小学校の家庭訪問では、先生に渡す手土産を用意した方がいいですか?
小学校の家庭訪問では、先生に渡す手土産を用意する必要はありません!
初めての経験は、どんなことでも多少の不安がありますよね。大切なお子さんのこととなるとより一層のことだと思います。
しかし、あなたが不安や心配を感じていると、お子さんもそれを敏感に感じとってしまいますよ。
この記事では、小学校の家庭訪問の時期や内容、お茶やお菓子を出す必要があるのかを元小学校教員である私が説明します。
小学校の家庭訪問の目的を知ると、手土産が不要な理由もわかりますよ。
家庭訪問の前にこの記事を読めば、あなたの不安が解消され、安心して当日を迎えられますよ。
ケース別の対応方法や、私が実際に経験して嬉しかった対応も紹介しているので参考にしてくださいね。
住む人の第一印象は「玄関の臭い」で決まりますよね。
先生が気持ちよく家庭訪問できるように、掃除をするだけでなく、玄関の臭いも整えると安心ですね。
見た目も可愛いこちらの消臭剤は、臭いの元から消臭する優れものです。
小学校の家庭訪問で手土産の用意は不要!印象に影響なし
我が子が入学して初めての家庭訪問、先生が帰るときに渡す手土産はあったほうが印象がいいのですか?
これから1年間、子どもがお世話になる先生。時間をさいて来てもらうからには、きちんとおもてなしをして、いい関係を築きたいですよね。
初めての小学校、初めての入学、そして初めての家庭訪問。親となって初めてのことには、不安がつきものです。
小学校の家庭訪問では、先生に渡す手土産は用意する必要はありません!
手土産を渡さないと印象が悪くなるかもしれないと心配になりますよね。
もし、同じクラスの保護者たちが手土産を渡していて、自分だけが渡していないとなると、お子さんへの影響も考えてしまいますよね。
しかし、そんな心配はいりません。元教員である私が断言します!
手土産のある、なしでお子さんへの対応や評価は全く変わりません。
もちろん、手土産をいただいたら先生も嬉しい気持ちはあります。ですが、手土産の有無と仕事は全く関係ありません。
私も甘いものが大好きなので、手土産をいただくとやっぱり嬉しさはありましたよ。
正直なところ、1日に何軒も訪問し、それが4、5日続くと、誰から何をもらったかなんて分からなくってしまうことも。
同じように教員をしている友人は「何をいただいたかは覚えているけど、誰からなのかは忘れる」と話していました。
手土産の有無について、先生は全く重要視していないので安心してくださいね。
家庭訪問で大事なのは、お子さんについてしっかりと話すことです。
家庭訪問は先生と一緒にお子さんのことを話し、情報共有できる絶好の機会ですよ♪
手土産以外にも、お茶やお菓子は出すべきなのか、どこで話すのか、どんな話をするのかなど、気になることがたくさんありますよね。
これから、元小学校教員である私が、家庭訪問の目的や内容について詳しく解説していきます。
実際に保護者にしていただいて嬉しかった対応も教員目線で紹介しますよ。
この記事を読めば、手土産の有無についてだけでなく、家庭訪問のいろいろな悩みも少しは解決できるのではないでしょうか。
家庭訪問についての理解を深め、不安を感じることなく当日を迎えられるように準備をしましょう!
小学校の家庭訪問でお茶やお菓子は出す?4ケースを紹介
手土産は用意しなくてもいいってわかったけど、お茶やお菓子は出した方がいいのかな?
小学校の家庭訪問で先生にお茶やお茶菓子を出すべきかどうかについてですが、明確なきまりはありません。
地域や小学校によっても差があり、人によってもさまざまな考え方があります。
そのため、保護者であるあなたがベストだと思う対応でOKなのです。
家庭訪問の目的は家の位置と生活の様子の把握のためです。
そして、家庭訪問の所要時間は約10分。短いところだと5分という小学校もあります。
ひと昔前のように、先生とお母さんが居間でお茶やお菓子をいただきながらゆっくりと話をしてしまうと、迷惑になってしまうこともあるのです。
とはいいつつも、実際にどのようにしていることが多いのか、私の経験や教員をしている友人に聞いた話をもとに4つのケースを紹介します。
元教員の私が経験した4つの対応ケースを紹介!
私が経験した4つのケースというのは以下の通りです。
- お茶もお菓子も出さない
- お茶もお菓子も出す
- お茶だけ出す
- お茶もお菓子も出して手付かずのお菓子を渡す
どのケースで対応しても問題はありませんのでご安心ください。どの対応であっても不快に感じることは全くありませんでしたよ。
教員をしている友人たちに聞いても、同じように言っていました!
お茶もお菓子も出さない
玄関先での家庭訪問ではお茶もお菓子も出さないというケースがほとんどです。特に都心部では玄関先での訪問が圧倒的に多いようです。
玄関先で家庭訪問がおこなわれる場合は、滞在時間も5分程度と短くなります。
玄関先で家庭訪問をおこなう背景には、保護者と教員の負担軽減があります。
また、2020年、2021年、2022年と新型コロナウイルスの流行を経たことにより、簡素化される傾向も強まっています。
お便りで事前に「お茶やお茶菓子不要です」とお知らせしてくれる学校も増えていますよ。
このような場合には、無理してお茶やお茶菓子を用意しないようにしましょう。
お茶やお菓子が出してもらえないからといって、あなたのことを失礼だとは全く思いません。家庭訪問も先生の仕事の1つですから。
教員仲間でもある私の友人は、もともとトイレが近いことから、「何も出されない方がかえってありがたい!」と言っていましたよ。
お茶やお茶菓子を出さなくても、先生からの印象は全く悪くならないので安心してくださいね。
お茶もお菓子も出す
玄関先ではなく、家の中まで上がる場合には、お茶とお菓子を準備しておくと安心です。
簡素化している傾向が強まっていると言いつつも、まだまだ先生が家の中に上がって話すという地域や学校もたくさんあります。
家庭訪問のおこなわれる場所が玄関先なのか、家の中なのかわからない場合も、念のため用意しておくと安心です。
仕事で伺うとはいえ、もてなそうとしてくださる気持ちは、やはり嬉しいものです。
お茶もお菓子も出す場合は、準備で先生を待たせることがないように、事前に準備をしておきましょう。
家庭訪問は限られた短い時間の中でおこなわれるので、必要以上に待たせてしまうと、先生も困ってしまうのです。
私も過去にお茶とお菓子の用意で3分ほど待ったことがあります。
「3分」と聞くと短いかもしれませんが、設定されている時間が10分程度なので、お話できる時間が短くなってしまいますよね。
わざわざ用意してくださるというお気持ちはありがたいのですが、その後にも予定が詰まっているので、少し焦りましたね。
保護者とたくさん話したいと思っているので、さっと用意してくださると助かります。
お茶だけ出す
お茶だけ出すというケースもあります。そもそも、先生はお菓子には手をつけないことがほとんどです。
私はどの家庭でもお茶はいただいても、お菓子には手をつけないようにしていました。
理由は、どの家庭にも公平に接するためです。お菓子を食べたり、食べなかったりすると不安に思う保護者や子どももいますよね。
〇〇くんのお宅はお菓子を食べたと聞いたのに、どうしてウチでは食べてもらえなかったわ。せっかく用意したのに…。
このように感じてしまう保護者もいるはずです。
誰かが嫌な思いをしたり、誤解したりしないように、どのご家庭でもお菓子には手をつけないようにしていましたよ。
1度だけ例外があり、お子さんと手作りされたというお菓子を出してもらった際には、その場でいただきました。
お茶を飲む、飲まないというのも、先生によって対応はまちまちです。
話の終わり頃、席を立つ前に飲んだり、話始めの方で飲んだり、全く口をつけなかったり…。
私は話の終わり頃に少し頂いてから席を立つようにしていましたね。
お茶もお菓子も出して手付かずのお菓子を渡す
お茶もお菓子も出し、手付かずのお菓子を包んで先生に渡すというケースもあります。
私が家庭訪問をした際に1番多かったケースはこちらです。
私が勤務していた小学校はわりと田舎のほうにあったからか、お茶もお菓子も出されることが多かったです。
先ほど説明したように、私はお菓子には手をつけないようにしていたので、帰り際に包んで渡してくださいました。
「お子さんと食べてください」と一度はお断りするようにしていました。
しかし、それでも渡してくださる保護者が多かったので、お気持ちとしていただくようにしましたよ。
保護者の方も、家庭訪問のためにわざわざ用意してくださっているのですから、無理に断るのも失礼だと感じたからです。
中には、全て受け取らないと決めている先生もいます。
先生によって、考え方は違うので、受け取ってもらえても、もらえなくても、気にしないでくださいね。
お菓子をいただいてもいただかなくても、教育には全く影響はありませんので、安心してくださいね。
住む人の第一印象は「玄関の臭い」で決まりますよね。
先生が気持ちよく家庭訪問できるように、掃除をするだけでなく、玄関の臭いも整えると安心ですね。
見た目も可愛いこちらの消臭剤は、臭いの元から消臭する優れものです。
コーヒーとお茶のどちらを出すと喜ばれるの?
「お茶」と言っても、コーヒーとお茶、どちらを出すのがいいのかしら…?
特にきまりはありませんが、お茶を出すことをおすすめします。理由は以下の3つによります。
- コーヒーは好き嫌いが分かれやすい
- コーヒーだとミルクや砂糖など用意するものも増える
- コーヒーの利尿作用でトイレが近くなってしまう
お茶だとそこまで好みが分かれず、誰にとっても飲みやすいですよね。
コーヒー好きと事前にわかっているとき以外はお茶を出すのがおすすめですよ。
また、寒い日以外は冷たいお茶を出してもらえると嬉しいですね。
家庭訪問を実施する4〜5月あたりは気温が高めの日が多い上に、先生はスーツなどを着てまわることがほとんどです。
自転車や徒歩でまわる先生はもちろんのこと、車でまわっていても、暑く感じることが多いのです。
私は車でまわっていましたが、家に入ったり出たりを繰り返すので、毎年暑いなと感じていました。
同僚の男性教員は、毎回汗だくになりながら学校に戻って来ていましたよ。
雨が降っている日や、特別に気温の低い日以外は冷たいお茶の方が喜ばれると思いますよ。
実録!私が家庭訪問中に嬉しいと感じた対応を紹介♪
実際に教員の私が家庭訪問をしていた中で嬉しかった対応を紹介します。
私個人の考えにはなりますが、少しでも参考にしてもらえると嬉しいです。
帰り際に小さめのペットボトルのお茶を手土産に
家庭訪問中はお茶もお菓子も出されなかったのですが、帰り際に小さめのペットボトルのお茶とちょこっとしたお菓子をいただき、ありがたかったですよ。
200mlくらいの飲みきりサイズのお茶で、持ち歩いても不便にならない大きさのものです。
たくさんのご家庭をまわってお茶をいただいていると、トイレも近くなってしまうのです。
しかし、スケジュールによっては、トイレに寄る余裕もないのです。
きっと渡してくださった保護者の方は、そういう背景も想像して準備してくださったのでしょう。
サイズ感もちょうどよく、好きなタイミングでいただけるので、嬉しかったですよ。
お茶と一緒に冷たいおしぼりを出していただいた
気温が高い日にスーツを着て何軒も家庭訪問をしていると、本当に暑いのです。
そんな時に、お茶と一緒に出していただいた冷たいおしぼりは嬉しかったです。
メイクが崩れるので、顔をゴシゴシ、というわけにはいかないですが、手と手首を拭くだけでも、火照りが軽減されました。
ひんやりとしたおしぼりで身も心も潤い、小さな気遣いにほっこり。気温が高いなと感じる日におすすめしたい対応ですね。
気持ちもリフレッシュできて、とてもありがたかったです。
子どもが家の前で待っていて案内してくれた
子どもが家の前や家の近くで待っていて案内してくれると、迷いなく家にたどり着けるので嬉しかったですよ。
先生は、家庭訪問をする前に、子どもの家を地図に書き込んだり、Googleマップで調べたりして、位置を把握するようにしています。
私も毎年、地図に書き込んで事前に把握するようにしていました。初めての土地では、事前にまわってみて予習もしていましたよ。
事前に把握していても、初めて訪れる家なので、本当に合っているのかと不安がありますし、迷ってしまうと話をする時間が減ってしまいます。
お家の前やお家の近くで子どもが待っていて案内をしてくれた時には、迷わずにインターフォンを押すことができるのでありがたかったですね。
家庭訪問が終わった後、次の子の家を案内してくれる子もいました。
1軒の訪問ならまだしも、1日に何軒もまわるので、ちょっとした案内がとても助かりましたよ。
事前に話したいことを考えてくれていた
1番嬉しいのは、お茶やお菓子よりも短時間でいろんな話ができることです。
保護者としっかりとコミュニケーションがとれ、和やかな雰囲気で子どものことについて話ができるのが1番ありがたいですね。
そのため、事前に伝えておきたいことを考えてもらえると、話もスムーズに進むで助かります。
担任の先生も、入学して間もないあなたのお子さんのことを知ろうと一生懸命になっている時期です。
特に、前年度の情報がほとんどない1年生については、しっかりとお話を聞きたいと思っていました。
しばらく考え込まれると、時間の経過も気になってしまいます。
必ず伝えておきたいことは事前に考えておくと、すぐに話せてお互いに安心できますね。
小学校の家庭訪問の時期や内容は?元教員が詳しく説明!
小学校の家庭訪問の時期は、入学してから1ヶ月以内がほとんどです。
私が勤務した小学校はどこでも、どの学年でもGW前に実施していましたよ。
小学校の家庭訪問は4月下旬から5月上旬の時期にあることが多いのです。
事前に家庭訪問のお知らせとともに、希望日や希望時間を調査してくれるので、可能な限りあなたの都合に合わせてくれますよ。
先生はクラス全員の希望調査をもとに日程と時間を調整します。
家庭訪問期間は4〜5日ほどあり、その期間中は午前授業になることがほとんどです。
子どもたちは、基本的に給食を食べたら家に帰ってくることになります。
クラスの子どもたちは早く家に帰ってたくさん遊べる!と言って喜んでいましたよ。
家庭訪問の目的は家の位置と生活の様子の把握のため
どうして入学してすぐにあるのかな?遅い時期にあったほうが、先生も話すことたくさんありそうなのに…。
家庭訪問の目的は、家の位置と生活の様子の把握のためなので、できるだけ早い時期におこなった方がいいのですよ。
入学して間もない時期に家庭訪問をすると、先生だって子どものことをまだよく知らないと感じますよね。
実際に入学して2、3週間ほどの子どもたちのは、まだクラスの友達や担任の先生の様子を伺っている時期です。
特に、1年生は新しい環境に慣れている真っ最中です。それぞれの個性がしっかりと見えてくるのは1学期の終わり頃からでしたよ。
まだまだ、子どもが学校に慣れていない時期に家庭訪問を実施するのには、理由があります。
入学してすぐに家庭訪問がおこなわれる理由は、家庭訪問の目的が大きく関係しています。家庭訪問の目的は以下の2つです。
- 子どもの家の位置と通学路の把握
- 家庭での生活の様子の把握
どちらも、先生にとってなるべく早い時期に把握したい内容なのです。もう少し詳しく解説しますね。
子どもの家の位置と通学路の把握
先生は、非常時に備えて子どもの家の位置を確認し、併せて周囲の交通状況や安全面を把握しています。
小学校での怪我や、自然災害が起きた時などの緊急事態の際に、家族と連絡が取れない場合には、先生が子どもたちを家まで送ることがあります。
私も大雨が降って小学校の周辺が冠水した際に、子どもたちを家まで送り届けた経験があります。
また、小学校周辺で不審者が出没した時などにも、家まで送り届けることがあります。
他にも、学校から子どもの家までの通学路に、気をつけるべき危ないところはないかの確認もおこなっています。
家庭での生活の様子の把握
家庭訪問は、家庭と学校の連携のためにもおこなわれています。
文部科学省の「人権教育の指導方法等の在り方について[第三次とりまとめ]実践編」では、「家庭訪問などを通じ、児童生徒の家庭や地域での生活実態と生活実感を把握しておく」と明記されています。
入学式の時に担任の先生が誰なのかは、あなたも知ることができたはずです。
しかし、先生と1対1で話をする時間はなかなか取れなかったのではないでしょうか。
先生も、あなたと同じです。入学式でたくさんの保護者の前で挨拶をしても、1人1人の保護者と話をする機会はほとんどありません。
誰がどの子の保護者なのかが全くわからない状態なのです。
幼稚園や保育園に通っているときは、お迎えのときや連絡帳などを通して、担任の先生とのやり取りがありましたよね。
小学校では、子どもを通してやり取りをすることが増え、担任の先生と保護者が直接やり取りをすることがぐっと減ります。
誰がどの子の保護者なのかわからない状態だと、コミュニケーションがスムーズに取りにくいのです。
例えば、お子さんが体調不良や怪我などでお迎えに行ったときに、誰の保護者なのか分からずに対応が遅れてしまう可能性がありますよ。
1対1でお話をして、誰がどの子の保護者なのかを知ることで、何かあった時に話しやすくなるのです。
家庭訪問でどの子の保護者かわかった状態でコミュニケーションをとることで、子どもの生活の様子も、より把握しやすくなります。
あなたも担任の先生がどんな先生なのかを知ることができると、安心しませんか?
私が勤めていた2020年、2021年とコロナウイルス感染症対策で家庭訪問が中止され、保護者と1対1で話す機会がありませんでした。
年度初めに直接お話をしていないことから、子ども理解や、家庭の様子の把握が難しいなと感じました。
きっと保護者も同じことを感じていたと思います。
事前に1対1でお話をしたことがあると、何かあった時にお互いが気軽に相談しやすいですよね。
家庭訪問で先生が家にいる時間は約10分と短い!
小学校の家庭訪問で、先生が家に滞在する時間は5〜15分です。
先生たちは1日に平均して7〜8軒の家をまわります。多い時には10軒以上まわることもありますよ。
それぞれの家の間の移動時間も含まれているので、1軒あたりの滞在時間はとても短くなってしまいます。
私も家庭訪問の際にはいつも、家に滞在する時間を10分、移動時間を5分と考えていました。
また、家庭訪問の時間帯のコマ割りは、多くの場合、それぞれの学校内で統一されています。
その理由は、兄弟間で時間のズレがないようにするためです。
保護者の負担軽減のためにも、兄弟がいる場合は、できるだけ同じ日になるように担任の教師間で話し合って日程と時間を組みます。
そのため、コマ割りは学校内で統一されていることが多いのですよ。
家庭訪問で話す内容とは?学校の様子は聞けるの?
家庭訪問では、家庭での様子を聞くことがほとんどです。
家庭訪問がおこなわれる時期は、新年度のはじめなので、学校の様子を伝えるというよりは、家庭での様子を知るという内容で話を進めています。
元小学校教員の私は以下のようにして話を進めていましたよ。
- 学校の様子を簡単に伝える
- 学校生活で気をつけてほしいことや困っていることを聞く
- 習い事や得意なことなど家庭での様子を聞く
まずは、学校での様子を伝えてアイスブレイクをしていました。
今どんなことを学習しているかや、休み時間の様子などを伝えるようにしていました。
その後に、アレルギーや体のこと、子どもの苦手なことなど、学校生活で気をつけてほしいことを聞いていました。
子どもの体調に関わるアレルギーや子どもの苦手なことは、担任の先生が必ず知っておきたいことですし、伝えると注意して対応してくれますよ。
入学してすぐの子どもたちは、新しい環境に慣れることに必死で多少無理をしていることが多いのです。
新しい環境で、子どもが苦手なことや気をつけてほしいことを自分で担任の先生に伝えるのはより難しく、我慢してしまうことがあります。
気をつけてほしいことはしっかりと先生に伝えしょう。担任の先生と情報共有することで、学校生活でも配慮してもらえますよ。
あらかじめ気をつけてほしいことを教えてもらうことで、先生も安心してお子さんと関われますよ。
時間に余裕があれば、さらに習い事や得意なことなど、子どものことをより深く知ることができる内容を聞くようにしていましたよ。
家庭訪問で保護者と情報共有をし、同じ方向を向いて教育ができるようにしよう!といつも心がけていました。
まとめ
- 小学校の家庭訪問では、先生に渡す手土産は用意しなくても印象は悪くならない
- 家庭訪問での対応は、お茶だけ出す、お茶もお菓子も出して手付かずのお菓子を手土産に渡すなど、4つのケースがある
- 先生が1番嬉しいのは、家庭訪問の短い時間の中で子どもについていろいろな話ができること
- 小学校の家庭訪問の主な目的は子どもの家の位置と生活の様子を把握すること
- 小学校の家庭訪問は入学してから1ヶ月以内におこなわれることがほとんど
- 先生は非常時に備えて子どもの家の位置や周囲の交通状況、安全面を把握している
- 先生は家庭訪問で保護者とコミュニケーションをとりながら、子どもの様子を把握している
- 家庭訪問での滞在時間は約10分と短く、話す内容は家庭での様子を聞くことが多い
小学校の家庭訪問では、手土産を渡さなくても印象に影響はありません。
手土産やお茶の心配をするよりも、円滑に話ができるように、話す内容を考えておきましょうね。
初めての家庭訪問、あなたと担任の先生がお子さんのことについて、たくさん情報共有できることを願っています。
住む人の第一印象は「玄関の臭い」で決まりますよね。
先生が気持ちよく家庭訪問できるように、掃除をするだけでなく、玄関の臭いも整えると安心ですね。
見た目も可愛いこちらの消臭剤は、臭いの元から消臭する優れものです。
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