新しいカーテンを買ったけれど家に帰って付けてみたら長さが合わない!カーテンの裾がほこりで汚れるから困ったわ!
長すぎるカーテンは丈詰めをすることができるので大丈夫ですよ。
サイズ直しには店舗で直してもらう方法と自分で直す方法の2通りあります。
長すぎるカーテンの丈詰めは持ち込めばニトリでしてもらえるんです。ご存じでしたか?
ただしニトリで購入したカーテン限定のサービスなので他店で購入したカーテンは直してもらえません。
他店で購入したカーテンのサイズ直しをしたい場合の方法もこの記事では紹介していますので安心してください。
裾上げテープでカーテンのサイズ直しをするのは「簡単さ・仕上がり・コスパ」で考えてバランスがよいと言えます。
裾上げテープは値段も安く、まっすぐに折り目を付けることができればきれいに仕上がります。
「意外と上手にできた」「厚手の遮光カーテンでも接着することができた」となかなか評判もよいので、ぜひお試しいただきたい方法です。
カーテンの丈詰めはニトリで可能!でも持ち込みに限る!
せっかく買ったカーテンのサイズが合わないとガックリしちゃいますよね!
そのままだと見た目もかっこ悪いし、開けたり閉めしたりするとカーテンの裾が床に接しているのでほこりで汚れてしまうのが気になります。
そんな丈の合わないカーテンはニトリで購入した商品かつ条件を満たせば、ニトリで直してもらうことができます。
ちょっと待って。丈と裾ってなに?違いが分からない!
丈と裾という言葉、違いが分かりづらいですよね。
この後も記事の中で何度も出てくるので先に言葉の意味を確認しておきましょう。
- 丈(たけ):長さのこと、カーテンであれば縦の長さのこと
- 裾(すそ):布の一番下のラインのこと、カーテンであれば床に一番近い部分
丈と裾の違いはわかりましたか?それではニトリでサイズ直しをしてもらえるカーテンを確認してみましょう。
ニトリで対応可能なカーテンのサイズ直しとは!?
ニトリでサイズを直してもらえるカーテンには条件があります。
ニトリはニトリで購入した商品に限りカーテンの丈つめをしてくれます。ちなみに丈つめとは、長さを短くすることを意味します。
他店舗で購入したカーテンのサイズ直しは受け付けてもらえないのです。
それなら私はニトリでカーテンを買ったから大丈夫!受け付けてもらえるね!
残念ながらニトリで購入したカーテンだからと言って絶対にサイズ直しをしてもらえるわけではないのです。
ニトリでは対応できないカーテンが色々とあります。
よくわからないわ。結局私のカーテンは直してもらえるの?
まずは下のリストに当てはまっている場合はニトリのカーテン丈つめサービスを利用できる可能性があります。
私のカーテンは条件に当てはまってそうだわ!
上のリストに当てはまるあなたなら、思い切ってニトリに電話または来店して対応可能か聞いてみましょう。
店舗で自分の持っているカーテンが対応可能かどうかは聞けばすぐに教えてもらえます。
ニトリでカーテンのサイズ直しをした場合の料金と納期
さて、次に気になるのはいったい丈つめの料金はどれくらいかということです。
実際にニトリに電話をしたら教えてもらえました。
カーテンの幅 | 料金 |
2m未満 | 3,565円 |
2m~3m | 4,074円 |
3m以上 | 7,130円 |
ニトリのカーテンの丈つめサービスの料金はカーテンの幅によって値段が違います。
また裏地があるかないかや生地の厚みによっても値段が変わってくるそうです。
なので上の表は値段の目安とし、実際の値段は店舗に確認をしてみてください。
ニトリの丈つめサービスの料金は新しいカーテンを買いなおすのに比べれば安いのではないでしょうか?
もし高額で購入したお気に入りのカーテンならば、買いなおすのに比べて安く済むと思います。
ただし1点デメリットがあります。納期について確認したところ納期は3週間くらいかかるとのことでした。
完成までに時間はかかってしまいますが、お気に入りのカーテンをきれいにサイズ直しをしてもらいたい場合には、ニトリはおすすめです。
カーテンのサイズ直しを自分でやる方法を紹介
ちょっと待って!ニトリでカーテンのサイズ直しを依頼すると時間が結構かかるのね。それなら自分で直せないかしら?
店舗にカーテン直しを依頼にいくのは面倒だし自分で何とかできないかな?と思うあなたの気持ちわかります。
すぐにでもカーテンを短くして使いたい場合はカーテンのサイズ直しを自分でするのもおすすめです。
カーテンの丈を短くする方法として、手縫いもしくはミシン・裾上げテープの2つを紹介します。
先ほど説明した丈つめと裾上げは意味が違い、裾上げは裾を折り曲げて短くなるように調整することです。
カーテンのサイズ直しを自分でする前の事前準備
カーテンのサイズ直しを自分でする前に共通でやっておくことがあります。
やり方を少し補足しますね。カーテンを付ける場所の長さを測るときは、カーテンレールのすぐ下から床までを測ります。
カーテンの長さを決めるのに大事なことはカーテンは床につかないことです。なので測った長さ-2、3センチが理想のカーテンの長さとなります。
カーテンにアイロンをかけるときは、カーテンレールからカーテンを外しましょう。
カーテンにシワやヨレがあるとまっすぐ縫えなかったり長さを間違えたりする原因になります。
めんどくさいときは下の部分だけでも良いので、アイロンがけをしましょう。
カーテンを手縫いもしくはミシンでサイズ直しする方法
それではカーテンを理想の長さに縫っていきましょう。
【手順】
- カーテンを理想の長さになるように内側に折る
- 折り目がつくようにアイロンがけをするときれいにできます
- もしカーテンが長すぎて折るだけでは対応できなさそうであればカットしてもかまいません
- カットする場合は理想の長さ+10センチになるようにカットして、その10センチを内側に折りましょう
- さらに内側へ2センチ折りこむ
- 三つ折りになるように、裾をさらに内側へ2センチ折りこみます
- 折り目を待ち針で仮止めする
- 三つ折りになっている折り目をまっすぐ手縫いもしくはミシンで縫う
三つ折りにする部分が分かりづらいと思うのでタオルで実演してみました。下の画像を参考にしてみてください。
ポイントは理想の長さに内側に折った後に更に内側へ2センチ折って三つ折りを作ることです。
こうすることで見た目もきれいに仕上がるだけでなく、糸くずが出にくくなります。
カーテンを裾上げテープでサイズ直しする方法
自分で縫うのは不安だというあなたには裾上げテープがおすすめです。
カーテンに厚みがあり手縫いやミシンが難しい場合も裾上げテープなら簡単にできます。
裾上げテープはアイロンがけをするだけで簡単にサイズ直しができる便利なアイテムです。
【手順】
- カーテンを理想の長さ+4、5センチの長さのところでカットする
- 多めにとってあった4,5センチの余白部分を内側に折り返す
- きれいに仕上げるポイントはまっすぐに折り返すことです
- 折り目がしっかりつくようにアイロンをかける
- 折り目の間に裾上げテープをはさみ、アイロンがけをする
- カーテンの生地や材質によってはアイロンがけをするときにあて布をしましょう
裾上げテープでカーテンのサイズ直しをするのは「簡単さ・仕上がり・コスパ」で考えてバランスがよいと言えます。
裾上げテープは値段も安く、まっすぐに折り目を付けることができればきれいに仕上がります。
「意外と上手にできた」「厚手の遮光カーテンでも接着することができた」となかなか評判もよいので、ぜひお試しいただきたい方法です。
カーテンサイズの直し方は他にもある?2つの方法を紹介
この記事をここまで読んだあなたはこう思っていないでしょうか?
家にミシンもアイロンもないし手縫いも苦手だわ。これは自分でカーテン直すのは無理そう。
縫ったりアイロンをかけたりするのが苦手な場合や家に道具がない場合は、自分でカーテンの長さを直すのは難しいなと感じたのではないでしょうか。
そんなあなたのために、簡単にカーテンのサイズを調整できる方法をお教えします。
カーテンのサイズはアジャスターフックで調整可能
もしカーテンの長さを数センチ調整したいだけなら、カーテンのアジャスターフックで直すのが簡単です。
アジャスターフックとは下の画像のものです。カーテンとカーテンレールをつなぐ器具です。
知っていましたか?このアジャスターフックは丈の長さが±1~4㎝調整可能です。
もしカーテンが長すぎる場合はアジャスターフックを下げると、下げた分だけカーテンが短くなります。
実は私の家のカーテンも引っ越したところカーテンが数センチ長すぎたためアジャスターフックで上の写真のように調整しました。
これは簡単だから私でもできそう!すぐにやってみるわ!
お手軽にすぐに調整できるので、カーテンが長いなと思ったらまずはこの直し方を試してみてもいいかもしれませんね。
応急処置!手軽にできるカーテンサイズの直し方
数センチのサイズ直しであればアジャスターフックを調整することもできます。
でもアジャスターフックで対応できない長さのサイズ直しの場合もありますよね。
これから紹介する2つの方法は応急処置としてカーテンの長さを合わせる直し方です。
応急処置なのであまりきれいな見た目ではありません。
ですが縫ったりアイロンかけたりが苦手であきらめる前にぜひ試してみてほしい直し方です。
応急処置①安全ピンを使うサイズの直し方
応急処置の1つ目は安全ピンを使ったカーテンのサイズの直し方です。
カーテンを希望する長さまで内側に折ります。
そして両端とその間を8〜10箇所くらい等間隔になるように安全ピンで留めるだけです。
安全ピンが表に少し見えますし、カーテンに小さいですが穴があいてしまうのがデメリットです。
でも、長さを元に戻したくなった場合に戻しやすいというメリットもあります。
安いカーテンを買ったらサイズが合わなくてお金はかけたくない場合や手っ取り早くサイズを直したい場合にはおすすめです。
応急処置➁布用ボンド(裁ほう上手)でのサイズの直し方
2つ目の応急措置は布用ボンド(裁ほう上手)を使う方法です。
これは布用ボンドの名前が示すとおり、布に使うボンドです。
やり方は簡単です。カーテンを理想の長さになるように折ります。
折り目に布用ボンドを塗ります。ポイントは折り目全体に塗り広げることです。
しっかりと接着をするように手で端から押さえていきましょう。これだけです。
裁ほう上手を使うと耐久性が少し悪いのがデメリットです。
しかし誰でも簡単にカーテンの裾上げができるのが大きなメリットです。
耐久性をあげるために、ボンドで接着後は洗濯バサミを使って接着した部分を挟んでしっかり接着させると良いですよ。
まとめ
- 丈の合わないカーテンのサイズはニトリで直してもらうことができる
- ニトリのカーテン丈つめサービスはニトリで購入した商品に限る
- ニトリのカーテン丈つめサービスの料金はカーテンの幅によって決まる
- ニトリのカーテン丈つめサービスの納期は約3週間
- すぐにでもカーテンを短くして使いたい場合はカーテンのサイズ直しを自分でするのもおすすめ
- 自分でカーテンのサイズ直しをする方法は、手縫いまたはミシン・裾上げテープと2通り
- 数センチのサイズ直しであればアジャスターフックを調整でする
- 応急処置としてカーテンのサイズを直す方法は安全ピンと裁ほう上手がおすすめ
カーテンのサイズを直す方法は色々あります。
サイズ直しの方法を選ぶときに大事なことは、あなたがカーテンを「すぐ直したい」のか「きれいに直したい」のかのバランスです。
あなたに合った方法でカーテンのサイズを直せるといいですね。
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