お風呂の塩素除去にクエン酸は効果なし!正しい除去方法3つを紹介

クエン酸は水回りの汚れを落とすのに便利なアイテムなので、お風呂の塩素除去にも効果がありそうだと感じますよね。

お風呂の塩素除去にクエン酸は効果がありません。

塩素除去をしないままお風呂に入り続けると、肌荒れや髪のダメージの原因につながる可能性がありますよ。

この記事では正しい塩素除去の方法やおすすめ商品を紹介しています。

正しい塩素除去方法を知ることで、安心して赤ちゃんをお風呂に入れられ、家族みんなにとって気持ちの良いお風呂の時間になりますよ。

気持ちいいバスタイムを過ごせるように、一緒に勉強していきましょう♪

天然素材の竹炭が塩素や雑菌、汚れを吸着することで、赤ちゃんにも安心して使えるきれいなお湯になりますよ。

付属されているネットごと竹炭を湯船につけておくだけで簡単に塩素除去できるので、忙しいあなたにもぴったりですよ。

竹炭に含まれているミネラルがお湯に溶け出し、体の芯からポカポカに温まり、湯冷めしにくくなるのもおすすめポイントです。

お風呂の塩素除去にクエン酸は効果なし!掃除に大活躍

クエン酸はさつまいものデンプンから作られた弱酸性の粉末です。

弱酸性という特徴から、水アカ汚れや石鹸カスなどアルカリ性の汚れを落とす時に大活躍のアイテムです。

水回りの掃除に大活躍のクエン酸ですが、お風呂にクエン酸を入れても塩素除去の効果はありません。

お風呂の水から塩素を除去するには、お風呂の水に含まれる塩素に化学反応を起こす必要があります。

しかし、クエン酸は化学反応を起こす力が弱いため、化学反応は起きません。

クエン酸は化学反応を起こしにくい物質なので、お風呂に入れても塩素除去の効果はないのです。

クエン酸は水回りのカルキ汚れの除去に効果あり♪

クエン酸は、水道水に含まれる塩素が原因でできる｢カルキ汚れ｣の除去に、効果抜群のアイテムです。

水回りの白い汚れは水道水の塩素剤が乾燥してできたものでカルキ汚れとも言われます。

蛇口付近やお風呂場の鏡にできやすいカルキ汚れは、普通の洗剤ではなかなか落ちないですよね。

せっかく掃除をしたのに、蛇口に白いカルキ汚れが残っていることで不衛生に見えてしまいます。

カルキ汚れはアルカリ性なので、酸性のクエン酸を使うことできれいに落とせますよ。

クエン酸水を作ってカルキ汚れになじませれば、本当に簡単に除去できるので、ぜひ作ってみてくださいね。

クエン酸水の作り方と使い方は以下の通りです。

クエン酸水を吹きかけるだけでは流れ落ちてしまうので、ペーパー類に染み込ませて使う方法がおすすめです。

キッチンペーパーで汚れにパックをしてカルキ汚れを少しふやかすことで、スルッときれいに落とせますよ。

キッチンペーパーが乾燥しやすい場合には、ラップをかけることで乾燥を防げます。

塩素除去をしないと肌や髪に悪影響を与える可能性あり

塩素除去しないままのお風呂に入り続けると、肌や髪に悪影響を与える可能性がありますよ。

私たちが普段使っている水道水には、塩素が含まれています。

水に含まれている病原菌や微生物を殺して消毒するために加えられています。

最近では、浄水器を取り付けたりウォーターサーバーを利用したりして飲み水の塩素除去をする人が増えましたよね。

実は水道水を飲むより、肌が直接塩素にふれてしまうお風呂の方が塩素の影響を受けやすいのです。

飲むよりも肌にふれる方が、塩素の影響を受けやすいなんて驚きますよね。

塩素はたんぱく質に反応して破壊する性質をもっています。

この｢たんぱく質に反応して破壊する性質｣が病原菌や微生物を殺す力になっているおかげで、安心して水道水を使えているのですよ。

しかし、その一方で肌や髪のたんぱく質をボロボロにしてしまう可能性があります。

塩素除去をしないままのお風呂に入り続けることで、肌トラブルや髪のダメージの原因になりかねません。

特に、敏感肌の方や皮膚組織が未発達の赤ちゃんは塩素が原因で肌がピリついたり痒くなったりするので注意が必要です。

お風呂の塩素除去方法3選!身近なもので簡単にできる

前項ではクエン酸がお風呂の塩素除去に効果がないことを紹介しました。

お風呂の塩素を除去する方法は、下記の3つがあります。

湯船にビタミンCを入れて塩素を中和♪化学反応で除去

お風呂にビタミンCを入れることで、塩素除去が可能です。

化学反応を利用して、塩素とビタミンCを中和させることで塩素除去ができます。

中和とは性質が違うものが混ざり合い、それぞれの性質を失うことです。

ビタミンCを湯船に入れることで塩素が反応して無害化するのですよ。

ビタミンCを湯船に入れるとすぐに反応が起きるので、塩素除去に時間をかけずにお風呂に入れますよ。

また、ビタミンCは水に溶けやすい性質のため、お風呂の温度に関係なく塩素除去が可能です。

水でもお湯でもしっかりと塩素除去してくれますよ。

ただし、あなたの家のお風呂がろ過器を通して湯船のお湯を循環させる循環式の場合、ビタミンCの使用はおすすめできません。

循環式のお風呂を使用している場合は、ビタミンCの影響で配管や部品が腐食して故障につながる可能性があります。

使用可能かどうか、事前に確認しておくと安心ですね。

ビタミンCはアスコルビン酸としてドラッグストアでも販売されています。

ビタミンCは値段が安価で手に入れやすく、方法も簡単なので続けやすいというメリットがありますよ。

市販の入浴剤を湯船に入れて塩素除去

お風呂に市販の入浴剤を入れると塩素除去ができますよ。

入浴剤には、基盤として｢チオ硫酸ナトリウム｣という成分が使用されています。

チオ硫酸ナトリウムは、熱帯魚などの観賞用の水槽に入れる塩素除去の薬として使用されていますよ。

また、肌あたりを良くするために使われている｢グルタミン酸ナトリウム｣や｢アスコルビン酸ナトリウム」も塩素除去の効果を期待できますよ。

入浴剤を入れるだけで塩素除去できるので、あなたの好きな香りや得たい効果で選べますね。

ただし、入浴剤によって塩素除去効果がある成分が含まれている量が異なるので、どれでも完全に塩素除去ができるとは限りません。

しっかりと塩素除去をしたいという場合には、塩素除去効果があると明記している入浴剤を使用してくださいね。

また、入浴剤には炭酸や硫酸などの成分が含まれていることが多いです。

敏感肌やアトピー肌、赤ちゃんにとっては刺激が強すぎて肌荒れを起こす原因になる可能性があります。

敏感肌やアトピー肌の方は様子をみながら使用してくださいね。

赤ちゃんと入浴する場合には、赤ちゃんにも使用できる入浴剤を選ぶと安心ですよ。

備長炭やセラミックボールに吸着させて塩素除去

備長炭やセラミックボールを湯船に入れて塩素除去する方法もあります。

備長炭やセラミックボールには、表面に見た目ではわからないくらい細かい穴が空いています。

表面の細かい穴に塩素を吸着させることで塩素除去ができます。

塩素だけではなく不要な化学物質や汚れも吸着するので、湯船の中のお湯が綺麗になりますよ。

備長炭やセラミックボールは安全性が高いので小さいお子さんがいるご家庭でも安心して使えます。

入浴が終わったら水を切って風通しのよい場所に置いて乾かしてくださいね。

備長炭やセラミックボールを濡れたまま放置してしまうと、雑菌が繁殖してしまい不衛生になります。

毎日ちょっとした手入れが必要にはなりますが、繰り返し使えるので家計にやさしいですよ。

お風呂の塩素除去におすすめの商品3選!子どもと入浴可

塩素除去をしていないお風呂に入り続けると、肌や髪に悪影響を与える可能性があります。

湯船に入れるだけで簡単に塩素除去できるおすすめの商品を3つ紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

ビタミンC配合!お風呂の塩素除去剤はコスパ最高!

お風呂の塩素除去剤は、錠剤タイプの塩素除去剤で湯船に1錠入れるだけで塩素除去ができます。

先ほど紹介したビタミンCが配合されている塩素除去剤です。

お湯を溜めると同時に入れておけば、入浴する頃には塩素が除去されたお風呂が完成しますよ。

塩素の匂いがなくなりお湯がまろやかになるので、ピリピリ感が軽減されて気持ちよく入浴できますよ。

錠剤タイプなのでわざわざ計量する必要がなく、家事や育児で忙しいあなたにおすすめの商品です。

使用されている成分がシンプルなので、他の入浴剤と併用することも可能です。

乾燥が気になる場合には保湿成分が入った入浴剤を追加したり、暑い時にはメントールが効いた入浴剤を追加したりと、好みや季節でお風呂を楽しめますね。

1袋90錠入りなので、3ヶ月も使用できて経済的なのもおすすめポイントです。

アッシュアンドバスパウダーはリラックス効果も抜群!

アッシュアンドのバスパウダーは高濃度水素とナノバブルを含んだ入浴剤です。

粉末状の入浴剤を入れると、水素ナノバブルの力で温泉のようなトロッとした肌ざわりのお湯ができあがります。

お風呂で癒されたいあなたにおすすめの商品です。

塩素除去効果はもちろんのこと、炭酸のようにシュワシュワした細かい泡が全身を包み込み、リラックス効果も得られますよ。

高濃度の水素が全身に行き渡り、しっかりと体温が上昇して入浴後もポカポカ状態が持続しますよ。

継続して入浴することで、カサカサの乾燥肌を軽減したり、髪の毛がサラサラになったりと美容効果も得られますよ。

肌あたりがまろやかになり、お子さんと一緒に入浴可能ですよ。

ただし、化学物質を含んだお湯になるため、お子さんの誤飲には注意が必要です。

竹炭の里お風呂用竹炭は天然素材で安心して使用できる

竹炭の里のお風呂用竹炭は、天然素材の竹炭で塩素除去ができます。

オーガニック認証の孟宗竹を使用し、熟練の職人さんが900℃以上の高温で1ヶ月かけて焼いた炭が使用されているので吸着力が高いという特徴があります。

化学物質ではなく天然素材の竹炭で塩素や雑菌、汚れなどを吸着してくれるので赤ちゃんがいる家庭でも安心して使用できます。

また、竹炭にはミネラルが豊富に含まれており、お湯に溶け出すことで体の芯からポカポカに温まり、湯冷めしにくくなりますよ。

毎日繰り返し使用しても約半年間使用できるので、経済的でおすすめですよ。

使用した後は軽く水切りが必要です。また、週に1回天日干しをすることで、竹炭の吸着効果を長持ちさせられますよ。

竹炭を湯船につけたままにしてしまうと、カビの原因になったりミネラル成分が溶け出したりして劣化を早めてしまいます。

いい状態で長く使うために、毎日のお手入れを欠かさずにする必要がありますね。

まとめ

• クエン酸は化学反応を起こしにくい物質のため、お風呂に入れても塩素除去の効果はない
• クエン酸は水道水に含まれる塩素が原因でできるカルキ汚れの除去に効果を発揮する
• 塩素除去をしないままお風呂に入り続けると、肌トラブルや髪のダメージの原因になる可能性がある
• お風呂の塩素除去にはビタミンCを入れる、入浴剤を入れる、備長炭やセラミックボールを入れるの3つの方法がある
• ビタミンCや入浴剤を入れると化学反応が起きて塩素が中和されるため、塩素除去ができる
• 備長炭やセラミックには表面にたくさんの細かい穴があり、その穴に塩素を吸着させることで塩素除去ができる
• お風呂の塩素除去剤はビタミンCが配合された錠剤タイプで湯船に1錠入れるだけで塩素除去ができる
• アッシュアンドバスパウダーは高濃度水素のナノバブルを含んだ入浴剤で、炭酸のようにシュワシュワした泡で保温効果や保湿効果、リラックス効果がある
• 竹炭の里お風呂用竹炭は天然素材を使用しており、塩素や雑菌、汚れなどを吸着してくれるので赤ちゃんにも安心して使える

お風呂の塩素除去にクエン酸は効果がないことがわかりましたね。

塩素は私たちが安心して水道水を使うために欠かせない成分ですが、肌トラブルや髪のダメージの原因になります。

正しい塩素除去方法を身につけることで、家族みんなが気持ちよくお風呂に入れますよ。

あなたのバスタイムがよりよい時間になりますように♪

天然素材の竹炭が塩素や雑菌、汚れを吸着することで、赤ちゃんでも安心して使えるきれいなお湯になりますよ。

付属されているネットごと竹炭を湯船につけておくだけで簡単に塩素除去できるので、忙しいあなたにもぴったりですよ。

竹炭に含まれているミネラルがお湯に溶け出し、体の芯からポカポカに温まり、湯冷めしにくくなるのもおすすめポイントです。