光が差し込むドアスコープ、外から家の中が見えている気がしませんか?
私はインターホンが鳴った時、ドアスコープで誰が来たのかを確認するのですが、相手の方もこちらを覗いていた事が一度だけありました…。
相手に悪意がなくても怖すぎる…!!
実際、ドアスコープはある器具を使えば家の中が見えてしまいますし、ドアスコープを利用した犯罪も発生しています。
そのためカバーを付けるなどの防犯対策が必要で、カバー自体は簡単にホームセンターで手に入れることができます。
ホームセンターは家の近くには無いな…
近くにホームセンターがないあなたも大丈夫!
身近なお店で買えるドアスコープカバーの代用品についてもこの記事では紹介します。
ドアスコープのカバーはホームセンターで♪
ドアスコープのカバーはホームセンターで購入することができます。
ドアスコープへの取り付けもマグネットや両面テープなので簡単!
貼った後は指でカバーをずらすことで外側を確認することができます。
以前、私が住んでいた賃貸アパートは事前にドアスコープカバーが取り付けられていたのですが、とても役に立ちました。
一見地味なアイテムのように思いますが、部屋の光が外へ漏れることもなく、室内にいることを悟られずにカバーからこっそり来訪者の様子を確認できる便利グッズです!
ドアスコープはリバースドアスコープ(単眼鏡)という器具を使えば、まるでガラス越しになっているかのように中の様子を見ることができます。
そのためドアスコープカバーを付けることをおすすめします。
それは絶対に付けないと…カバーはホームセンターでしか売っていないの?
ホームセンター以外でもインターネットで購入が可能です。
以前は100均でもドアスコープのカバーを販売している店舗もあったようです。
しかし2022年2月現在は売られていない、もしくは売られている店舗がかなり限られているようです。
そのためインターネットの方が早く見つけることができるかもしれませんね。
シンプルでスタイリッシュなんだけど…もうちょっと可愛いカバーないかな?
ムーミンやリトルミィ、ふくろうなど可愛いデザインのドアスコープカバーはインターネットで販売されていますよ。
また、手間をかければ、100均にあるもので安く代用品を作ることもできます♪この後紹介していきますね。
ドアスコープカバーを100均のアイテムで作ろう
費用を安く抑えたい場合は、100均にあるものでドアスコープカバーの代用品を作ることもできます。
今回、実際にダイソーに行ってドアスコープのカバーの代わりにできそうなアイテムを探してきましたので、いくつかアイデアをご紹介します。
紐がついている壁掛けのアイテムをフックに吊るす
既に紐がついている壁掛けアイテムをフックにかける方法は、一番簡単にできそうでした。
壁掛けアイテムは種類やデザインが豊富で、好みに合ったものを探すことができると思います♪
- インテリアボードやウッドモビール
- フック付きプレート
- ファンシーミラーなどのミニサイズミラー
フック付きプレートは、玄関に置いている鍵や小物を掛けることができて一石二鳥だね!
穴をあけたり紐を通すなど手を加えて吊るす
自分で穴をあけたり紐を通すなど手を加えることで、カバーの代わりになりそうなアイテムもありました。
- フォトフレーム
- 革やコルクなど穴をあけられるコースター
ドアを開け閉めするたびにパタパタと揺れたり、落ちると危ない割れ物を吊るす場合は、カバーの裏に小さなマグネットを接着剤などで付けると安定しますよ。
ミニサイズのマグネットも100均で販売されています。
吊るす用の紐と、マグネットを付ければ割と何でもドアスコープカバーとして使えそう♪
おすすめをいくつかご紹介しましたが、工夫次第ではドアスコープカバーの代わりになりそうなものがたくさんありました。
商品の種類はどの100均でも豊富にあると思うので、ダイソー以外でも可愛いデザインのアイテムを見つけることができそうです。
今回は主に鉄製ドア(磁石を貼ることができるタイプ)を想定してアイテムを選んでいます。
玄関ドアにマグネットを付ける事ができるかどうかなど、事前に確認して下さいね。
ドアスコープカバーの他に賃貸でもできる防犯対策
警視庁「住まいる110番」によると、住宅を対象とした侵入窃盗は平成16年から減少傾向にあり、令和2年では【前年比-27.3%】と、連続して減少している傾向にあります。
被害が減少しているのは良い事ではあるのですが、いまだに【1日約58件】とたくさんの住宅が被害に遭っています。
共同住宅(3階建未満)が戸建てに次いで狙われやすいのが現状です。
ひえ~…明日は我が身かも…?
また、ドアスコープを利用した犯罪は女性が多く狙われており様々な被害が発生しています。
- ドアスコープを外したり、器具を使用して覗く
- ドアスコープを外した上で写真や動画の撮影
- ドアスコープを外した穴を通して鍵を開ける
特に、ワンルームで一人暮らしの女性や、バスルームが玄関のすぐ側にある間取りの場合はしっかりとした防犯対策が必要でしょう。
賃貸住宅の場合は安易に工事等をする事ができないので、後付け可能な防犯対策をご紹介します♪
外側から外されにくいドアスコープに交換する
ドアスコープは部屋の中から自分で外すことができるのをご存じでしたか?
元からあるドアスコープを外して、回してもリングが空回りして外れにくいドアスコープ(空転式)に交換することで外側から外されるのを防ぎます。
この対策をすると次にご紹介するサムターン回しも併せて防ぐことができます。
〈ドアスコープの外し方〉
10円玉などコインを用意してください。内側からドアスコープを見ると、周りの枠に2つ溝がついているので、その溝にコインをはめて回すことで外すことができます。
すごい、簡単に外せた!外した後の穴のサイズをしっかり測ってから新しいスコープを買おっと
〈空転式ドアスコープの購入場所〉
- ホームセンター
- インターネット
サムターン回し防止用のカバーを取り付ける
サムターン回しとは、ドアに空いている穴から工具を差し込み、内側のつまみ(=サムターン)を回して鍵を不正解除することです。
ドアスコープ以外にも、ドアの隙間や、ドアポスト、ドリルでドアに穴をあける等、穴があればどこからでも開錠できます。
本来は1つのドアに2ロック付けたり、サムターン自体を押して回すタイプに交換するなどが有効です。
気軽に工事ができない賃貸住宅の場合は、サムターンカバーの取り付けがお勧めです。
〈サムターンカバーの購入場所〉
- ホームセンター
- インターネット
警視庁「住まいる110番」の侵入者プロファイリング〈心理と行動〉によると、侵入に5分かかると約7割が諦め、10分以上かかるとほとんどの侵入者が諦めるそうです。
「侵入をする際に時間をかけさせることができるかどうか」が大事なポイントになりそうですね。
防犯カメラが付いているドアスコープを取り付ける
ドアスコープに既に防犯カメラが付いているタイプです。
ドアスコープカメラは人感センサーやモーションセンサーが搭載されており、人の動きなどに反応して自動で録画を開始するものが多いです。
マグネットタイプなど簡単に取り付け可能なカメラもありますので賃貸住宅でも安心です。
導入のコストがかかりますが厳重に防犯対策をしたい方はご検討下さい。
証拠も残るし、もしもの時に安心だね!
〈ドアスコープカメラの購入場所〉
- インターネット(Amazon・楽天の他に防犯カメラ、セキュリティ製品の総合専門通販サイトなどもありました)
もしかするとホームセンターでも購入できるかもしれませんが、事前にお店に問い合わせすることをお勧めします。
まとめ
- ドアスコープカバーはホームセンターで購入可能
- ホームセンター以外ではインターネットで購入ができて、デザインの幅も少し広がる
- 100均のアイテムでドアスコープカバーの代用品を自分で作ることも可能
- 賃貸かつ特に女性の一人暮らしでは、防犯対策が必要
- ドアスコープカバー以外で後付け可能なドア回りの防犯対策は、空転式ドアスコープへの交換、サムターンカバーの取り付け、ドアスコープカメラの取り付け
ゆっくりできるはずの自宅が、他人に覗かれていたり犯罪に巻き込まれるかもしれないなんて、とても怖くて落ち着かないですよね。
普段あまり意識をすることがないドアスコープですが、逆に狙われやすい弱点になる危険性もあります。
ホームセンターや100均で犯罪に巻き込まれる可能性を防ぐことができるなら安いものですよね。
しっかり防犯対策を行って、安全安心なおうち時間を過ごしましょう!
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