この頃洗濯機から黒いカビが出てくるんだけど、買い替え時期なのかな?カビを防ぐ方法があったら知りたいな。
洗濯物につく黒いカビすごく嫌ですよね。もう買い替え時期なの?と思ったあなたはちょっと待ってくださいね。
洗濯槽のカビは洗濯槽クリーナーなどで掃除をすれば除去できることが多いですよ。
それでもカビが取れなかったり、他の部分に不具合が出てきたりするようであれば洗濯機の買い替え時期かもしれません。
この記事では洗濯機のカビを防ぐ方法と買い替え時期や、洗濯機を長持ちさせる方法についてお話しします。
長持ちさせる方法を知らないと洗濯機の買い替え時期が数年変わってしまうかもしれませんよ。
少し気をつけるだけで洗濯機を長持ちさせることができるので最後までご覧くださいね。
洗濯機の買い替え時期はカビや不具合で判断しよう
洗濯機のカビを掃除しても取れなかったり、臭いが残ったりする場合は買い替え時期である場合があります。
しかし、洗濯機を買ってから年数もそんなに経っていないのにカビが出る場合には、カビ対策で防げるかもしれませんので試してみてくださいね。
洗濯機の寿命をのばす!カビを防ぐポイントとは?
一度生えてしまったカビを除去するには市販の洗濯槽クリーナーを使うのが1番ですが、日頃の気をつけ方でカビを増やさない対策はできます。
洗濯物は直接洗濯機に入れず、洗濯カゴに入れておく
洗濯物をそのまま洗濯機の中に入れていませんか?
洗濯物には汗や汚れが染み込んでいるので、そのまま入れておくと洗濯槽内の湿度を高めてカビの成長を促してしまいます。
汚れた洗濯物は専用の洗濯カゴを用意して入れるようにしましょう。
洗濯が終わったら蓋を開けて中を乾燥させておく
カビは湿度の高い環境を好むので洗濯槽の湿度を上げないことが大切です。
洗濯が終わったらすぐに蓋を開けておく習慣をつけましょう。
洗濯後はすぐに干す
洗濯後の濡れた衣類を放置しておくと洗濯槽内の湿度はどんどん上がってしまいます。
カビにはもってこいの環境になってしまいますよ。
生乾き臭の原因にもなるので、洗濯が終わったらすぐに干すようにしたいですね。
洗剤の適量を守る
洗剤は洗濯物の量に応じて適量使用するようにしましょう。
汚れがひどいものなどはつい洗剤の量を増やしたくなりますが、適量でも落とせる汚れは同じです。
洗剤を多く入れすぎると、すすぎが十分に行われなくて洗濯槽に残ってしまうことがあります。
残った洗剤がカビの原因になってしまうので注意しましょう。
洗濯機の買い替え時期はいつ?おすすめを4つ紹介!
洗濯機が安く買えるおすすめの買い替え時期についてご紹介しますね。
- モデルチェンジの時期
- ボーナスが入る時期
- 年末年始セールの時期
- 決算セールの時期
モデルチェンジの時期
洗濯機が1番安くなるのは新製品にモデルチェンジする直前の時期です。
前年度モデルの型落ちといわれるものを購入することにはなりますが、新商品にこだわりがなければ安く買えるのでおすすめですよ。
縦型洗濯機は5月〜6月にかけて、ドラム型式洗濯機は8月〜10月頃にかけて安くなる傾向があるので、旧モデルを安く買いたい場合はチェックしておくといいですね。
ボーナスが入る時期
夏と冬の年2回のボーナス時期は、あなたにとっても家電量販店にとってもチャンスの時期です。
7月と12月は安い時期になるのでぜひチェックしてくださいね。
年末年始セールの時期
年末年始は数量限定で家電を安くするお店が多くなります。
ドラム式洗濯機の場合は、12月がモデルチェンジの時期でもあるため新製品でも格安で購入できる可能性もありますよ。
しかし、年末年始は競争率も激しいので早めの行動をおすすめします。
決算セールの時期
ほとんどの家電量販店は年に2回決算を行っています。9月の中間決算と3月の総決算です。
その時期は家電量販店も売上アップに力を入れている時期なので、洗濯機が安く買える可能性がありますよ。ぜひチェックしてみてくださいね。
洗濯機の買い替え時期かも?寿命の平均年数と前兆は?
次に、洗濯機の寿命と壊れる前の前兆となる症状についてお話ししますね。
一般的な洗濯機の平均寿命は6年から8年
洗濯機の使用頻度や使用状況によっても違いますが、一般的に洗濯機の寿命は6〜8年ほどと言われています。
中には10年以上同じ洗濯機を使っている人も多くいますが、平均寿命を過ぎた洗濯機は故障やトラブルが発生する可能性も高くなります。
以前私が使っていた洗濯機はちょうど8年目で壊れました。
ある日突然全く動かなくなり、ボタンも押せなくてすごく困った記憶があります。
ある程度の平均寿命を知っていることで、適切な買い替え時期がわかるかもしれませんね。
そこで知っておいてほしいのが寿命の目安となる指標です。2つの指標についてみていきましょう。
指標とはなに?
指標とは物事を判断したり、評価したりするための目印となるもののことをいいます。
指標1 メーカーの部品保有期間
不具合が生じたときにメーカーが修理するための部品は、保有する期間が決まっています。
保有期間をすぎると修理を依頼しても部品がなく、修理できない可能性があるのです。
部品保有期間はメーカーによって異なりますが洗濯機は基本的に6年になっていますよ。
部品保有期間は機種の生産が終了してからの年数です。
指標2 設計上の標準使用期間
洗濯機などの製品は、壊れない限り長く使いたいですよね。
洗濯機のように長く使える電気機器は、経年劣化によって事故につながる可能性があるので注意が必要です。
そういったリスクへの注意を促すことを目的に、長期使用製品安全表示制度というものが制定されています。
この制度で表記が義務付けられた、洗濯機を安全に使える期間である「設計上の標準使用期間」を寿命の目安にできますよ。
洗濯機は一般的には7年です。洗濯機本体にシールが貼られていることが多いので確認してみてくださいね。
あらかじめ標準使用期間を知っておくことで、洗濯機が壊れる前兆に気付きやすくなるでしょう。
洗濯機の寿命や故障の前兆を知っておこう!
洗濯機の平均寿命は大体わかっていただけたかと思います。
それでも突然洗濯機が壊れてしまうのは怖いですよね。事前に前兆があれば買い替え時期を予測できます。
必ずではありませんが、洗濯機が壊れたり寿命だったりする前兆の症状がありますのでご紹介しますね。
カビ臭い
洗濯槽の内部でカビが発生すると洗濯機がカビ臭くなる原因になります。
洗濯槽クリーナーなどで洗濯槽の掃除をすれば臭いは取れますよ。
ただし、洗濯槽クリーナーなどで洗濯槽を掃除しても臭いが取れない場合は、洗濯機の寿命は近づいている目安になります。
焦げ臭い
洗濯槽が焦げ臭い場合は洗濯機内部に異物が挟まっている、または洗濯機内部の部品が故障していることが原因です。
衣類の金具やボタンなどが洗濯の後になくなっていた場合、洗濯槽の底にある回転翼のパルセーターと洗濯槽の間に挟まっていることが多いですよ。
異物が挟まっていない場合は、モーターの回転を洗濯槽に伝えるベルトが劣化している可能性もあります。
そのまま使い続けると危険なので、洗濯機の使用はやめて修理の依頼をした方がいいでしょう。
電源コードに発熱や変色がある
電源コードが熱かったり変色したりする場合は、コードが消耗している可能性があります。
また、コード内で断線している場合も発熱や変色の症状が見られるので注意しましょう。
そのまま使い続けるのは危険なので、修理や買い替えを検討した方がいいでしょう。
ボタンが反応しないなど操作に不具合が出る
ボタンや操作パネルが反応しない場合、洗濯機内部の制御基盤が経年劣化している場合があります。
電源コードを差し直しても解消しない場合は寿命の可能性が高いです。
洗濯が途中で止まってしまう場合は、洗濯物の量が多かったり、偏ったりしていないか確認してみましょう。
それでも解消しない場合には故障もしくは寿命の可能性があります。
洗浄、脱水、乾燥の力が弱いと感じる
洗浄の効力が弱い場合はパルセーターが回っていないことが原因で、寿命の可能性があります。
脱水の効力が弱い場合は、モーターの回転力を伝えるベルトが劣化しているか、排水溝が詰まっていることが原因です。
排水溝の詰まりを解消してみても改善しない場合は修理の依頼が必要になります。
乾燥の効力が弱い場合は、乾燥フィルターの汚れか乾燥機能を担う部品の故障が原因です。
乾燥フィルターを掃除しても解消しない場合は修理の依頼をしましょう。
カラカラなど異音がする
音の種類によって原因が異なります。カラカラ、ガリガリといった音は、パルセーターに異物が挟まっていることが多いので異物を取り除けば解消します。
キュルキュルという音は、内部のベルトが摩耗している可能性があるので修理依頼しましょう。
ブーンという音がするときは、排水ホースの詰まりが原因なので詰まりを掃除すれば解消します。
いずれの場合も洗濯機の使用年数などから、修理依頼するか買い替え時期か判断するのがいいかもしれませんね。
洗濯機の買い替え時期をのばす!長持ちさせる方法とは?
洗濯機の買い替え時期はできるなら遅らせたいですよね。
洗濯機は高い買い物です。洗濯機を長持ちさせる方法を知って買い替え時期を少しでものばせると嬉しいですね。
カビ対策以外にも洗濯機を長持ちさせる方法がありますので紹介しますね。
洗濯物を詰め込みすぎない
洗濯物を詰め込みすぎるとモーターに負荷がかかってしまい故障する可能性が高くなります。
洗濯物の量を減らす工夫が必要になってきます。
家族の人数が多い場合や、一人暮らしでも休みの日にまとめて洗濯をする場合はどうしても洗濯物の量が多くなってしまいますよね。
なるべく容量の大きい洗濯機にするか、洗濯物が多い場合は2回に分けて洗濯するなどした方がいいでしょう。
異物が入らないように注意する
洋服についているボタンや金具、ポケットの中身が洗濯槽の中に入ってしまうと故障の原因になることがあります。
洋服のボタンなどが取れそうになっていないか確認し、洗濯する前にはポケットの中に小銭やティッシュが入っていないか確認しておきましょう。
異物はパルセーターと洗濯槽の間や、モーターとベルトの間に挟まりやすいです。
異物が入らないようにすれば洗濯機を長持ちさせることができます。
洗剤を使いすぎないように注意する
洗濯物の量に合わせて洗剤を使いましょう。洗剤を入れすぎると、溶けきれずに雑菌やカビが発生する原因になります。
洗剤は適切な量を入れることが大切です。洗剤をたくさん入れたからといって汚れ落ちが良くなるわけではありませんよ。
カビ予防、対策をこまめにする
洗濯槽内にカビが発生するとかび臭くなるだけでなく、内部まで浸食してしまうと洗濯機の寿命を短くしてしまいます。
洗濯槽の湿度を上げないように蓋はいつも開けておく、洗濯が終わったらすぐに干すなどの対策をしましょう。
また、月に1度は洗濯槽クリーナーなどを使って洗濯槽の掃除をしましょう。
長持ちさせる方法は難しいものはなく、どれも毎日少し気をつければできるものばかりです。ぜひ洗濯機の買い替え時期を遅らせましょう!
まとめ
- 洗濯機のカビは対策をすれば防ぐことができる
- 洗濯機のカビは洗濯槽クリーナーなどで掃除する方法が1番だが、それでも取れないようだと買い替え時期である可能性が高い
- 洗濯機が安くなる買い替え時期はモデルチェンジの時期やボーナスの時期など
- 洗濯機の平均寿命は6〜8年と言われている
- 洗濯機が壊れる前兆はボタンが反応しない、洗浄、脱水などが弱くなったなど
- 洗濯機を長持ちさせる方法は、洗濯物を詰め込み過ぎない、カビ予防や対策をすることなど
洗濯機のカビ対策と買い替え時期のタイミング、洗濯機を長持ちさせる方法についてお話ししました。
洗濯機は高い買い物ですので、毎日ちょっと気をつけるだけで少しでも買い替え時期をのばせたらいいですよね。
洗濯機を大切にして毎日の洗濯頑張りましょうね。
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