除雪機の中には、買ってはいけない除雪機があるため、購入検討中のあなたは注意してください。
買ってはいけない除雪機がある…!?そう聞くと除雪機選びが不安に感じるな…。
除雪機は万単位、数十万単位の買い物となるため、絶対に失敗したくありませんよね。
除雪機の知識がないまま購入を進めると、全く役に立たないものを購入してしまい、数十万をドブに捨てることになってしまう可能性もあります。
この記事では、そのようなことを避けるため、買ってはいけない除雪機の特徴5点や選び方、おすすめの除雪機などを紹介していきます。
あなたに適した除雪機が購入できれば、楽々スムーズな除雪が可能となり、除雪による疲労や早すぎる朝の起床とはおさらばできます!
冬を楽しみに迎え、快適に過ごせる生活を手に入れましょう♪
買ってはいけない除雪機の特徴5点!失敗はさせません!
大雪で除雪が大変だ…!除雪機を買おうか悩んでいるのだけれど、どのようなものがいいのかな?
除雪機の使用が初めてのあなたや、雪がたくさん降る地域にお住まいのあなた。
上記に該当するのであれば、絶対に買ってはいけない除雪機があるので注意が必要です。
私も雪国生まれ、雪国育ちなので、除雪機を買おうか悩んでいる、ゆきおさんの気持ちがよくわかります。
体の動きが悪い朝からの除雪作業は、正直辛いものがあります…。
さらに積雪の期間が長いと、筋肉痛も重なってきて、より体が重く感じますよね。
除雪の苦痛を回避するためにも、より良い除雪機が手元にあれば…と思うのは当然のことです。
除雪機は高額なため、購入したけれど使わずに終わってしまったなんて失敗は絶対にしたくありませんよね。
しかし、購入した除雪機が思うように動かず、結局いつものママさんダンプのほうが早く除雪できたなんてことは実際によくある話です。
ここでは、そのような悲しい結末にならないよう、買ってはいけない除雪機の特徴をお伝えしていきます。
買ってはいけない除雪機の特徴5点!
あなたがスムーズで容易な除雪を求めているのであれば、以下5点に当てはまる除雪機の購入は避けましょう。
- 電気・バッテリー式の除雪機
- 中古の除雪機
- 大きめの除雪機
- ネットで買った除雪機
- 左右のハンドルが繋がっていない除雪機
なぜ買ってはいけないのか、それぞれの特徴ごとに確認していきましょう。
電気・バッテリー式除雪機
電気式やバッテリー式の除雪機は軽く、操作がしやすいですが、寒い地域ではすぐに放電し、パワーが落ちてしまいます。
凍って固くなった雪を長時間除雪しようとすると、パワー不足で全く歯が立たないという事態に陥ってしまうので、おすすめできません。
また、電気式やバッテリー式の除雪機は、使用時に延長コードや充電が必要となります。
延長コードは、除雪する際に邪魔になる可能性がありますし、除雪機を動かせる範囲も限られてくるため、広範囲の除雪には向いていません。
充電も、使用する前に毎回充電をしなくてはならないとなると手間ですよね。
では他にどのような除雪機があり、どれを選ぶといいのですか?
除雪機のタイプについては、次項で詳しくお伝えしますので、ぜひご確認ください。
中古の除雪機
中古の除雪機は格安で販売されているため、魅力的に感じるかもしれません。
しかし中古の除雪機は、問題なく稼働していればとりあえず販売されている、という状態のものが多いです。
以前使用していた持ち主がどのような使い方をしていたかによって、除雪機の耐久性は異なります。
そのため、使い始めてすぐに故障してしまう可能性もあるのです。
除雪機ですので、格安といってもやはり万単位の出費となることは確実です。
にもかかわらず、結局使用できないとなると、とても悔しい思いをすることになります。
それは絶対に避けたい…!
そうですよね。あまり役に立たない除雪機の修理にお金を費やすくらいなら、多少高額になっても始めから新品を購入し、ストレスフリーな除雪をしたいものです。
大きめの除雪機
大きい除雪機は、小回りがきかないためおすすめできません。
大きい除雪機ならパワーがあって一気に広い範囲を除雪できるから、小回りは必要ないんじゃないかな?
あなたの家に隣接する家が全くなく、常に広い範囲の除雪を目的としている場合は、大きい除雪機でも問題ありません。
しかし、個人宅の範囲で利用する場合は、小回りがきいたほうが圧倒的に効率がいいです。
小回りがきかない大きい除雪機を動かす大変さを想像してみてください。一気に疲労感を覚えませんか?
実際に使用することをイメージしながら、あなたが使用する場所に適した除雪機を選びましょう。
ネットで買った除雪機
近年はインターネットでも除雪機が販売されているため、気軽に購入できます。
しかし、インターネットでは除雪機の大きさを把握しづらく、いざ購入して使ってみると、思っていたものと違ったということが大いにあり得ます。
口コミを見たとしても、感じ方は人それぞれですし、住んでいる場所が異なれば、適した除雪機も異なります。
あなたが初めて除雪機を購入するのであれば、お店で実物を確認してから購入するのが望ましいです。
確かにお店での購入であれば、お店の人の意見も聞けるだろうし、自分が住んでいる地域に適した除雪機が購入できそうだ!
左右のハンドルが繋がっていない除雪機
除雪機には、左右のハンドルが繋がっている一体型のものと、繋がっていない独立型のものがあります。
独立型の除雪機は、左右の手を別々に動かす必要があり、操作が難しいため、除雪機の運転に慣れた人向けのものといえます。
除雪機初心者であるあなたには、左右のハンドルが繋がっている一体型の除雪機がおすすめです。
ハンドルが繋がっていれば、除雪機を両手で押せますし、様々な握り方で持つことが可能となるため、持ち替えができて手が疲れにくいというメリットもありますよ。
除雪作業後はそのまま仕事へ行かなければならないので、疲労を軽減できるのはありがたいです…!
買ってはいけない除雪機を避ける選び方!何を重視する?
買ってはいけない除雪機はわかりましたが、実際どのようなものを選べばいいのですか?
除雪機の選び方として、動力のタイプ・除雪方式・走行方式の3点を確認するといいでしょう。
除雪機には様々なタイプのものがあり、どれを選べばいいのか悩みますよね。
選び方や重視したい事項も人それぞれだと思います。
あなたが住んでいる地域によっては、前項でお伝えしたもの以外にも買ってはいけない除雪機があるかもしれません。
それぞれの特徴をよく理解し、バランスを見ながらあなたにとって最適な除雪機を選びましょう。
ここでは、動力のタイプ・除雪方式・走行方式の3点についての選び方をお伝えしていきます。
動力は3タイプ!いいとこどりのハイブリッド式も!
除雪機の動力は大きく分けて、電気式、エンジン式、ハイブリット式の3つのタイプがあります。
電気式はさらに「コンセント式」と「バッテリー式」に分けられ、エンジン式も「ガソリン式」と「ディーゼル式」に分けられます。
ハイブリット式とは、電気式とエンジン式の長所を取り入れ、走行は電気モーターで、除雪作業はエンジンで動力を使い分けたもののことをいいます。
それぞれのタイプのメリット、デメリットを表にまとめましたので、ぜひご確認ください。
動力タイプ | メリット | デメリット | |
電気式 | コンセント式 |
軽量で小さく、保管がしやすい メンテナンスがほぼ必要ない 価格が手頃 稼動音が比較的小さい |
コンセントが必要 動かせる範囲が限られている パワーが弱い |
バッテリー式 |
毎回充電が必要 長時間の使用に適していない パワーが弱い |
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エンジン式 | ガソリン式 |
電気式よりもパワーが強い 【ディーゼル式と比較して】 操作しやすい 価格が手頃 稼動音が小さい |
こまめなメンテナンスが必要 故障が多い |
ディーゼル式 |
【ガソリン式と比較して】 パワーが強い メンテナンスが楽 故障が少ない 燃費がいい |
【ガソリン式と比較して】 操作が難しい 価格が高い 稼動音が大きい 本体が大きく重い |
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ハイブリット式 |
操作しやすい パワーが強い 燃費がいい |
値段が高い こまめなメンテナンスが必要 本体が大きく重い |
電気式から、エンジン式、ハイブリッド式になっていくにつれてパワーが強くなり、降雪量が多い地域でもスムーズな除雪が可能となります。
一方で本体が大きくなり、値段も高くなってしまうため、保管場所があるか、予算はどれぐらいなのかを確認する必要がありますね。
電気式は手頃な値段での購入が可能ですが、前述したように降雪量が多い地域ではパワーが足りず、全く役に立たない可能性もあります。
降雪量が多い地域にお住まいのあなたとっては買ってはいけない除雪機といえるでしょう。
少量の雪をサッと除雪したいという場合であれば、電気式の除雪機でも問題ありませんよ。
除雪方式は2タイプ!あなたは押して集める?吹き飛ばす?
除雪方式には、ローダー式とロータリー式の2タイプがあります。
降雪量が少ないならローダー式、降雪量が多いならロータリー式を選びましょう。
以下でそれぞれの特徴やメリット・デメリットについてお伝えしていきます。
雪を押して集めるローダー式のメリット・デメリット
ローダー式は、除雪機の前部分に付いたブレードを使って、雪を押して集めるタイプの除雪機です。
ブレードとは一体どのようなものですか?
ブルドーザーや道を走っている除雪車を思い浮かべてみてください。
どちらも前部分に土や雪を押したり平らにしたりする、横長ママさんダンプのようなものが付いていますよね!それがブレーダーです。
ローダー式はコンパクトなものが多く、保管や操作がしやすいというメリットがあります。
しかし、雪を押しながら進むタイプなので、30cm以上の積雪だと、除雪機自体が動きにくくなってしまいます。
ママさんダンプであれば雪を高く積み上げられますが、除雪機となればそれもできないため、住宅街だと集めた雪の行き場にも困りますよね。
そのため、ローダー式は降雪量が少ない地域向けの除雪機と言えます。
雪を吹き飛ばすロータリー式のメリット・デメリット
ロータリー式は、雪を削り、その雪を吹き飛ばしながら除雪するタイプの除雪機です。
エンジンパワーが大きなものが多く、30cm以上の雪でも対応が可能です。
しかし、水分を多く含む雪だと、中で雪が詰まったり、うまく吹き飛ばせなかったりすることもあるため注意が必要です。
普段ロータリー式除雪機を使用していても、サブ機としてローダー式除雪機を備えているケースも少なくありません。
私が住む北陸地方は降雪量が多いけれど、水分を多く含む雪が積もる日もあります。両方の購入は予算的にも厳しいのですが…。
ゆきおさんと同じ状況のあなたに朗報です!除雪機の中には、ブレードを上げ下げしてローダー式にもロータリー式にもなる、1台2役のものもありますよ。
どちらを買おうか迷った時には、そちらの購入も視野に入れるといいかもしれませんね。
走行方式は2タイプ!自走式は楽だが危険性もある!
除雪機の走行方式には、手押し式と自走式の2種類のタイプがあります。
価格や操作のしやすさ、安全性を考慮して、あなたに合ったものを選ぶといいでしょう。
以下でそれぞれの特徴やメリット・デメリットをお伝えしていきます。
自分で押し進める手押し式!メリット・デメリットは?
手押し式除雪機はその名の通り、手で押して進んでいく除雪機のことをいいます。
手押し式の多くが、雪を吹き飛ばしながら除雪するロータリー式の除雪機です。
比較的リーズナブルな価格で、本体も軽量なため扱いやすく、保管場所にも困りません。
しかし、自走式のものと比較すると除雪するパワーは劣ってしまいます。
機械が動いてくれる自走式!メリット・デメリットは?
自走式の除雪機は、自分で押さなくとも機械が自動で動いてくれるので、簡単に操作ができます。
雪を押し集めながら進むローダー式、雪を吹き飛ばして進むロータリー式のどちらでも、自走式の製品が販売されています。
同じ自走式であれば、ロータリー式よりもローダー式の除雪機の方がリーズナブルな価格に設定されていますよ。
自走式の方が楽で、パワーもあって良さそうだな♪
私もゆきおさんと同じように感じました。しかし自走式の除雪機では、巻き込みなどの事故に十分気をつける必要があります。
実際に除雪機による死亡・重傷事故は毎年多く報告されています。
自走式除雪機を使用する際は、周囲の安全確認や適切な操作方法などをしっかりと確認することが大切です。
それぞれの除雪機の特徴を確認し、選び方も把握できました!他に確認すべき点などはありますか?
他に確認すべき点として、除雪機のサイズ、馬力、静音性、耐用年数などがあげられますが、アフターケアがあるかどうかも忘れずに確認するといいですよ。
使った後のケアや定期的なメンテナンス、点検、修理のことなど、購入後のことも踏まえて除雪機を選ぶことをおすすめします。
除雪機が故障して動かなくなった場合、大きな除雪機をショップまで運ぶのはとても大変です。
そのため、可能であれば自宅まで出張サポートしてくれるメーカーを選ぶといいでしょう。
買ってはいけない除雪機を回避するおすすめ商品を紹介
たくさん種類がありすぎて何を選べばいいかわからなくなってきた…!おすすめの除雪機はありますか?
買ってはいけない除雪機やおすすめの除雪機は、あなたがお住まいの地域や様々な条件によって異なってきます。
前述した買ってはいけない除雪機に該当していたとしても、住んでいる地域や様々な条件によって、おすすめのものとなる場合もあります。
本項ではおすすめの除雪機を紹介していきますが、それがあなたに適しているかどうか、しっかり検討してからご購入くださいね。
ホンダ 家庭用除雪機
ホンダの除雪機には、「クロスオーガ」という独自の技術が搭載されています。
クロスオーガとは、除雪部分に正転する刃と逆転する刃の両方を装備し、機械が浮くのを抑えたものです。
クロスオーガにより、重く固い雪にもしっかり刃が食い込み、優れた除雪力を発揮してくれますよ。
雪の深さに合わせて、除雪部分の高さをレバー1つで無段階調節できます。
高さ調節はガス圧アシスト付きのため、軽い力で動かせるのもメリットの1つです。
レバーで簡単に前進・後退などの操作ができ、無段階変速で速度を思うように操ることも可能です。
私も操作パネル部分を見てみましたが、機械音痴な私でもとても簡単に操作できそうだと感じました。
持ち前のパワーと高い操作性から、女性やお年寄りにもおすすめの除雪機です!
ヤマハ 家庭用除雪機
こちらのヤマハの除雪機は、ブレードの位置を変えることでローダー式にもロータリー式にもなり、1台で2役こなすことが可能です。
ローダー式とは雪を押し集めて除雪するタイプの除雪機で、ロータリー式とは雪を吹き飛ばしながら除雪するタイプの除雪機です。
降り始めの柔らかい雪が多く積もっている場合はロータリー式、徐々に溶けてきて水分を多く含む雪になってきた場合はローダー式、などと使い分けることが可能です。
雪質によって適した除雪機のタイプが異なりますが、どちらも兼ね揃えたこちらの除雪機があれば、どのような雪質であってもストレスなく除雪できますよ!
また、静音設計により、運転音は日常会話と同レベルの音量となっています。
早朝からの除雪作業が必要なあなたや、住宅街にお住まいのあなたにおすすめの除雪機です!
ワキタ MEIHO 小型除雪機
こちらのワキタの除雪機は、本体が小さいですが、パワフルなエンジン式の除雪機です。
小回りが利くため、スコップのように簡単に除雪できますよ。
パワフルとはいえ本体が小型であるため、大型の除雪機と比較するとパワーが落ちてしまうのも事実です。
降雪量が多い地域にお住まいのあなたにとっては買ってはいけない除雪機といえるかもしれません。
しかし、30cm程の高さの積雪までは対応可能で、お手頃な価格の割にはいい働きをしてくれます。
ハンドル部分をコンパクトに折りたためるので、収納にも困りません。
グリップ部分にはヒーターが内蔵されています。冬場の寒い中での作業にはうれしい機能ですよね!
ハンドルが一体型なので操作がしやすく、除雪機の利用が初めてで、手軽に使用したいと考えるあなたにおすすめの除雪機です。
まとめ
- 電気・バッテリー式、中古、大きめ、ネットでの購入、左右のハンドルが独立している、などの5つの特徴に当てはまる除雪機は買ってはいけない
- 除雪機の選び方としては、動力のタイプ、除雪方式、走行方式の3点を確認するといい
- 除雪機の動力は電気式、エンジン式、ハイブリット式の3つのタイプがある
- 電気式よりもエンジン式、エンジン式よりもハイブリット式の方がパワーが強く、スムーズな除雪が可能となる反面、高額となる
- 除雪方式には雪を押し集めて除雪するローダー式と雪を吹き飛ばして除雪するロータリー式とがあり、降雪量が多い地域ではロータリー式がおすすめ
- 走行方式には手押し式と自走式があり、自走式の方がパワーがあり簡単に操作できるが、巻き込みなどの事故に十分気をつける必要がある
- 購入後のことも踏まえて、アフターケアがあるかどうかも除雪機を選ぶ際に確認するといい
- 買ってはいけない除雪機やおすすめの除雪機は、住んでいる地域や様々な条件によって異なるため、最終的にあなたに適しているかしっかり検討することが大切
買ってはいけない除雪機を紹介しましたが、前述したように、住んでいる地域や立地条件、あなたの考え方などによって異なる場合もあります。
この記事を参考にしながら、近くの販売店に足を運び、お店の人に話を聞いてみるのが1番です。
あなたにとって最適な除雪機がきっと見つかることでしょう。
除雪機を利用して楽々スムーズに除雪できれば、億劫に感じる雪の見方も変わり、今まで見ていた冬の景色も一層綺麗に感じられますよ。
せっかく雪が降る地域に住んでいるのですから、雪が降る季節を楽しく迎えられるといいですね♪
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