ストーブなどの暖房器具を1日中使っているのに、部屋がなかなか暖まらないとつらいですよね。
北海道の部屋を暖かく保つには、断熱性と気密性を意識した寒さ対策をすることが大事です。
賃貸だからリフォームするのは難しいし、お金もかかる。新しい暖房器具を買うのもいいけど、北海道の冬は長いからできれば光熱費が上がるのは避けたい、と考えていませんか。
これから紹介するお部屋の寒さ対策は、初期費用はかかりますが100均で買えるものから、一度買うと長く使えるもの、またランニングコストもかからないので経済的です。
北海道の築50年賃貸アパートに、実際に子どもと住む私が実践している寒さ対策も紹介しますね。
実践するか、しないかで光熱費は変わってきますし、なによりお部屋も気持ちも暖かくなるので試す価値がありますよ。
窓からの冷気をおさえてくれる優れもの。商品が届いたら、袋からだし置くだけ。置いた瞬間から効果を実感できます。この商品の存在を知ったらもう手放せないです。
色も柄も可愛くて、配色も薄いのでお部屋においても悪目立ちしません。楽天の口コミも高評価で窓の寒さ対策をするなら、買って間違いなしの商品です。
北海道の寒さ対策は部屋の温度を保つことが大切
寒さ対策をしているはずなのに、部屋がなかなか暖まらない原因は断熱性と気密性が関係しています。
断熱性と気密性ってよくわからないと、思ったあなたへ簡単に説明しますね。
- 断熱性とは、家の外からの熱や空気の伝わりを抑える性質のこと。築年数が経った家は、断熱性が低く外気温の影響を受けやすい状態になっています。
- 気密性とは、部屋の熱や空気を外にださないようにする性質のこと。気密性が低いとせっかくの暖かい空気が外へ逃げて行ってしまいます。
この2つの性質が低いと部屋が寒くなり、また結露が発生しやすい原因にもなります。
北海道の家の特徴は、大雪や寒さ対策のために平らな屋根の家が多い、風除室があるなど工夫されています。
家の断熱性に大きく影響がある窓も、対策が取られていますよ。
数十年前までは、二重窓が主流でした。二重窓は独立した窓が2つ重なっている状態ですね。
私の家も断熱性を高めるために二重窓になっていますよ!
その後さらに対策が進み、熱伝導率の低い樹脂枠で、ガラス部分に空気の層を挟んだペアガラスやトリプルガラスが一般的になりました。
冬でも太陽の光を取り込み、取り込んだ熱を逃がさないような仕組みになっています。
そのため、築年数が古い家に住んでいる場合、窓から冷気が入ってくる可能性が高くなります。
私が住んでいる北海道のアパートは築50年なのですが、入居するときに内装が全てリフォームされて綺麗でした。
そのため「そんなに寒くなることもないだろ」と、思っていたのですが間違いでした。
北海道の冬は、当たり前のように氷点下になるので結露がひどく、朝には窓や玄関の扉に付いた結露が凍っていることもあります。
扉に付いた結露が凍ることで、隙間風も入ってきてとても寒くなります。
寒さ対策をしている今でも寒いときはありますが、部屋の温度を保てるように工夫をしているので入居したときよりは快適に暮らせています。
寒さ対策をしっかりとして、冬の北海道の暮らしを乗り越えましょう。
北海道の家の寒さ対策は工夫次第で暖かくなる
暖房時の熱の流出割合って知っていましたか。この数字を見たときに衝撃を受けたのは、きっと私だけじゃないと思います。
窓 | 58% |
壁 | 15% |
喚起口 | 15% |
床 | 7% |
屋根 | 5% |
なんと窓からは、約58%もの熱が逃げているのです。これは1日中、暖房をつけていても窓際が寒いわけですよね。
意外にも床が7%と低い印象を受けますが、そもそも冷たい空気は下へ、暖かい空気は上へ溜まる性質があるので床は冷えやすくなりますよね。
冬の北海道を過ごすうえで寒さ対策は、工夫次第で改善されるのでぜひ取り入れてみましょう。
窓からの冷気を遮断して部屋の熱を逃がさない工夫
寒さ対策をするなら、まずは窓から行ってみましょう。
工夫によっては、すぐに効果が得られるのでおすすめですよ。
プチプチや断熱シートを貼って結露予防の効果もあり
プチプチを窓に貼ると冷気が入ってくるのを軽減できる、という寒さ対策は定番ですよね。
私の家では、見栄えを気にしてプチプチは貼っていませんが、一部の窓には断熱シートを貼っています。
なぜ一部なのかというと、シートを貼る前の作業がめんどうに感じたからです。
窓をきれいに拭いて、乾かして、シートと窓の大きさにぴったりと合わせて切るという作業は手間と時間がかかってしまいますよね。
そのため、玄関扉の上の小さな窓にのみ付けています。小さな窓だと比較的簡単に貼れるのでそこまでめんどうに感じませんでした。
断熱シートのみで室内に冷気が入ってくるのを予防するのは難しいかもしれませんが、結露対策も兼ねて使用するのは良いと思います。
また、断熱シートによっては貼るまでの工程が多いものもあるので、私のように場所によって使い分ける工夫も参考にしてみてください。
窓の前には冷気遮断ボードを置いて寒さ予防
私が一番おすすめしたい寒さ対策が、冷気を遮断するボードです。販売しているお店によっては、冷気ストップパネルなどという品名で売られていたりもします。
これはとても簡単で買ってきたら、袋から出して広げて、冷気の感じるところに置くだけです。おすすめ3選にも紹介をしているので覗いてみてください。
北海道の冷たい風もこのボードを使って遮断できますよ。
カーテンは厚手&サイズに余裕があるものを選ぶ
冷気を室内にいれないために、カーテンを厚手のものにすると効果的です。
薄手のものだと生地の隙間から冷気が室内に入ってきやすくなります。服と同じですね。
また、カーテンを選ぶときは窓のサイズよりも余裕があるものを選びましょう。
せっかく厚手のカーテンを選んでも、サイズがぴったりだと隙間が開いてしまいそこから冷気が入ってくるので注意ですよ。
床から感じる寒さ対策にはアルミシートが効果あり
床が冷たいと足から寒さがじわじわと伝わり、身体が冷やされ底冷えしますよね。
床の寒さ対策もしっかりして、身体を冷やさないように暖かいお部屋にしていきましょう。
カーペットやラグの下にアルミシートを敷く
部屋のなかでもよく過ごすところに、カーペットやラグを敷きましょう。
これだけでもかなり暖かさは変わってくると思いますが、それでもラグを通して床からじわじわと冷たさを感じるときもありませんか。
そういったときは、ラグの下にアルミシートを敷いてみてください。
100均に売っているものでも十分、寒さ対策になりますよ。
私は100均で買ったアルミシートを使っているのですが、その薄さからあまり期待はしていませんでした。
しかし、このアルミシートをラグの下に敷くと敷かないとでは、子どもでもわかるくらい違いがあります。
ラグの下にアルミシートを敷くだけで「暖かさが増す」わけではありませんが、床からラグに伝わってくる冷たさは格段に減りました。
クッションマットを敷くのもおすすめ
小さいお子さんがいるとラグやカーペットを敷くのに抵抗がありませんか?
私の好みとしては、起毛があるラグの方が暖かさも感じやすくて好きなのですが、うちでは家族が集まるところには、クッションマットを敷いています。
その理由は、起毛があるラグなどよりもクッションマットの方が掃除しやすいからです。
クッションマットは厚みもあるので、アルミシートなどは敷かずに単体で使用できるのも魅力の一つですね。
我が家の冷たい風を家にいれないための寒さ対策と工夫
窓から冷気が入ってくるほかに、玄関や部屋と部屋をつなぐドアの下の隙間などからも冷たい空気が入ってきますよね。
北海道に住む私が実践している寒さ対策を紹介します。
ドアの下の隙間にはクッションタイプの隙間テープ
この隙間テープは、ドアの下に差し込むだけで室内に冷気が入ってくるのを防げるアイテムです。
好みの長さにカットできるのも良くて、楽天市場などでは「ドア下 隙間風 クッション」などと検索するとでてきます。
我が家は、ドアの下にこれを差し込むだけで入ってくる冷気が各段と減りました。
私がホームセンターで買ったときは500円程でコスパも良く、簡単に設置でき掃除も楽なので、追加で買い足しています。
隙間風が入ってくる場所によって対策の仕方が違い、さまざまな商品があります。おすすめ3選では、別な隙間テープの紹介もしていますよ。
玄関からの冷気は「間仕切りカーテン」
玄関扉の結露が凍る我が家。なので玄関は寒いしすぐ隣にはお風呂場があるので、私にとって冬の入浴はまさに修行です。
そんな寒さを少しでも軽減するため、玄関に間仕切りカーテンをしており、冷気を防ぐには効果抜群です。
そして我が家で使っているこのカーテンは、ニトリの「フリーカットの間仕切りカーテン」といって、好きな長さに自分でカットすることができます。
もちろん、裁断したところもきれいでほつれも気になりませんよ。
カーテン下からの冷気を防ぐのはアルミシート
窓の前に冷気遮断ボートを置く寒さ対策を紹介しましたが、我が家ではアルミシートも使っています。
一般的な家は、腰の高さより上の位置にある窓が多いと思います。私の家ではこの窓にボードを付けるときテープで固定しても、時間がたつと重みで落ちやすくなっていました。
そして無駄に窓の数が多い我が家は、全ての窓にボードを付けるとお金がかかるな、と思い一部の窓はアルミシートを使って工夫しています。
見栄えは良くないですが、普段はレースカーテンをしているので目立ちません。そして、100均のアルミシート1つで窓2つ分のシートを作ることができるのでボードより安上がりです。
また、アルミシートだけでも十分効果が得られており、カーテン下から入ってくる冷気がかなり減りました。
サーキュレーターで部屋の空気を循環させてもOK
冷たい空気は下に溜まり、暖かい空気は上に溜まるという性質を持っています。
室内の温度差をなくすためにも、サーキュレーターを使って空気を循環させることは効果的です。
北海道の寒さ対策おすすめ3選!便利グッズも紹介
ホームセンターなどに行くと、寒さ対策できる商品がたくさんあってどれを選んだらいいか悩むわ。
北海道の長い冬を超えるためのおすすめアイテムを3つ紹介しますね。
初期費用はかかりますが、ランニングコストがかからないので経済的です。
冷気を感じやすいところからできる寒さ対策なので、すぐに効果は感じられると思いますよ。
USERの窓際あったかボード ワイド
こちらは、北海道の長い冬を超えるのに大活躍間違いなしの「あったかボード」です。
使いかたは簡単で、袋から出したら広げて窓際に置くだけ。これだけで置いた瞬間から効果が実感できます。
似たような商品は100均にもありますが、私がみたときは300~500円の商品として売られており、高さや幅の大きさが変わってきます。
紹介しているものは、100均には取り扱っていないサイズになり、冷気を遮断するには効果抜群です。
今、このあったかボードの存在を初めて知ったあなたは、まず100均にあるものでも十分なので試しに買ってみることをおすすめします。
このボードを購入したユーザーの満足度が高いことは、口コミをみるとすぐわかります。いくつか紹介しますね。
- お手頃でランニングコストもかからず、窓からの冷気がおさえられ暖房効率が格段に上がった
- 冷気はしっかり遮断してくれるが、光は通してくれるので思ったほど部屋も暗くならない
- 窓のサイズに綺麗に切れるし、どの窓にでもあうと思う
- 1番大きいサイズにしたけど、外からも気にならないしボードの色も薄いし、柄は可愛いから違和感なし
インテリアの邪魔にならないのも購入するときには、重要なポイントですよね。また、自宅の窓のサイズに合わせてカットできるのも嬉しいですね。
フランのラグ こたつ敷ふとん
このラグは、6色のカラー展開、サイズも6サイズ、形もスクエアタイプの四角形かラウンドタイプの円形のどちらからか選べます。
色、サイズ、形ともに種類が豊富で、お部屋にあった自分好みのものを選べるのがおすすめです。
また、滑り止めがついているのでお子さんが走り回ってもズレる心配が少ないので安心できますよね。
そして、このラグは床暖房や電気カーペットにも対応しているところも嬉しいポイントです。
こちらの商品は、種類の豊富さ、デザイン性もいいのに暖かさも得られると高評価です。
- ホットカーペットや床暖房なしでも暖かく、厚みもありいい感じ。毛足が短いのが、掃除しやすくてとてもいい
- 色も綺麗で、肌触りも良く、おしゃれで高級感があり。とても良かった
- 開封して1日程度は独特なにおいがあったが、2日目以降はその匂いも消えた。子どもたちも気に入っている。掃除機もかけやすくて良い
お子さんがいる家庭では、ラグの掃除のしやすさや滑りにくいのはおすすめですよ。それでいておしゃれなのも気分があがりますね。
窓や玄関の隙間風防止になる!隙間テープ
築年数が経った家だと窓や玄関に隙間が出てきませんか。そのわずかの隙間から冷たい風がスーッと入ってきて、部屋の中を冷やしてしまいます。
北海道は寒い時期が長いのでそういった隙間からの冷気を室内にいれないためにも、寒さ対策で役立つこのテープをおすすめします。
しかし、注意してほしいところが1つあり、隙間のサイズによってはこのテープの幅が大きくて扉や窓が締めにくくなるということです。
なので、購入するときは塞ぎたい隙間のサイズをチェックすることが必要です。
この隙間テープの厚みで閉めにくくなった、という声もありますが効果を実感している方が多いようです。
- 簡単に貼り付けできたこと、密閉力がアップしたので大満足。ドアに合わせてブラウンカラーにしたのであまり目立たず良かった
- カーテンを閉めなくても冷気を感じなかった。買い足して窓全部につけたい。金額も大満足
- 張り替えが楽だったが、分厚くてドアが閉まらず思ったようにならなかった
ドアや窓に合わせて色を選べるのも魅力的だと思います。値段も安く、送料無料なのでお試しで購入してみてもいいかもしれません。
まとめ
- 北海道の寒さ対策は、部屋の断熱性と気密性を意識することが大事
- 窓にはプチプチや断熱シートを貼ると結露予防の効果もある
- 窓の前には冷気遮断ボードを置く
- カーテンは厚手&余裕があるサイズのものを選ぶ
- ラグやカーペットの下にアルミシートを敷く
- クッションマットは単体だけでも効果あり
- ドアの下の隙間は隙間埋めクッションを使う
- 玄関からの冷気は間仕切りカーテンを使う
- カーテン下からの冷気を防ぐのはアルミシートを貼る
- サーキュレーターを使って部屋の温度差をなくす
冬の北海道で快適に過ごすための、お部屋の寒さ対策を紹介しました。
紹介した寒さ対策は、簡単にでき費用も抑えられかつ効果が得られるものばかりだと思います。ぜひ、参考にしてみてください。
暖かい部屋で過ごすためにも寒さ対策をしっかりして北海道の冬を乗り越えましょう。
窓からの冷気をおさえてくれる優れもの。商品が届いたら、袋からだし置くだけ。置いた瞬間から効果を実感できます。この商品の存在を知ったらもう手放せないです。
色も柄も可愛くて、配色も薄いのでお部屋においても悪目立ちしません。楽天の口コミも高評価で窓の寒さ対策をするなら、買って間違いなしです。
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