そろそろ離乳食でヨーグルトを与えてもいい時期。離乳食で余ったヨーグルトって冷凍してもいいのかな?
たしかに離乳食で使うヨーグルトを冷凍出来たら便利だよね!
この記事ではあなたの「離乳食のヨーグルトって冷凍できるの?」という悩みの答えをお伝えします。
ヨーグルトはお手軽にタンパク質をとれる離乳食の優等生です。
特に便秘がちな赤ちゃんにはぴったり!ヨーグルトがお腹の調子を整えてくれます。
しかし、赤ちゃんが離乳食で食べるヨーグルトの量が少ないので余ってしまうこともあります。
余ったヨーグルトはもったいないので冷凍したくなりませんか?
離乳食で使うヨーグルトは冷凍してはいけないのです。
この記事では離乳食で使うヨーグルトを冷凍してはいけない理由とヨーグルトが余った時の活用方法を紹介します。
離乳食で使うヨーグルトは冷凍してもいいの?
離乳食で使うヨーグルトを冷凍するのはおすすめしません。
ヨーグルトを冷凍すると解凍した際に水っぽくなり美味しくなくなるのです。
離乳食で少ししか食べなかったヨーグルトが余ったから冷凍したいと思っていたあなた、残念ですね…。
えー!!ヨーグルトは冷凍しちゃいけないのね。残念。でもどうして?ヨーグルトアイスとかあるよね?
離乳食で使うヨーグルトは冷凍保存はNG!
ヨーグルトを冷凍することは自体は可能です。ヨーグルトを冷凍しても栄養価も大きく損なわれることもありません。冷凍で1か月保存することができます。
ヨーグルトを冷凍すると、フローズンヨーグルトとなりシャリシャリした食感のヨーグルトアイスになります。
さっぱりして夏の暑い日に食べると美味しいのでおすすめです。
フローズンヨーグルトは大人におすすめの食べ方です。でも離乳食の基本は「冷凍したものは解凍する」ことです。
離乳食のヨーグルトを冷凍するのがおすすめできない理由は冷凍したヨーグルトは解凍に向かないからなのです。
赤ちゃんには離乳食を冷凍したままでは与えてはいけないよ。
離乳食を冷凍したら必ず解凍する必要があるんだね。
解凍したヨーグルトは美味しくないし分離してしまうので冷凍はおすすめしません。
冷凍したヨーグルトを解凍するとタンパク質が分離してしまい水が出てきてしまいます。
分離することによって元のような滑らかな食感や美味しさが損なわれてしまい、赤ちゃんにとって食べづらくなってしまうのです。
特に離乳食で使う砂糖の入っていないプレーンヨーグルトは冷凍に向きません。
ヨーグルトが余って困っているあなたへおすすめの方法
赤ちゃんは少ししかヨーグルトを食べないし、どうしても余ってしまう。捨てるのももったいないな。何かいい方法ない?
離乳食用に買ったヨーグルトが余ってしまうというあなたの気持ちもよくわかります。
やっぱりヨーグルトが余ってしまうというあなたにおすすめの方法を紹介します。
ヨーグルトを入れたお手軽離乳食メニューを作ってみる
ヨーグルトを入れた離乳食メニューを作ってみるのはどうでしょう?
料理をすると考えると難しく感じるかもしれませんがヨーグルトを使った離乳食メニューは簡単です。
料理といっても材料にヨーグルトを混ぜるだけ!
ヨーグルトの酸味が苦手な赤ちゃんも他の食材と混ぜることで食べやすくなり、お手軽にタンパク質をとることができますよ♪おすすめはカボチャヨーグルトです。
- カボチャを準備する(生の場合は食べやすい大きさに切る)
(冷凍カボチャが便利です。最初から切れているので下準備がいりません)
- カボチャを柔らかくなるまで電子レンジでチンする
- カボチャの皮を取り除き、カボチャをつぶしながらよく混ぜる
- ヨーグルトと混ぜたら完成
他にも、ジャガイモを使った離乳食レシピもご紹介します。うちの1歳の息子が大好きなレシピです。
- ジャガイモを食べやすい大きさに切りる
- ジャガイモをやわらかくなるまで電子レンジでチンする
- ジャガイモをスプーンの背でマッシュする
- ミックスベジタブルを電子レンジで解凍する(にんじんが入っているものがおすすめ)
- ジャガイモ・ミックスベジタブル・ヨーグルトを混ぜたら完成
ヨーグルトをマヨネーズの代わりに使うことでクリーミーな舌触りになり赤ちゃんも食べやすいですよ
離乳食のヨーグルトにおすすめの商品とポイントを紹介
スーパーには色々な種類のヨーグルトが売られていて、どれを離乳食用に買っていいか悩んでしまうと思います。
離乳食のヨーグルトを選ぶ際に気を付けるポイントはどんなものがあるのでしょうか?
ここでは離乳食におすすめのヨーグルトと選ぶポイントを紹介します。
離乳食で使えるおすすめヨーグルト3選!
離乳食として赤ちゃんに与えるおすすめのヨーグルトを3つ紹介します。
無糖 | 無添加 | 値段 | 目安のお値段(税込) | |
小岩井生乳100%ヨーグルト | 〇 | 〇 | 高め | 約220円 |
明治ブルガリアヨーグルト | 〇 | 〇 | 普通 | 約140円 |
雪印ナチュレ恵 | 〇 | 〇 | 普通 | 約160円 |
小岩井生乳100%ヨーグルト
小岩井 生乳(なまにゅう)100%ヨーグルトは商品名の通り生乳100%で作られています。
牛乳成分の調整も行っていない本当にシンプルで安心なヨーグルトです。
なめらかな食感が特徴なので初めてヨーグルトを食べる赤ちゃんにも食べやすいです。
実は私は食べたことがなかったので、今回調査のために食べてみました。
値段は他のヨーグルトに比べるとお高めですが、酸味が苦手な赤ちゃんにおすすめです。
他のヨーグルトを食べさせてみたけど嫌がってしまった赤ちゃんはぜひ小岩井 生乳(なまにゅう)100%ヨーグルトをお試しください。
明治ブルガリアヨーグルト
だいたいどこのスーパーでも買うことのできるお馴染みのヨーグルトです。
あなたもスーパーで売ってるの見たことありますよね?子供のころからよく見かけたヨーグルトです。
それもそのはず!日本で初めて販売されたプレーンヨーグルトなのです。
ヨーグルトの本場ブルガリアを再現したいという思いからできたのでブルガリアヨーグルトという名前になりました。
しかも特定保健用食品(通称:トクホ)に許可されています。
トクホとは、体への有効性・機能性・安全性を国から認められたものしか許可されないので安心ですね。
うちの息子が一番好きなヨーグルトは明治ブルガリアヨーグルトです。
うちの近所のスーパーではこのヨーグルトが一番安いことが多いので、うちではこのヨーグルトが登場することが多いです。
雪印ナチュレ恵
「ガゼリ菌」と「ビフィズス菌」の2つの菌で腸内環境を整えてくれるお腹にやさしいヨーグルトです。
明治ブルガリアヨーグルトと同じく特定保健用食品(通称:トクホ)されているので安心感が高いですね。
個人的にはパッケージが幅広なのでヨーグルトをすくいやすいのが助かります。
他のヨーグルトは縦長のパッケージばかりなので地味に使いやすく助かるポイントです。
離乳食で使うヨーグルトを選ぶポイント
ここからは離乳食で使うヨーグルトを選ぶポイントを紹介します。
- プレーンヨーグルト(無糖)
- 食品添加物が無添加
①赤ちゃんには砂糖が入っていないプレーンタイプのヨーグルトを選ぼう
赤ちゃんに砂糖の入ったヨーグルトを与えると甘いものに慣れてしまい、そのあとの離乳食では甘いものや味の濃いものを欲しがってしまう可能性があります。
また糖分の取りすぎは肥満になったり、歯の生え始めの場合は虫歯の原因にもなります。
1歳になるまではヨーグルトは砂糖の入っていないプレーンタイプを与えるようにしましょう
➁赤ちゃんには無添加のヨーグルトを食べさせてあげよう
ヨーグルトの種類によっては香料や添加物が入っているものがあります。
ヨーグルトの裏面を見てもらうと「ブドウ糖果糖液」「香料」「甘味料」などと記載されているのが添加物です。添加物が入っていないヨーグルトを選びましょう。
この記事で紹介しているヨーグルトなら食品添加物が無添加なので安心でおすすめです。
離乳食のヨーグルトはいつからあげていいの?注意点は?
離乳食でヨーグルトをいつから食べさせていいのか悩むママも多いと思います。
ヨーグルトは乳製品なのでアレルギーの心配もありますよね。ここではヨーグルトを離乳食で与える時期や注意点をお伝えします。
離乳食のヨーグルトは生後7から8ヶ月の中期が目安
離乳食中期(生後7~8か月)から徐々に与えることができます。だいたい離乳食を開始して1~2か月後くらいです。
お子様の離乳食の進み具合や様子を見て与え始めてください。
いつからヨーグルトをあげようかな?と悩んだら、白身魚と豆腐を2~3回食べた後くらいと覚えるといいです。
離乳食初期のたんぱく質食材は白身魚や豆腐などから食べ始めます。
ヨーグルトはタンパク質食材の仲間です。他のタンパク質食材に食べなれたころにヨーグルトを与えます。
ヨーグルトは下準備する必要がなくそのまま与えることができるので簡単です。
ヨーグルトはアレルギーは出ないの?
ヨーグルトにアレルギーがある赤ちゃんがいます!なので、他の離乳食の食材と同じく初めて与えるときはひとさじから与えてください。
ヨーグルトは乳製品のため牛乳アレルギーが出てしまうのです。
牛乳に比べればヨーグルトはアレルギーが出にくいと言われていますが、油断はできません。
アレルギーが出ても対応できるように初めて食べさせる時は平日の午前中にしましょう。
その後はアレルギーが出ないか様子を見ながら徐々に量を増やしてください。
特に家族にヨーグルトや乳製品のアレルギーを持つ人がいる場合は慎重に進めましょう。
ヨーグルトはどれくらい食べさせてもいいの?
最初はひとさじから与えて、様子を見て徐々に増やしていきます。
ヨーグルトのアレルギーがなさそうであれば下記の表を目安に食べさせることができます。
時期 | 量 |
生後7か月~8か月 | 50g~70g |
生後9か月~11か月 | 80g |
1歳~1歳半 | 100g |
注意点はこの表に記載されている量はタンパク質としてヨーグルトだけを食べさせる場合のMAXの量です。
他のタンパク質と合わせて食べさせる時はヨーグルトの量をこの表よりも減らしましょう。
タンパク質の食べすぎは赤ちゃんの胃腸に負担をかけます。
タンパク質食材には、魚・肉・豆腐・納豆・卵があります。
納豆ご飯や卵焼きを一緒に食べさせる時はヨーグルトは規定量の半分くらいに減らすと覚えておくとわかりやすいです。
まとめ
- 離乳食で使うヨーグルトは冷凍保存はNG
- ヨーグルトが余ったら冷凍するのではなく、カボチャやジャガイモに混ぜるとお手軽離乳食になる
- 離乳食で使うヨーグルトを選ぶポイントは無添加・無糖であること
- 離乳食のヨーグルトは生後7~8か月から食べさせてもOK
- ヨーグルトはアレルギーがでる食材なので初めて食べるときは注意する
離乳食に便利で栄養満点なヨーグルト。冷凍はおすすめしませんが、上手にヨーグルトを使ってHappyな離乳食ライフを送ってくださいね。
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