう
- fpsゲームを本格的にやる場合には、視界をあまり動かさずに全画面を把握できる“24インチのゲームモニター”がおすすめ
- 大人数で集まってパーティー系ゲームをする場合は、大画面テレビが格段に見やすい
- テレビとは別に、ゲームモニターを用意することでテレビを占領することなく、自分もゲームに没頭できる
- 大画面のテレビは「大きすぎる」が故に発生するデメリットがあるが、それに勝るメリットと快適さがあることを理解していれば後悔は防げる
- 「なかなか慣れない」「疲れる」という場合は、テレビが大きすぎるのではなくテレビとの距離が適正ではない可能性がある
- フルハイビジョン2k液晶テレビの適正な視聴距離の目安は画面の高さの約3倍で、50インチテレビでは約1.9メートルが推奨されている
- 快適に視聴できる距離は、映像の内容、周囲の環境、個人差、体調などで異なるため、自分にとって最適な距離での視聴が望ましい
大画面のテレビは憧れであり、大人のステータスを感じられるものではないでしょうか。
「大きすぎたかな?」と後悔しないためにも、あなたの使用目的を確認してみましょう。
適正な距離を保てれば大画面テレビは快適そのものですよ♪
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