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ストーブ片付け時の空焚きは初心者でも簡単!手順を画像付きで解説♪

お役立ち情報
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暖かくなり、ストーブの役目が終ったり、引っ越したりする前はストーブを空焚きして片付けましょう。

初心者の私が実際にストーブの空焚きをして片付けたので、画像付きで解説します。

ストーブの空焚きは1時間弱くらいで終わりますし、準備するものもポンプや雑巾だけなのですぐに始められますよ。

「ストーブの空焚きって何?」と思う空焚き初心者のあなたにも、わかりやすく、解説していきますよ。

正しい片付け方を知らずに、大切なストーブが故障などで次のシーズンに使えなくなるのは絶対に避けたいですよね。

来シーズンもきれいなストーブで気持ちよく冬を越せるように、あなたをしっかりとサポートしますよ♪ぜひ最後まで読んでくださいね。    

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ストーブを片付ける時の空焚きの方法を画像付きで解説

「そもそも空焚きってなに?」「なんのためにするの?」という疑問からお答えしていきます。空焚きとは、簡単に言えばストーブを長持ちさせるために行う作業です。

新米主婦
新米主婦

ストーブを片付ける時ってどうしたら良いのかしら?

ストーブ先生
ストーブ先生

ストーブを片付けるときに大切なのは2つ。「灯油を抜くこと」と「空焚き」をして芯のクリーニングをすることですよ!

1シーズン活躍したストーブの芯には灯油に含まれるタールなどの不純物がたくさん浸み込んでいます。

不純物がついたままストーブを来シーズンに持ち越すと、不純物で芯が硬くなり様々なトラブルを引き起こす原因になります。

不純物の染み込んだ芯の灯油を燃やしきることで芯をクリーニングする作業を「空焚き」と呼ぶんですね。

初心者でも簡単にできる空焚きの方法を画像付きで説明します。空焚きは全部で7工程、40分くらいで完了しますよ。

私が実際に空焚きをやってみましたが、思っていた以上に簡単でした。時間もほったらかしの時間があるので実際はもっと早く感じますよ。

芯をそのままにしておくことのデメリットとしては、火力が落ちたり、芯を交換しなくてはならなくなったり、悪臭がしたりなど。

要するに、面倒くさいトラブルの原因になるということです。

来シーズンも安全に石油ストーブを使用するため、正しい方法で片付けましょう。                                    

空焚きの手順を画像付きで解説♪所要時間は約40分!

実際に私も空焚きに初挑戦してみましたので、画像もつけて解説をしていきますね!初心者の私でも簡単にできました。

用意するものは私の場合、雑巾だけでした。まずは空焚きの手順です。

空焚きの手順

  1. 灯油カートリッジに入っている灯油を使い切るか、取り除いておく
  2. 灯油カートリッジを本体から取り出す
  3. ストーブ本体のタンクから灯油をポンプなどで抜き取る(取り出しづらい場合はストーブ本体を傾けると取り出しやすくなる)
カートリッジを抜くと本体のタンクに灯油が残っている

私は灯油の量が少なかったので、ポンプの代わりに雑巾で代用しました。少量の灯油を雑巾で拭き上げました。

  1. 空になった灯油カートリッジを本体タンクに戻す

(カートリッジを本体タンクにもどさないと点火しない)

  1. つまみを目いっぱい回し、ストーブを点火し、灯油がなくなり火力が弱くなるのを待つ

芯だけが燃えている状態

本体のタンクが空に見えてもストーブ本体には若干、灯油が残っているので少しの間、燃焼する。火が付かなければ燃焼筒を持ち上げライターで点火する。

  1. 火が小さくなるまで放置する
  2. 自然に消化したら完了

※消化してもすぐに消化位置までダイヤルは下ろさないようにしてください。

空焚きの所要時間

私の場合、手順1~4の空焚きの準備に10分くらい。手順5~7の空焚きに30分くらいでサクッと終わりました。

灯油がカートリッジにたくさん入っている場合は、使い切る時間をプラスしてくださいね。

私は灯油を抜いた状態で空焚きをしたので、全行程を1時間以内で終えることができました。

やってみた感想としてはとっても簡単!ということと、想像以上に芯がきれいになったなという印象です。

空焚き前
空焚き後

慣れれば、衣替えや部屋の片づけなど、片手間ですることができますよ♪

空焚きをしないと、もう気持ち悪くてストーブを片付けられない…ときっとあなたも思うようになりますよ。

空焚きをするタイミングは年に1回が目安

ストーブの空焚きをする頻度は年に1回を目安にしてください。

やりすぎると芯が消耗してしまいますので注意が必要です。

空焚きをするタイミングは主に以下の4つです。

  • 暖かくなってストーブを終うとき
ストーブ先生
ストーブ先生

ストーブがそろそろ要らないかなと思ったときには、灯油を抜いて必ず空焚きをして来年に備えましょう。

  • 引っ越しをするとき
ストーブ先生
ストーブ先生

引っ越しをする際には時間を見つけて空焚きをしておくと良いですよ。

灯油が残っているストーブは引っ越し業者が運んでくれません。灯油は火薬類という分類に当てはまり、他の荷物に損害を与える可能性があるとみなされるためです。

  • 火力が弱くなってきたとき
  • 悪臭が続いているとき

匂いや煙に関しては、ストーブ自体の故障や灯油の劣化などの原因で起きる場合もあるので注意してくださいね。

空焚きをする時には喚起に注意しよう!

空焚きを室内で行う際には必ず窓を開けたり、換気扇を回して喚起をしましょう。

屋外でするときには、風のない場所を選んでくださいね。

締め切った屋内で喚起をしないままストーブを使用すると、酸素不足で不完全燃焼を引き起こし重大な事故につながる可能性があるためです。

換気をしない室内で暖房器具を使うと

石油ストーブ、ガスストーブ、ファンヒーターなどいわゆる開放型暖房器具は、室内の空気(酸素)を使って燃焼し、排気ガスを室内に出す仕組みになっています。換気をしないでこれらの暖房器具を使用し続けると、室内空気が汚染されるだけでなく、室内の酸素濃度が低下してくると不完全燃焼が進み、一酸化炭素が急激に増加し、中毒を引き起こします。

引用 東京都多摩立川保健所

ストーブなどの暖房器具を使うときは、定期的に室内の空気を入れ換えましょう。

1時間に1回のペースで5分間程度窓を開けたり、換気扇をまめに回すなどしてこまめな換気を行ってくださいね。

換気のポイントは空気の出入り口ができるだけ対角線になるように2か所以上作ることです。

換気扇→窓、窓→窓など空気の通り道を意識してくださいね。

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ストーブを片付ける時には灯油を使い切ろう

ストーブを片付けるときに、余った灯油を「もったいないから来年も使おう」と考えるのは危険です。

灯油は劣化が早く、持ち越し灯油を使用すると燃焼不良やストーブの故障にもつながるからです。

1番シンプルで簡単な方法はシーズン中に灯油を使い切ること!です。

少しだけ残った灯油は片付けるときに空焚きをしてしまいましょうね。

灯油は高いので、余るとお金ももったいないですよね。

灯油を余らせないためには、少し暖かくなってきた頃から、ある程度の計画性をもって灯油を購入することです。

灯油がたくさん余ってしまった時の正しい処理方法

新米主婦
新米主婦

灯油がたくさん余ってしまったけど、どこに捨てればよいのかしら?

余ってしまった灯油は引き取ってもいましょう!引き取ってくれる場所を3つ紹介します。

  1. ガソリンスタンド
  2. ホームセンター
  3. 不用品回収業者

灯油がたくさん余ったときはガソリンスタンドやホームセンターや不用品回収業者に引き取ってもらいましょう。

ガソリンスタンドやホームセンターに灯油を持ち込むときには、事前に回収しているかどうか、費用はどれくらいかかるのかなどを確認してから行くようにしましょう。

不用品回収業者も同様にリサーチしてから、見積もりをとったうえで依頼してくださいね。

もしあなたが車の運転をしないようでしたら、不用品回収業者頼めば重い灯油を自宅まで回収に来てくれるので助かりますね。

灯油がたくさん余ってしまった時の間違った処理方法

灯油は国の基準では特別産業廃棄物に指定されています。「人の健康や生活環境に被害を与える可能性のある廃棄物」という位置づけです。

誰にも気づかれないからという理由で以下のような処分をすると、最悪の場合、多額の賠償金を請求されたり、生態系を壊すことにつながるので気をつけましょう!

灯油の処理方法で絶対にやってはいけないことは以下の4つです。

  1. 食用油で使う凝固剤で固めて可燃ごみに出す
  2. 燃やす
  3. トイレなどの下水や川に流す
  4. 土に埋める

凝固剤で固めたり、燃やしたりするのは危険です。

凝固剤は熱い油に投入して固めますよね。灯油は食用油に比べて引火点が低いため、温めたり、燃やしたりすると火事になる危険性があります。絶対にやめましょう。

またトイレや川に流すのも絶対にしてはいけません。

下水管の中で灯油が気化して爆発することもあり、損害賠償を請求される可能性もあるのです。

川に流せば川が汚染され、土に埋めれば土壌汚染になり、生態系を壊してしまいます。

ストーブを片付けるときは、灯油の扱いにも十分注意しましょう。

ストーブを片付ける時期は4月半ばくらいが目安♪

ストーブを片付ける時期は4月の半ばくらいと考える人が多いそうですよ。

ほとんどの人は外の気温が15℃、室内温度が20℃を超えると暖房はもう要らないと感じるようです。

逆に外の気温が12℃、室内温度が18℃を下回ると暖房が必要と感じる人が多いようです。

4月後半にはストーブが要らなくなり、11月後半にはストーブが恋しくなる時期が到来という感じですね。

ストーブを片付けるときに、灯油を残すとなにかと面倒ですよね。

灯油を残したくないというあなたは、少し早めの4月半ばにはエアコンや電気ストーブに切り替えるなどの工夫で灯油を残さずにすみますよ♪

ストーブを終うときには、片付ける時期にも意識を向けると良いですね。

まとめ

  • ストーブを片付けるときには空焚きをしてから終うことが大切
  • 空焚きとはストーブの芯に含まれる不純物をクリーニングする作業のことをいう
  • 空焚きをする頻度は年に1回が目安
  • 空焚きは手順通りにすれば初心者でも簡単
  • 空焚きの所要時間は灯油を抜いた状態で1時間ほど
  • 空焚きをするときの注意点は喚起を十分にすること
  • 灯油を引き取ってもらうには、ガソリンスタンドやホームセンターや不用品回収業者に依頼する
  • 灯油を凝固剤で固めたり燃やしたり、下水や川に流したり、土に埋めるのは絶対にしてはいけない処分方法である
  • ストーブを片付ける時期は4月半ばくらいが目安

初心者でも正しい手順で行えば、空焚きは簡単に行うことができます。

ゴールデンウィーク前の暖かい季節には是非、衣替えと一緒にストーブの片付けをやってみてくだいね♪

喚起に注意をして安全におこなえば、来シーズンも気持ちよくストーブを使うことができますね!

トヨトミの対流型石油ストーブKS-67Hはオシャレなデザインでしっかりとお部屋を暖めてくれるおすすめの1台です。

お部屋を柔らかく素早く暖めてくれますよ♪耐震自動消火機能や灯油がこぼれにくい構造など、安全性もばっちりです!

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