いつも上着を脱いだとき、静電気が起きてしまって困ってるの…。
あのバチッとした静電気の痛みは、嫌ですよね。
私はスカートがタイツに纏わりついてしまって困った経験があります。
洋服以外にもマフラーを外した時などにも、静電気の痛みを経験したことがあるのではないでしょうか。
この厄介な静電気を防止する方法が、服の選び方にあったんです!
組み合わせる服の素材を変更するだけで、静電気を防止することができるかもしれません。
お気に入りのコーディネートは崩したくない…。
そんなあなたのために、静電気を防止する方法として、便利なグッズを4つご紹介します。
ぜひ、あなたに合った方法で服の静電気を防止して、お気に入りのファッションを楽しみましょう!
静電気の防止する方法は服の選び方にあった⁉︎
セーターやカーディガンなどで、静電気が起きてしまうイメージありませんか?
表面が凸凹しているので、静電気が起きやすいのですが、それだけが原因ではないのです。
実は、静電気が起きやすい素材の組み合わせがあります。
服の素材の組み合わせを変えることが、簡単な静電気を防止する方法の1つということなのです!
そもそも静電気ってなんで起きるのかしら?
服の静電気は、マイナスの電気を帯びた服とプラスの電気を帯びた服が擦れたときに発生します。
そのため、マイナスの電気を帯びた服同士、プラスの電気を帯びた服同士が擦れても静電気は発生しません。
つまり、マイナスの電気を帯びやすい素材の服、プラスの電気を帯びやすい素材の服を知ることで、静電気が発生するのを防止できるということです。
では、代表的な服の素材について、マイナスなのかプラスなのか、確認してみましょう。
アクリル | マイナス |
ポリエステル | ↑ |
アセテート | |
麻 | |
綿 | 帯電しにくい |
絹 | |
レーヨン | |
ウール | ↓ |
ナイロン | プラス |
この表を参考にして、スカートの纏わりついてしまう原因を考えてみます。
タイツはナイロン素材のものが多いですよね。私の持っているタイツもナイロンでした。
ナイロンはプラスの電気を帯びやすい素材です。
なので、ポリエステルやアクリルなどのマイナス寄りの素材のスカートを組み合わせてしまっていたということですね。
レーヨンやウールのスカートに変更することが、静電気を防止する方法の一つというわけです。
綿は帯電しにくい素材のため、静電気を防止するのには打ってつけの素材です。
ウールの服を着たい時は、ナイロンや絹の服を選べば静電気を防止できるということね!
あなたにも、よくこのコーディネート静電気が起きるな…なんて組み合わせがあったりするのではないでしょうか。
ぜひ服の素材を確認して、組み合わせを変更してみてください。
この方法を使えば、簡単に静電気を防止することができるかもしれませんよ!
静電気防止グッズを活用してバチバチを回避!
コーディネートは変更したくない…。でも静電気は防止したい場合、どうしたら良いの?
お気に入りのコーディネートで、静電気を気にせずお出かけしたい!
タイツやストッキングは履かなければならない…など、避けられないコーディネートもあるはず。
そんな時の静電気防止グッズを3つ紹介します。
静電気を除去してくれるアクセサリーを身につける
静電気を簡単に除去する方法として、静電気を除去してくれるブレスレットやネックレスなどがあります。
身につけるだけで簡単に静電気を除去してくれるという優れもの。
安い物だと200円くらいで販売されているものもあるんですよ!
静電気を防止できても、せっかくのお気に入りのコーディネートが台無しになりそう…。
心配いりません!おしゃれなデザインやカラーのブレスレットやネックレスも販売されているんですよ。
お値段は上がってしまいますが、静電気防止グッズだなんて傍目には見えないものも多数。
おしゃれに気を遣っているあなたでも、気に入ったデザインの静電気除去ブレスレットやネックレスに出会えるかもしれません。
ぜひ、お気に入りのデザインを見つけて、アクセサリー感覚で身につけて静電気を除去しましょう。
ホコリや花粉だけでなく静電気も除去できる洋服ブラシ
私の静電気を防止するためのオススメグッズはこの洋服ブラシ!
洋服ブラシは、繊維の流れを整えて、衣類の毛羽立ちや毛玉の発生を抑えることができ、洋服を長持ちさせるためのケアアイテム。
ホコリやチリ、花粉などの汚れを落とすこともできますよね。
そんな洋服ブラシが静電気も除去できるってご存知でしたか?
大事なお洋服の手入れをしながら、静電気も除去できるなんて一石二鳥ですよね。
洋服ブラシって種類が多くて、どれを選べばいいのかしら?
洋服ブラシは、素材や形状、大きさ、メーカーまで種類は様々。
静電気の防止という点に着目すると、静電気を取り除きやすい「強導電性繊維」を使用した洋服ブラシがおすすめ。
洋服をブラッシングすると、静電気が発生してしまって、ホコリや花粉などの汚れを取れにくくしてしまうことがあります。
せっかくケアしているのに、これではお気に入りの服も台無しですよね。
静電気でくっついてしまった汚れを取り除いてくれるのが、この「強導電性繊維」です。
これで洋服をブラッシングすると、静電気を予防できるため、ホコリや花粉を寄せ付けにくくしてくれる効果もあるんです。
洋服ブラシはもう持っているんだけど…。
そんなあなたにオススメなのが携帯用の洋服ブラシ。
私も洋服ブラシは持っていたので、もう一個は必要ないと思っていました。
携帯用のコンパクト洋服ブラシでも静電気を除去できるものが販売されています。
これなら、お出かけの際や旅行先、出張先などでも活用できて、便利ですよね。
ぜひ、洋服のお手入れをしながら、静電気を除去しましょう。
柔軟剤を使用するのも静電気を防止するのに有効!
柔軟剤は衣類を柔らかく、肌触りを良くしたり、香りをつけたりするために使っていることが多いはず。
柔軟剤を使うことで、衣類の表面が滑らかになり、摩擦が起こりにくくなることによって静電気を防止することができるのです。
また、柔軟剤は衣類の繊維の表面に電気を逃す層を作る効果もあるため、静電気を溜まりにくくする効果もあります。
もし柔軟剤を使用せずに洗濯をしていて、静電気が気になる場合は、ぜひ柔軟剤を使用して洗濯してみてください。
静電気防止スプレーの活用方法をご紹介
静電気防止スプレーは衣類が擦れても、静電気が発生しないようにしてくれるものです。
私がよく悩んでいる、スカートが纏わりついてしまう静電気の発生を防止することが可能です。
使い方は簡単。スプレーを衣類に吹きかけるだけ。
広い範囲の静電気を防ぎたい時にも便利なアイテムです。
必ず衣類用の静電気防止スプレーを選びましょう。
スプレーを使用できる衣類
まずは、スプレーする前に、衣類の洗濯表示を確認しましょう。
洗濯のできない衣類には使用できませんので、注意が必要です。
水に弱い素材の衣類や革製品、和装品、毛皮製品には使わないようにしましょう。
スプレーをするタイミング
一度スプレーすると、洗濯するまで効果は持続します。
いつでもスプレーできますが、オススメのタイミングは外出前。
服を洗濯すると効果が無くなるので、洗濯後にまたスプレーして、静電気を防止しましょう。
スプレーする場所
約20cmほど衣類から離して、スプレーします。
このとき、擦れやすい部分を中心に全体をスプレーするのが効果的。
袖口や裾などは、日常の動作によって様々な場所に擦れやすい場所なので、必ずスプレーするようにしましょう。
見落としがちなのがコートやジャケット、カーディガンなどの内側。
衣類の着脱時は静電気が発生しやすい動作の一つなので、内側にもスプレーしておくことで、効果的に静電気を防止することができます。
服以外にも活用可能!
衣類用の静電気防止スプレーは、服だけではなく、様々な布製品にスプレーすることができます。
カーテンやカーペットなどの布製品にスプレーすることで、ホコリなどの汚れをつきにくくする効果もあります。
また、自家用車をお持ちで、車のシートが布製ならば、シートにスプレーするのもおすすめ。
車のシートと服が擦れて、静電気が発生してしまうこともあるので、スプレーしておくと効果的です。
まとめ
- プラスを帯びやすい素材の服同士、マイナスを帯びやすい素材の服同士を組み合わせると、静電気が発生しにくいため、簡単に静電気を防止できる方法である
- 静電気を防止するグッズを活用することで、コーディネートを変えることなく、静電気を防止できる
- 静電気を防止できるアクセサリーは、安価に手に入れられ、デザインも様々でコーディネートの邪魔にならない
- 静電気を除去できる洋服ブラシは、ホコリや花粉を取り除いて服のケアができるだけでなく、静電気を除去できるため、一石二鳥の方法である
- 静電気防止スプレーのタイミングは、外出前がオススメ
- 静電気防止スプレーは、洗濯をしたら効果が無くなるので、洗濯後にまたスプレーすると良い
- 静電気防止スプレーは、静電気によってホコリや花粉が付着するのを予防することもできるため、カーテンやカーペットなどの布製品にもオススメ
あなたにとって、より取り入れやすい静電気の除去方法はあったでしょうか。
静電気を防止して、お気に入りのコーディネートを楽しみましょう!
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