最近、首や肩がこっていて勉強に集中できないなぁ。
そんなお悩みをお持ちのあなた!その原因は、姿勢の悪さかもしれませんよ。
姿勢が悪くなると、悩める中学生さんのように首と肩がこる、または腰痛などの体の不調に悩まされてしまい、日常生活に支障が出る可能性があります。
そういえば息子の猫背が気になるわ…このまま勉強に集中できなかったらどうしましょう!
安心してください。かんたんなトレーニングやストレッチといった方法で姿勢を良くすることができますよ♪
この記事では姿勢を良くするのに効果的な方法とそのメリットなどをご紹介します。
楽しい中学校生活を送るためにも、いまから姿勢を良くする方法を実践してみましょう!
姿勢を良くする方法は成長期の中学生に知ってほしい!
お母さんから猫背をよく注意されるけど、猫背だとどうなるのかな?
姿勢は自分で手軽に確認できるものではないので、意識しづらいですよね。
まずは成長期の中学生時代に猫背になるとどのような影響があるのか、一緒にみていきましょう!
成長期の中学生が猫背になるとどうなるのか?
身長と体重が増え、どんどん大人の体格に近づいていく中学生の頃に猫背になっていると、体や骨格にゆがみが生じやすくなります。
体や骨格がゆがんだときに出る代表的な症状は、首と肩のこりや腰痛です。
スマートフォンが普及し始めてからは、本来はゆるいカーブしているはずの首の骨がまっすぐになってしまうストレートネックという症状も出てきています。
私も以前、後頭部のしびれが数日間おさまらず、心配になって病院に行ったところストレートネックが原因だったことがありました。
その時のレントゲン写真がなくて残念なのですが、本当に首の骨がまっすぐになっていたので驚きました。
また、胸の筋肉がこって縮こまってしまうことで肩が内側に巻いてしまう巻き肩という症状も出てきていますね。
近年では中学生でもスマートフォンやPCを使う機会が多々あるため、より体がゆがみやすい環境になっています。
からだを健やかに保つためにも、姿勢を良くする方法を知って猫背を改善しましょう!
悪い姿勢の代表格は背中が丸くなっている猫背
悪い姿勢として代表的になっているのが猫背です。
猫背とはその名の通り、猫のように背中が丸く縮こまっている姿勢を指す言葉です。
あなたが猫背かどうか、簡単にチェックできる方法があるのでご紹介しますね。
- 壁を背にして立ち、両足のかかとを壁にくっつける
- リラックスした自然な状態で、頭と背中、おしりが壁に触れているかどうかを確認
上記チェックで、頭、背中、おしりが壁について安定している場合は猫背ではありません!
頭と背中が壁につかず、おしりだけが壁につく場合は猫背になっている可能性があります。
また、体が前に倒れそうになる、もしくはあごが上がってしまうという場合も猫背になっている可能性が高いですね。
私もチェックしてみましたが、頭、背中、おしりは壁についたものの、少しだけ前に倒れそうになる感覚がありました。
僕は頭と背中が壁につかなかったから、猫背みたいだなー。
おすすめのトレーニングとストレッチをご紹介♪
ここでは私が実際にやってみて、姿勢を良くする効果があったトレーニングとストレッチをご紹介します。
トレーニングというと、つらい運動のようなイメージがありますが、まったくそんな内容ではないので安心してくださいね。
私は朝起きた時にトレーニング、夜寝る前はストレッチを各6分ほどしかしていませんが、それでも効果がありました。
朝と夜にちょっと時間を割くだけで済むので、毎日続けやすいと思います。
たった1回やるだけでも体が軽くなるので、ぜひ試してみてくださいね♪
朝のトレーニング
私はいつも「のがちゃんねる」というYouTubeチャンネルの動画を見ながらトレーニングしています。
6種類のトレーニングを40秒ずつ行い、最後はストレッチをして終了です。
1つのトレーニングが終わると5秒間お休みがあるので、落ち着いて進められますよ。
このトレーニングにどのような効果があるのか説明しながら進んでいくので、きちんと目的意識を持てるのもいいところです。
私は特に、最初の両手を組んで交互にひじをおろすトレーニングが好きで、朝起きたとき以外にも肩がガチガチだなーと感じたときにやっていますよ。
姿勢を良くするだけではなく、背中全体がすっきりしたり腕が細くなったりと、いいことづくめなトレーニングですね。
余談ですが、動画に映っている「のがちゃん」の後ろ姿が完ぺきすぎるので目の保養にもなります(笑)
夜寝る前のストレッチ
夜寝る前のストレッチも「のがちゃんねる」の動画を見ながら行っています。
私が初めてこのストレッチして寝たときは、たった1回なのに巻き肩が解消され、背中全体がベッドにちゃんとくっついている!と感動しました。
11種類のストレッチを30秒ずつ行いますが、ストレッチとストレッチの間には休み時間がありません。
そのため、あらかじめ大体の動きを覚えておいた方が落ち着いてできると思います。
11種類と聞くと多く感じるかもしれませんが、どれもとても簡単な動きなのですぐに覚えられますよ♪
私が特に好きなストレッチは、2、3番目の首の側面を伸ばすストレッチです。
私は寝ているときに歯を食いしばっているようで、朝起きるとあごが痛くなっているのが悩みだったのですが、このストレッチを始めてから解消しました!
2、3番目のストレッチをするとあごがゆるむ感覚があるので、歯の食いしばりにも効果があったのだと思います。
ちなみに音声だとわかりにくいのですが、3番目のストレッチでは斜角筋、5番目のストレッチでは胸鎖乳突筋と言っていますよ。
巻き肩を解消するストレッチもあるので、続けていくうちに姿勢が自然に良くなり、猫背が改善されていきます。
ご紹介したトレーニングとストレッチは、部活に勉強、プライベートと忙しい中学生のあなたでも気軽に続けられる方法だと思うので、ぜひ活用してくださいね。
姿勢を良くすると得られるメリットは5つ!
姿勢って絶対に良くしないといけないのかな?
そんな風に疑問に思うこともありますよね。私もどちらかというと、姿勢が悪いからといって人生終わるわけじゃないし…と軽く考えていました。
でも、実際に姿勢を良くするとメリットがたくさんあったのです!
ここでは姿勢を良くすることのメリットを5つご紹介しますね。
アップすることがたくさんありますね♪それでは1つずつ詳細を見ていきましょう。
首と肩のこりや腰痛などの体の不調が改善する
姿勢を良くすると、首と肩のこりや腰痛などの体の不調が改善します。
私が姿勢を良くする方法を実践してみて、最初に感じたメリットがこれでした。
姿勢が首や肩、腰に影響する理由としては、頭が本来の位置にないことが原因です。
頭は人間の体の中でも重い部位といわれており、体重の約10%を占めているそうです。
その重たい頭が体の真上ではなく肩より前に出てくると、背中を後ろに引いて猫背にすることでバランスをとろうとします。
この状態が体にとって負担になるため、首と肩のこりや、腰痛につながってしまうのです。
姿勢を良くすると頭を正しい位置に戻すことができるため、さまざまな体の不調を改善できますよ。
体が疲れにくくなり集中力アップにつながる
姿勢を良くすると体が疲れにくくなり、集中力アップにもつながりますよ。
長時間同じ姿勢でいると血流が悪くなるため、体に疲労物質がたまりやすくなり、疲れやすくなってしまいます。
さらに血流の悪さは脳の活動の低下にもつながります。そうすると、あくびが出たり、無意識に体をゆすったりしてしまい集中力が続かなくなるのです。
姿勢を良くすることは、血流を良くして筋肉を動かしやすくすることにつながりますよ。
体が疲れにくくなって集中力も上がるため、勉強がはかどっていいことづくめですね♪
集中して勉強できるようになるのはうれしいな!
イライラしにくくなり心がリラックスする
姿勢を良くするとイライラしににくくなり、心がリラックスするようになります。
正しい姿勢でいると胸部が開きやすくなるので、たくさん空気を吸うことができ、呼吸が深くなります。
呼吸が深くなると、休息やからだを修復する役割がある副交感神経が活発になり、リラックスできるようになるのです。
中学生時代は、感性が豊かで何かとストレスを受けやすい時期ですよね。
姿勢を良くするだけで心がリラックスするので、毎日を快適に過ごせるようになりますよ。
運動能力がアップして活発に動きやすくなる
姿勢を良くすると運動能力がアップして、活発に動けるようになります。
これは、運動するために効率のいい関節の動きがしやすくなり、瞬発力や持久力が上がるためです。
からだ全体のバランスが整っていた方が、断然運動しやすくなります。
中学生になると、部活動で体をたくさん動かす機会がありますよね。
ちなみに、私は中学時代に文化部の中の運動部といわれている吹奏楽部に所属していました。
目に見えて運動している!という感じではなかったですが、やはり姿勢が良くないといい音が出せなかった記憶があります。
運動のパフォーマンスを上げるためにも、姿勢をよくすることをおすすめします!
基礎代謝がアップすることによってやせやすい体になる
姿勢を良くすると基礎代謝がアップし、やせやすい体になります。
体温の保つことや心臓を動かし呼吸することなど、人間が生きていくために最低限必要となるエネルギーのこと
言いかえれば、何もしていなくても勝手に消費されるエネルギーのことですね。
基礎代謝は1日に消費するエネルギーの約70%を占めるといわれています。
そのため、基礎代謝が上がると特に何もしていなくても勝手にエネルギーが消費され、太りづらくなるのです。
先ほどもありましたが、姿勢を良くすると胸部が開きやすくなり呼吸が深まるため、血流が良くなります。
血流が良くなると筋肉が動かしやすくなるため、基礎代謝もアップしていきますよ。
姿勢を良くするだけでやせやすくなるなんて素敵ね♪
姿勢を良くするのに役立つ習い事も3つご紹介♪
ストレッチを習慣化するのは難しいというあなたは、習い事をするのも1つの手ですよ。
たくさんある習い事の中でも、姿勢を良くするのにおすすめしたいものを3つご紹介しますね♪
書道
私が一番おすすめしたい習い事は書道です。書道は昔からある習い事ですが、時代が変わっても愛され続けている習い事の1つです。
私も小学3年生から中学3年生の6年間、家の近くの書道教室にかよっていました。
書道には主に以下のメリットがあります。
まず、字をきれいに書くためには、良い姿勢を身につける必要があります。
字は止め、はね、はらいなど、さまざまな書き方が合体してできています。
そのような字をきれいに書くためには、手からひじまで自由に動かせることと、目線が正面を向いていることが条件です。
良い姿勢を身につければその条件を満たせるため、字をきれいに書けるようになるのです。
また、書道教室の多くはお手本を見ながら自分で書いた書を、先生に見せて添削してもらいます。
お手本通りに書くという課題をクリアする目的があるため、集中して取り組めるようになりますよ。
そんな万能な書道ですが、デメリットをあげるとすれば、正座で書くことが多いため足がしびれてしまうことですね。
正座は短時間であれば問題ありませんが、集中して書いていると時間を忘れてしまうこともしばしばです。
私も気がついたときには手遅れで、足がしびれて立てないことが何回もありました(笑)
書道教室によっては、通常の椅子と机で書くこともあるようです。
正座が苦手な場合は、どのような状態で書くのかを確認した方がよいですね。
正座が得意な場合でも、私のように何回も足をしびれさせないように気をつけましょう!
バレエ
バレエといえば、姿勢が良くなる習い事の代表ではないでしょうか。
私の周りにもバレエを習っていた友人がいますが、普通に立っているだけなのにスッとしていてきれいな立ち姿なので羨ましくなります。
そんなバレエには主に以下のメリットがありますよ。
立ち姿がきれいになるのは、身近な友人を見ていても納得できます。
肩を下に引き下げて、体の軸が安定している姿勢は、首が長く見えてほっそりと見えますね。
また、ジャンプしたり足をあげたり、回転するなど、バレエは日常生活ではなかなか使わない筋肉を使うため、全身の筋肉を鍛えるのにも効果的です。
そして、バレエのレッスン中にケガをしないようにするためにはストレッチが欠かせません。
日常生活では使わない筋肉を使った動きが多いため、レッスン前は適度に体を温めておく必要があります。
ストレッチは続けることによって柔軟性が身につくので、習慣にするのが重要です。
バレエを習い事にすれば、レッスン前にストレッチする時間ができるので、姿勢を良くすることに加えて柔軟性もアップしますよ!
水泳
水泳は全身運動のため、姿勢を良くするための筋肉も鍛えられる習い事です。
子どもの習い事としても人気のスポーツになっています。
私の5歳の甥っ子も水泳教室にかよっていますが、5歳ながらもシュッと背筋が伸びているので羨ましいなと思ったことがあります。
水泳には以下のメリットがありますよ。
水泳のスタンダードな泳ぎ方といえば、クロールや平泳ぎですね。
特にクロールはバタ足、かつ手は水をかきつづけるという動作なので全身運動になるのもうなずけます。
私にとっては想像しただけで疲れてくるような動作です(笑)
また、水泳をすると水圧がかかるため、バランスよく身体を動かすことができ、筋力アップにもつながります。
さらに、筋力がアップすると脂肪が燃えやすくなるため、基礎代謝もアップしますよ。
筋肉が動くことによって体温が上がるため、免疫力も高まります。
スポーツをするうえで気をつけたいのはケガですが、水泳でケガをしたという話は聞いたことがありません。
水中では浮力がはたらき、体重が約10分の1になるため、運動による体への負担を減らすことができるのです。
全身運動にもかかわらず、一部の骨や筋肉に負担がかかってしまうことがないのはありがたいですね♪
水泳が気になるな―!
全身運動になるなんて、私も水泳を始めちゃおうかしら!
まとめ
- 背中が丸く縮こまっている猫背は悪い姿勢として代表的になっている
- 成長期の中学生の頃に猫背になっていると、体や骨格にゆがみが生じ、首と肩のこりや腰痛につながってしまう
- 姿勢を良くする方法としてトレーニングやストレッチを行うと、そのほかの体の不調が改善するといった思わぬメリットがある
- 姿勢を良くすると、首と肩のこりや腰痛などの体の不調が改善したり、心がリラックスしたりすることにつながる
- 集中力や運動能力、基礎代謝がアップすることも姿勢を良くすることのメリットとしてあげられる
- 書道を習うと、姿勢が良くなることに加えてきれいな字を書けるようになり、集中力もアップする
- バレエを習うと立ち姿がきれいになり、全身の筋肉を鍛えることができるうえに体の柔軟性もアップする
- 水泳はケガをするリスクが少なく、全身の筋肉を鍛えられて姿勢が良くなり、免疫力もアップする
成長期の中学生にとって、姿勢を良くする方法を知っておくことは重要です。
姿勢は意識しないでいると、すぐに楽な姿勢へと流されてしまいます。
特にいろいろなものに興味を持ちやすい中学生時代は、姿勢が悪くなってしまうような誘惑がいっぱいだと思います。
そんなときはご紹介したようなトレーニングやストレッチをして、姿勢を意識してみてください。
私が紹介したトレーニングとストレッチ以外にも、姿勢を良くする方法はたくさんあるので自分にあった方法を見つけるのも楽しいと思いますよ。
あなたが楽しい中学校生活を送れるように応援しています!
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