みなさんもち麦に興味はありますか?
私はあります!ありますが、結局今までもち麦を買うことはありませんでした。いざ買うとなると、体に悪影響なものはないか等、不安になってしまうのです。
あなたも、あまり知らない商品を買うのは少し抵抗がありませんか?
そこで今回もち麦ついて調べたところ、もち麦に対して危険だと言う人、ダイエットに良いと言う人など様々な意見がありました!
もち麦が危険と言われている理由は外国産であること、食べ過ぎ・アレルギーによる影響がほとんどでした。
ですが、食べ方さえ注意すればもち麦はダイエットに効果的だということがわかりました!
もち麦には興味はあるけど、今まで買うに至らなかったあなたへもち麦の危険性やおすすめの理由、食べ方についてお伝えしていきます!
食物繊維が豊富で善玉菌を増やしてくれます♪腸内環境が整うので便通もよくなりダイエットにも効果的です。
それにもち麦は「低GI食品」なので血糖値の上昇も穏やかにしてくれます。
白米だけ食べるより、もち麦を混ぜたご飯を食べて健康的に痩せましょう♪
もち麦が危険と言われている理由は3つ!徹底解説
まず、危険と言われている理由をお伝えする前にもち麦がどんなものか説明していきます。
お米にも「うるち米」と「もち米」があるのと同じで、大麦にも粘りの少ない「うるち性」と粘りの強い「もち性」があります。
もちもちしているもち麦はもち性の大麦となります。
また、もち麦はスーパーフードと言われており、「大麦β-グルカン」「食物繊維」「タンパク質」「ミネラル」「ビタミン」が豊富に含まれています!
例えば、「食物繊維」についてみていきましょう。
食物繊維って1日どのくらいとれば良いの?
食物繊維の1日の摂取目標量は、女性18g以上、男性21g以上でした。ですが、現在の平均摂取量は14gと減少しており、特に若い世代の摂取量が減少しているようです。
その理由は欧米化で、肉や乳製品の摂取が進み、お米を食べることが減少していることがあげられています。
しかし、もち麦には玄米の4倍、白米の25倍食物繊維が含まれています!
少ない量でも食物繊維が一度にたくさんとることができるということですね!
このように、「食物繊維」以外の栄養素も他の食品と比べてもたっぷり含まれているのがもち麦なのです!
では、本題へ戻ります。そんな栄養価の高いもち麦がなぜ危険といわれているか、その理由をずばりお答えしましょう!
調べてみると以上が危険といわれている理由でした!
なぜもち麦は危険といわれているか一つ一つの理由をみていきましょう!
外国産の食品は危険なイメージがある!
みなさん外国産と言われてどんなイメージがありますか?
遺伝子組み換えや残留農薬の心配があってあんまり食べたくないな。
外国産の表記があるだけで、買わない選択をする人が多くいるかと思います。
ですが、外国産の表記があるだけで食品を買わないのはもったいないことです!
遺伝子組み換えと残留農薬の心配だけでも解決してしまいましょう!
遺伝子組み換えへの不安
そもそもなぜ遺伝子組み換えをしているか知っていますか?
私たちが毎日食べているものの多くは、「育てやすさ」や「美味しさ」等の追求のため、品質改良が進められてきました。遺伝子組み換えもその一つです。
遺伝子組み換えとは、食品を良くするために、有用な性質を持つ植物から遺伝子を取り出し、その性質を持たせたい植物に遺伝子を組み込んでいくのです。
良い食品を作るために遺伝子組み換えを行っているため、安全性が不確かではいけません。
安全性や有害物質などを作る可能性がないことをしっかり確認しています。
そのため、遺伝子組み換えの食品を食べても問題はありません。
遺伝子組み換えは良い食品を作るためのものだから、安全性は確実なのですね!
残留農薬への不安
農薬を使って育てた農作物に農薬が残ってしまうことを【残留農薬】と言われています。
農薬って身体に悪いものじゃないの?体調悪くなったりしないかな?
農薬と聞くと、すごく強い薬物で身体に少しでも入ると健康被害がでるのではないかと心配ですよね。
しかし、日本で売られている外国産の食品は食品衛生法で規定されている厳密な審査を通ったものしか売られてないのです!
その為、残留農薬による健康被害がでる心配はありません。
残留農薬で身体に悪影響がでないようにしっかり検査しているんですね!
では実際に、食品衛生法にどんなことが書いてあるか見ていきましょう。
農薬の残留基準について、食品衛生法でもしっかりと定められていることがわかりますね。
ここで一つ、残留農薬の心配があるあなたへぜひおすすめしたい商品があります!
こちらは、国内外のもち麦を取り扱っています。外国産のもち麦の安全性を確実にするために、現地のもち麦畑を実際に訪問し、調査を行っていますよ。
そして、約400項目を越える残留農薬検査や原料の水分量、混入物がないかどうか厳しいチェックが入っています。
食品衛生法での検査の他にも独自の検査もしっかりしているのですね!これなら安心!
もち麦を食べ過ぎると下痢や便秘など身体に悪影響も!
みなさんはこんな経験ありませんか?
辛い物を食べ過ぎると翌日お腹が痛くなる、スイカを食べ過ぎると翌日下痢を起こす。
どんな食べ物も食べ過ぎると体調が悪くなったりしますよね?
もち麦も同じです。栄養価の高いもち麦だからこそ食べ過ぎると危険なこともあります。
食べ過ぎると起こる症状は、便秘・下痢・おなら・胃痛があります。
一つ一つの症状がなぜ起きるのか見ていきましょう。
便秘
もち麦を食べ過ぎると便秘になる理由は【食物繊維】にあります。
食物繊維は腸内の水分を吸収しながら進んでいきます。そのため、食物繊維を多くとりすぎてしまうと腸内の水分が不足してしまい、便の動きが悪くなってしまいます。
その結果、便もどんどん固くなり便秘へと繋がってしまいます。
下痢
もち麦を食べ過ぎると下痢になる理由は【フルクタン】にあります。
フルクタンとはもち麦に含まれる水溶性食物繊維で、下剤と同じ働きをします。
その結果、フルクタンを含むもち麦を食べ過ぎる下痢を起こします。
食べ過ぎると便秘にも下痢にもなるってどうゆうこと?
食べ過ぎによる影響として、便秘と下痢が出てると矛盾している気がしますよね?
ここでもち麦に含まれる食物繊維のお話を少ししましょう。
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がありますが、もち麦には両方とも含まれています。
水溶性食物繊維には水に溶けて便を柔らかくする効果があります。また、不溶性食物繊維には胃や腸の中で水分をたくさん吸収して便の量を増やす効果があります。
そして、もち麦には水溶性食物繊維が不溶性食物繊維の約2倍も含まれています!そのため、便通改善に効果的と言われています。
便を固くするよりも柔らかくする方が強く働きやすいということですね!
また、便秘や下痢には食事や水分摂取量も影響するので、一緒に取る食事には注意しましょう!
おなら
もち麦によっておならがでる理由として考えられているのがこの3点です。
おならがでるのは少し恥ずかしいことではありますが、良いことでもあるのです。
食物繊維が腸内細菌によって発酵する過程でガス以外にも酢酸や短鎖脂肪酸といわれる物質も生成されます。
この酢酸や短鎖脂肪酸はダイエットにとても良い影響を与えてくれます。
おならがでたら身体が良いほうへ向かっているサインと考えましょう!
胃痛
胃痛が起きるのは消化不良が原因です。もち麦は白米に比べ固いため、白米と同じ感覚で食べてしまうと、消化不良をおこしてしまうのです。
さらに、もち麦は食物繊維が多いため消化に時間がかかります。
そのため、夜に食べると胃が消化活動を続けるので眠りが浅くなったり、消化しきれずに胃がもたれたりすることがあります。
もち麦はよく噛んで食べ、夜に食べるのは控えましょう!
もち麦は小麦アレルギーと関連がある!?
もち麦アレルギーはあまり聞いたことありませんよね?
ですが小麦アレルギーはどうですか?結構身近なアレルギーですよね!
小麦アレルギーの人はもち麦でアレルギー反応を起こす危険性があります!
なぜなら、小麦アレルギーともち麦アレルギーの原因物質は厳密には異なりますが、非常に似た分子構造をもっているからです。
そのため、アレルギー反応を起こすことがあるのです!
アレルギー反応は重症化してしまう恐れもあるため、少しでも違和感が出た場合には食べるのをやめましょう!
もち麦は危険というよりもダイエットに効果的!
もち麦はスーパーフードと言われており、危険ではなくダイエットにも大変効果的です!
もち麦がどんな理由で危険ではなくダイエットに効果的なのか一つ一つ説明していきましょう。
どの効果も痩せたいからといって食べ過ぎると危険なので、注意しましょう!
もち麦は1日の糖の吸収を抑える効果がある
もち麦には糖の吸収を抑える効果があるの?
あります!糖吸収を抑えるのに効果的な働きをするのがもち麦に含まれる【β-グルカン】です!
β-グルカンには一緒に食べたものの消化や吸収を穏やかにし、糖の吸収を抑える働きがあります。そのため、食後の血糖値上昇の予防にもつながりますよ。
また、β-グルカンは強い粘性でコレステロールを吸着し、体外への排出を助ける働きもあることが報告されています。
血糖値の急上昇は脂肪が溜め込みやすくなります。また、血糖値が不安定になると、イライラしたり、不眠になったりと、体に不調を引き起こしますよ。
そのため、血糖値を安定させることがとても重要です!
そこでお伝えしたいのが【セカンドミール効果】です!
セカンドミール効果とは、最初にとった食事(ファーストミール)が、次の食事(セカンドミール)の後の血糖値にも影響を及ぼすというものですよ。
つまり、ファーストミールで糖の吸収を抑える食べ物を食べることにより、セカンドミール後の血糖値の上昇を防ぐことができるということです!
セカンドミール効果もあり、コレステロールの低下にも効果のあるβ-グルカンはダイエットの味方ですね!
整腸作用があり便秘の予防効果がある
もち麦に水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれていることは先ほどもお伝えしましたね!もう一度確認していきましょう!
水溶性食物繊維とは、腸内細菌のエサとなって、境を整えて腸の動きをよくする効果があります。また、水に溶けて便を柔らかくする効果もあります。
不溶性食物繊維とは、便の量を増やして腸の蠕動運動を活発にする効果があります。
このように、食物繊維が腸内環境に与える影響はとても大きく、便通が良くなると言われています。
また、食物繊維の効果として食後の血糖値の急上昇やコレステロールを抑えることもできます。
もち麦を食べることで、便秘が解消され、ダイエットにも効果的ということですね!
脂肪が燃えやすく溜め込みづらい身体になる
脂肪が燃えやすい身体になることには【短鎖脂肪酸】が影響しています。
『おならがでる』項目でお話したことをより詳しくお伝えしていきますね!
食物繊維が腸内細菌によって発酵する過程でバクテロイデス菌もガスとともに生成されます。
このバクテロイデス菌が短鎖脂肪酸を生み出します。短鎖脂肪酸にはたくさんの種類がありますが、ここでお伝えしたいのは【酢酸】の働きです。
酢酸は体内の余分な脂肪を蓄えている細胞で作用し、脂肪細胞に過剰なエネルギーが入るのをブロックし、脂肪の蓄積を防ぎます。
また、交感神経にも作用し、心拍数や体温を上昇させ、エネルギー消費を高める効果もあります。エネルギー消費を高めることは脂肪の蓄積を防ぐことにもつながります。
もち麦を食べることによって、脂肪の蓄積もエネルギー消費を高めることもできるのですね!
もち麦の危険ではない安全な食べ方を紹介!
もち麦は危険ではないこと、メリットがたくさんあることはわかったけど、どうやって食べたらいいの?
せっかくもち麦を食べるなら効果がある食べ方をしたい!
そんなあなたにおすすめの安全な食べ方を紹介していきます!
もち麦は水と一緒に朝食に食べるのがベスト
セカンドミール効果を活用し、消化不良を防ぐためには、朝食にもち麦を食べることをおすすめします!
セカンドミール効果とは、最初にとった食事(ファーストミール)が、次の食事(セカンドミール)の後の血糖値にも影響を及ぼすというものです。
セカンドミール効果に影響を与えるβグルカンの理想摂取量は、1日3gです。5~50g程度のもち麦を食べることで、3gのβグルカンを摂取することができます。
また、副作用を起こさないようにするための、安全なもち麦摂取量は1日に35~50g程度です。もち麦の食べ過ぎは危険です!
また、もち麦は水と一緒に食べることで特に3つのメリットがあります。
もち麦は水と一緒に、安全な量を朝ごはんに食べることにしよう!
もち麦は白米や漬物と一緒に食べると相性抜群!
もち麦×白米
お米10に対してもち麦3割程度を一緒に炊くことでお茶碗1杯分で食物繊維が約2.3gとることができます。さらにもち麦のプチプチした食感を感じることもできます!
お米を炊いた後、保温のままにしておくと、臭いがでたり変色したりすることがあるため、食べられない分は保温せずに冷凍保存することをおすすめします。
また、冷凍保存したもち麦は、スープに入れたり、解凍してサラダにかけたりすると美味しく食べることができます!
もち麦をスープにいれても大丈夫なの?食物繊維がでてしまうことはない?
水溶性食物繊維が茹でることで流れ出てしまうのではないかと不安の声が多数ありました。
ですが、大麦の食物繊維は中心部分まで満遍なく含まれているので流れ出てしまうことはありません。
もち麦×漬物
漬物を一緒に食べると、漬物に含まれる乳酸菌が腸内の善玉菌を活性化し、もち麦の食物繊維を分解。その結果、酪酸が生成されます。
酪酸には血糖値をコントロールする作用があるため、ダイエットに効果的です!
お米に飽きたら小麦粉の代わりにもち麦粉!?
もち麦をお米のかわりとして活用するのに飽きてしまったあなたにはぜひ【もち麦粉】をおすすめします!
もち麦100%のもち麦粉を小麦粉の代わりに使うことで、お好み焼き風にしたり、すいとん風にしたり、活用の幅がぐっと広がります!
また、こちらのもち麦粉のホットケーキミックスを使うとお子様にも食べやすいのでおすすめです!
もち麦は手軽にコンビニでも買うことができる!
料理をしない場合でも手軽にもち麦をとれる方法としておすすめなのがコンビニのおにぎりです!
調べてみると、セブンイレブンやローソンで様々な味のもち麦入りのおにぎりが販売されていました!
コンビニで売られているものは一回量もわかりやすく、成分表が表示されているので、食べ過ぎによる危険も防ぐことができます!
ぜひ、おにぎりを選ぶ際にはもち麦入りのおにぎりを選んでみてください!
まとめ
- もち麦が危険な理由は外国産であること、食べ過ぎ・アレルギーによる影響がほとんど
- 外国産の食品でも遺伝子組み換えや残留農薬の心配はなく、危険ではない
- 小麦アレルギーの人はもち麦でアレルギー反応が出ることがある
- もち麦は1日35~50g程度の摂取量であれば、食べ過ぎによる影響を受けにくい
- もち麦に含まれるβ-グルカンにはセカンドミール効果があり、糖吸収を抑える効果がある
- もち麦には白米の25倍の食物繊維が含まれており、整腸効果がある
- 腸内環境が良くなることで、脂肪燃焼効果が表れる
- もち麦は水と一緒に朝食で食べるのがベスト
- もち麦は手軽にコンビニでも買うことができる
もち麦は危険な食べ物ではなく、ダイエット効果のあるスーパーフードでした!
もち麦には興味はあったけど、食べたことがないあなたは是非一度食べてみてはいかがでしょうか。
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