ガソリンを入れすぎて、思わず給油口から溢れてきたら焦りますよね。
給油口から溢れたガソリンは塗装が剥がれる可能性があるため、濡れたタオルで拭きあげてから蓋を閉めましょう。
オートストップしてからもガソリンタンクの容量に余裕があると、継ぎ足して給油をしたくなりますが、メーカーは推奨していません。
ガソリンの入れすぎは、塗装が剥がれる以外にも悪影響を起こす可能性があるのですよ。
ガソリンを入れすぎることによる車への悪影響を知らないまま、継ぎ足し給油を続けていると、最悪の場合、車が故障してしまいます。
本記事を最後まで読めば、ガソリンを入れすぎることによる悪影響だけでなく、正しい給油方法を知れて、これから先も安全に愛車に乗れますよ♪
明日から使える給油についての知識を、一緒に勉強していきましょう!
いざという時、車の中に1枚でもタオルが常備してあると何かと助かりますよ。
乾いた状態でも、濡れた状態でも使えるタオルなら、車内のお掃除から洗車の拭き上げまで使用用途は多岐に渡ります。
ふわふわのマイクロファイバーなので、あなたの愛車も傷つくことはありません♪
ガソリンの入れすぎで溢れたら拭いてから蓋を閉めよう
ガソリンを入れすぎて、給油口から溢れてしまった!どうしよう!
給油口からガソリンが溢れてしまったら、まずはタオルで拭き取りましょう。
ノズルのオートストップ機能が作動しても、さらに継ぎ足して給油をしてしまうと、ガソリンが溢れてしまうことがありますよね。
ガソリンを入れすぎて溢れた時には、タオルで拭き取ってから蓋を閉めましょう。
ガソリンがボディについてしまった場合、放置すると塗装が剥がれる可能性があるので、できれば早めに洗車することをおすすめします。
時間がない時には濡れた雑巾で拭き上げて、ガソリンの濃度を薄めておくだけでもOKですよ♪
ガソリンタンク内にまだ入る余裕があることがわかっているからこそ、「少しでも多く入れたい」と欲張ってしまいますよね。
私も、まだ入りそうであれば、ガソリンを継ぎ足して入れたくなる気持ちはとってもわかります。
しかし、ガソリンの継ぎ足しについては、自動車メーカーは推奨していません。
基本的に車には悪影響はないとの意見もありますが、次回からはオートストップしたら給油は終了しましょうね。
最悪の場合、車が故障する可能性があるからですよ!
次項では、ガソリンを入れすぎた場合に起こる可能性がある悪影響について、詳しく解説していきます。
ガソリンを入れすぎた場合に起こり得ること3つを紹介!
ガソリンを入れすぎた場合、何が起こる可能性がありますか?
車にとって、ガソリンを入れすぎた場合に起こる悪影響は少ないとの意見もあります。
しかし、継ぎ足し給油は自動車メーカーから推奨されていません。
継ぎ足し給油が推奨されていない理由は、ガソリンを入れすぎた場合に、以下3つのことが起こる可能性があるためですよ。
- キャニスターに異常が起こると故障や臭いの原因となる
- ボディに付着したガソリンを放置すると塗装が剥がれる
- 揮発性が高くわずかな火でも引火し火災につながる
1つずつ丁寧に解説するので、しっかり確認しておきましょう。
キャニスターに異常が起こると故障や臭いの原因となる
給油タンク近くのキャニスターという装置に、溢れたガソリンが流れてしまうと、車の故障や臭いの原因となってしまいます。
故障の典型的な例としては、エンストがあげられますよ。
ガソリンから生じたガスを綺麗にして放出する「キャニスター」という装置は、最終的にエンジンの作動にも関わる大切な部分です。
そのため、給油タンクから溢れたガソリンが、近くのキャニスターをヒタヒタにしてしまうと、エンジンが上手く作動しなくなってしまうのです。
空気の浄化をしてくれているキャニスターが働かないとなると、当然車内はガソリン臭くもなってしまいますよ。
キャニスターという言葉については、普段は聞き慣れませんが、車にとってとても重要な役割を果たしてくれている部位なのですね。
故障してしまうと部品代+技術料で4万前後とのことで、地味に痛い金額だな…。と思いました。
ボディに付着したガソリンを放置すると塗装が剥がれる
ガソリンがボディやタイヤに付着した場合、そのまま放置すると塗装が剥がれる可能性があります。
そこまで神経質になる必要はないとの意見もありますが、少しでもダメージを受ける可能性があるのなら、すぐに拭き取っておくのが吉ですよ。
できることならば拭き取った後に洗車まですると、バッチリです♪
難しい場合は濡らしたタオルで拭いて、ガソリンの濃度を薄めておくだけでもOKですよ。
多くのスタンドではタオルを自由に使えるように置いてありますよね。
私がいつも行くガソリンスタンドも次の写真のように、タオルを設置してくれているのでとっても便利です。
ガソリンスタンドであればどこにでも、備え付けのタオルがあると思っていましたが、調べると設置していないところもあるようでした。
そのため、1枚だけでも車にタオルを常備しておくと何かと役立ちそうだと思いましたよ♪
車に1枚だけタオルを常備しておくとしたら、使い勝手の良いものがいいですよね。
乾いた状態でも、濡れた状態でも使えるタオルなら、車内のお掃除から洗車の拭き上げまで使用用途は多岐に渡ります。
ふわふわのマイクロファイバーなので、あなたの愛車も傷つくことはありません♪
揮発性が高くわずかな火でも引火し火災につながる
溢れたガソリンに火が触れると、火災に繋がる可能性があるので注意が必要です。
ガソリンは極めて揮発性が高く、引火しやすい性質を持ちます。
例えば、静電気やたばこなどのわずかな火でも、大きな火災に繋がることがあるほど、ガソリンは引火しやすいのです。
だからガソリンスタンドには、給油ノズルの近くに静電気除去シートが備え付けてあるのか!
正直私は、ノズルを持った時に静電気が起きて痛い思いをするのを防ぐために、備え付けてくれているのだと思っていました。
静電気でも引火する可能性があることを知った時は、驚きましたよ。
引火を防ぐためには、ガソリンを溢れさせないよう注意するだけでなく、しっかりと静電気除去シートに触れてから給油するように心がけましょうね!
ガソリンの入れすぎに注意!正しい給油方法を知ろう♪
今後はノズルのオートストップ機能が作動したら、ストップするよう注意しましょう。
給油機がオートストップするのは、ガソリンタンク内の油面が、ノズルに付いているセンサーに触れるためです。
基本的にはオートストップしたところで給油を終わるようにすれば、ガソリンを入れすぎて溢れることはありませんよ。
改めて、正しい給油方法を確認してみましょう。
- 静電気除去シートに触れる
- ノズルを給油口の奥の方までしっかりと差し込む
- ノズルのレバーを目一杯止まるまで引く
- 継ぎ足し給油はせず、オートストップしたらレバーを戻す
- ノズルを給油機の元の位置へ戻す
ノズルはオートストップの「カチッ」という音がするまでの間はしっかりと差し込んでおくのがポイントですよ。
次の写真のようにしっかりと差し込んでいない状態では、適切なセンサー感知ができなくなってしまうので注意してくださいね。
オートストップした後に、タンクの中をのぞくと正直まだガソリンが入る余裕があるような…。
ガソリンは熱により体積が増えて膨張する性質があります。
例えば、気温が低い朝にガソリンを入れ昼間に気温が上がると、容量が少し増えることがあるのですよ。
実際の増加量自体はちょっとした差かもしれません。
しかし、給油口ギリギリまでガソリンを入れすぎてしまっている場合、容量が増えると自然と溢れ出てしまうこともあり得るのです。
給油タンクが満タンでなく、余裕があるように見えるのは、あえてゆとりを持たせているからなのですよ。
元々、給油タンクの約10%は空気を入れるためのゆとりを持たせていますよ!
オートストップ機能が作動した=ガソリンの正しい満タンと覚えておきます!
ついつい欲張ってガソリンを入れすぎてしまうことのないよう、今後はオートストップしたところで給油をやめよう!と私も決意しました!
まとめ
- ガソリンを入れすぎて溢れた時は、濡れたタオルで拭き取ってから蓋を閉めよう
- ガソリンの継ぎ足しについては、自動車メーカーは推奨していないため、次回からはやめよう!
- ガソリンを入れすぎた時に起こり得るトラブルは、故障や臭いの原因となる、塗装が剥がれる原因となる、引火する可能性があるの3つ
- オートストップしたところで給油をやめれば、ガソリンの入れすぎで溢れることはない
- ガソリンは体積が増える性質から、給油口より自然と溢れる可能性があるため、給油タンクにはゆとりができるようになっている
給油口から溢れたガソリンにしっかり対処できましたか?
ガソリンの入れすぎで起こる車への悪影響を考えると怖いですよね。
次回からは自動車メーカーが推奨する通り、正しい給油方法を守りましょう♪
いざという時、車の中に1枚でもタオルが常備してあると何かと助かりますよ。
乾いた状態でも、濡れた状態でも使えるタオルなら、車内のお掃除から洗車の拭き上げまで使用用途は多岐に渡ります。
ふわふわのマイクロファイバーなので、あなたの愛車も傷つくことはありません♪
コメント