念願の電動自転車を購入!これで近所への買い物も快適になるわ♪
電動自転車を購入したばかりのあなたには、電動自転車が盗難に遭った場合に備えて盗難保険に加入することをおすすめします。
電動自転車は普通の自転車と比べると価格が高いため、盗難に遭った場合の被害額も大きくなります。
大切な愛車が盗まれてしまったら、精神的にショックですが、お財布にも大打撃がありますよね。
でも、盗難保険ってどんなものなのかよく知らないから不安だわ…。
そこでお困りのあなたへ、おすすめの電動自転車の盗難保険の詳細と盗難の実態、盗難防止対策をご紹介します。
あなたの快適な電動自転車ライフを守るためにも、この記事を読んでしっかり備えましょう!
電動自転車を購入したら盗難保険に加入しよう!
電動自転車の盗難保険は、多くの場合、盗難に遭った際に新しい電動自転車を購入する費用を一部補償してくれる内容になっています。
盗難保険に加入していれば、万が一電動自転車が盗まれてしまっても、新しい電動自転車を購入するためにあなたが支払う費用は一部で済むのです。
それでは実際の盗難保険の内容を5つご紹介しますね。
電動自転車の盗難保険を5つご紹介!
盗難保険には、メーカー側であらかじめ用意しているものがあります。
例として電動自転車の国内人気メーカーである、BRIDGESTONE(ブリヂストン)、YAMAHA(ヤマハ)、Panasonic(パナソニック)の補償内容を見ていきましょう。
BRIDGESTONE(ブリヂストン)の盗難保険の補償内容
ブリヂストンの電動自転車の盗難補償には、補償期間が購入日より3年間のものと、1年間のものがあります。
それぞれの詳細を表にまとめましたので、参考にしてくださいね。
3年間自転車盗難補償 | 1年間自転車盗難補償 | |
対象車種 | 全車種 | 指定車種 (盗難補償が付かない車種が一部あり) |
補償内容 | 購入車と同じ車種をメーカー希望 小売価格(充電器、オプションパーツ を除く) の30%に消費税を加えた価格 で購入可能 | 購入車と同じ車種をメーカー希望小売 価格の60%に消費税と組立手数料を 加えた価格で購入可能 |
加入料 | 無料 | 無料 |
どちらも電動自転車の購入後、20日以内に購入者オンライン登録をするか、もしくは電動自転車に付属している盗難補償カードを郵送することにより加入できますよ。
購入者オンライン登録はこちらから可能です:購入者オンライン登録
YAMAHA(ヤマハ)の盗難保険の補償内容
ヤマハの電動自転車には、購入後3年以内に盗難にあった場合に、新車の購入費が一部補償される盗難保険があります。
補償内容は、購入日から盗難に遭うまでの期間によって以下の通り異なっています。
- 1年目および2年目:電動自転車の本体価格の30%の価格で購入可能
- 3年目:電動自転車の本体価格の50%の価格で購入可能
※本体価格とは、電動自転車にバッテリー・専用充電器を含んだ価格を指します
電動自転車の購入日から7日以内に、ネットの製品保証登録(兼盗難保険)ページから、もしくは専用ハガキを投函すれば加入可能です。加入料も無料ですよ。
製品保証登録(兼盗難保険)はこちらから可能です:製品保証登録(兼盗難保険)
Panasonic(パナソニック)の盗難保険の補償内容
パナソニックの電動自転車には、3年間盗難補償優遇制度があります。
電動自転車の購入日から3年以内に盗難に遭った場合、メーカー希望小売価格(税込)の30%と組立手数料4,400円(税込)で、購入車と同じ電動自転車を購入できる制度です。
加入方法は、電動自転車の購入時にCLUB Panasonicにて商品登録(ご愛用者登録)をするか、もしくは商品登録(ご愛用者登録)はがきを投函すれば加入可能です。
加入料はブリヂストン、ヤマハと同じく無料です。
CLUB Panasonicでの商品登録は、パナソニックの専用アプリか、もしくはネットから可能ですよ。
ネットで登録する場合はこちらから可能です:CLUB Panasonic 商品登録ページ
盗難保険に加入するには、メーカーのものを選ぶしかないのかな?
メーカー以外でも盗難保険に加入することができます。
メーカー側で用意している保険とは違い、別途保険料がかかりますが、主な盗難保険をご紹介しますね。
ZuttoRide(ずっとライド)のずっと自転車盗難車両保険
ZuttoRideのずっと自転車盗難車両保険は、自転車の盗難被害だけではなく、事故による損傷も補償してくれる保険です。
購入金額が1万円以上の自転車であれば、どんな種類の自転車でも加入することができます。
保険加入前であれば自転車本体だけではなく、パーツやアクセサリの費用も含めて購入金額1万円以上をクリアすればOKなのがうれしい点です。
補償は5つのプランから選択できますが、どれも盗難が基本補償になっているため、盗難保険が気になっているあなたにおすすめです。
盗難補償だけではなく、交通事故による自転車の損傷を補償してくれる全損や分損をプランに追加することもできます。
分損って聞いたことないな…。
分損とは、自転車が修理可能な状態で、修理にかかる費用が協定保険価額の80%未満の場合のことを指します。
協定保険価額ってなんですか?
協定保険価額とは保険金の基準となる金額であり、契約時にあなたと保険会社で取り決めることができます。
専門的でちょっと難しいですが、初回契約時は電動自転車を購入した金額が協定保険価額になると考えておけばOKです。
加入期間は1年または2年から選ぶことができ、最大で10年間更新することができます。
ただし、電動自転車の購入日から90日以内に加入する必要があるため、ZuttoRideのずっと自転車盗難車両保険が気になったあなたは忘れずに申し込みましょう。
申し込みはネットから可能なので、気になったあなたはまずは無料見積りをしてみてくださいね。
ちゃりぽ
ちゃりぽは、盗難補償だけではなく、相手にケガを負わせたり、他人の車や物にぶつかって壊してしまった場合の損害賠償などもついている保険です。
購入金額が5,000円以上の自転車であれば、どんな種類の自転車でも加入することができます。
予算に応じてプランを選択することができますが、損害賠償やあなたがケガをした際の補償がメインになっているため、盗難補償は別途追加する必要があります。
手厚い補償がついているのはうれしい反面、盗難補償だけを求めている場合は、私としてはあまりおすすめではないかなと思います。
加入期間は、盗難補償をつけた場合は最大2年間までとなっています。
詳細の確認や申し込みはネットからできますので、気になったあなたは確認してみてくださいね。
盗難保険に加入するには防犯登録が必須!
盗難保険への加入は、電動自転車の防犯登録がされていることが前提です。
防犯登録ってなんですか?
防犯登録とは、電動自転車だけではなく、自転車全般の盗難防止、また放置車や盗難車を所有者に返すことを目的とした制度です。
「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律」の第12条第3項により、自転車を利用するためには防犯登録が義務づけられています。
防犯登録をしておくと、自転車の盗難時や紛失時に持ち主をすぐに特定することができるので、自転車が戻ってくる可能性が高くなります。
防犯登録は有料ですが、盗難保険への加入や、万が一紛失してしまった場合に備えて登録しましょう。
防犯登録の方法
防犯登録は、電動自転車の購入時に、都道府県公安委員が指定する業者(自転車販売店、ホームセンターなど)を通じて登録できます。
ネットショップで電動自転車を購入した場合は、以下のものを用意すれば、近くの「自転車防犯登録所」の看板がある自転車販売店で防犯登録をすることができます。
防犯登録料について調べたところ、私が住んでいる東京都では660円ですが、実家の埼玉県では600円でした。
大体千円以下が相場になっているので、忘れずに登録しましょうね。
盗難に遭った電動自転車が見つかった場合の注意点
盗難保険を付けた電動自転車が盗難に遭うと、補償が適用されて新車を購入することができますが、その後に盗難車が見つかることもあると思います。
そのような場合は、電動自転車が盗難に遭ったときに警察に届出をしているはずですので、警察と保険会社へ盗難車が見つかったことをきちんと連絡しましょう。
連絡をしないと、最悪の場合、詐欺罪になってしまうことも考えられます。
盗難保険の補償が適用されてから盗難車が見つかったとき、多くの場合は、盗難車は盗難保険の保険会社が所有者となり引き取ることとなります。
せっかく愛車が見つかっても、残念ながらあなたが所有してそのまま乗ることはできないのです。
盗難保険の補償適用後に盗難車が見つかった場合の規則は保険会社によって異なるため、加入時にしっかり確認するようにしましょう。
電動自転車はバッテリーだけ盗難に遭うことある!
電動自転車の盗難というと、電動自転車が丸ごと盗まれてしまうイメージがあるかと思います。
しかし、最近はバッテリーだけ盗難に遭うことが増えてきているのです。
そもそも、電動自転車本体の盗難被害は普通の自転車と比べると少ないそうです。
そうなの!?でもなぜかしら?
私も電動自転車は普通の自転車に比べて高額なものが多いので、狙われやすく、盗難の被害に遭いやすいものだと思っていました。
電動自転車本体が盗難に遭いにくい理由は以下が考えられます。
- 電動自転車のカギは壊しにくいものが多い
- カギが付いたままだと重くて運びづらい
- 自転車の盗難理由に多い、短い距離だけ乗って乗り捨てるという目的に合わない
- 子ども乗せの電動自転車の場合は、チャイルドシートなどがついているため使いづらい
たしかに盗む側の気持ちになると、普通の自転車よりも重たい電動自転車は、カギを解錠して乗れるようにならないと盗むのがとても難しいですね。
電動自転車本体は盗みづらいため、簡単に取り外しできるバッテリーが狙われてしまっているという実態のようです。
バッテリーだけ盗むであれば、ものの数十秒ほどでできてしまうこともわかってきています。
バッテリーは熱や寒さに弱いため、バッテリーだけ盗難に遭うことを防ぐためにも、電動自転車を使っていないときは取り外し、自宅に保管することをおすすめします。
電動自転車の盗難対策には盗難防止アラームを使おう♪
電動自転車の盗難保険に加入していれば、盗難に遭った際に保険適用になるものの、先ほどご紹介した通り新しい電動自転車の費用が全額補償されるわけではありません。
あなたが盗難に関する費用をできる限り減らしたいのであれば、やはり盗難に遭わないように対策をするのがベストです。
そこで私がおすすめしたいのが、盗難防止アラームを利用した盗難防止対策です。
盗難防止アラームとは一体どのようなものなのか、詳しく見ていきましょう!
盗難防止アラームを利用した盗難防止対策
盗難防止アラームとは、自転車の不審な動きを感知するとアラームを鳴らしてくれる防犯対策グッズです。
盗難防止アラームには主に以下の2種類があります。
- 電動自転車本体にセンサーを取り付けるタイプ
- カギとアラームが一体化しているタイプ
電動自転車本体にセンサーを取り付けるタイプは、電動自転車が傾いたり不自然に揺れたりするとアラームが鳴る仕組みになっています。
カギと一体化しているタイプは、カギを無理やり壊そうとするとアラームが鳴る仕組みです。
どちらも盗もうとして電動自転車に手をかけられても、アラームが鳴ることであきらめる可能性があるため、盗難防止効果が期待できます。
盗難防止アラームで私があなたにおすすめしたい商品を紹介しますね。
<Htrahy 防犯アラーム ND-113dB>
電動自転車本体にセンサーを取り付けるタイプの盗難防止アラームです。
音量を3段階で調節できるため、音が大きすぎることがなく安心して使えます。
また、防水加工がされているため、ちょっと雨に濡れたくらいでは壊れる心配もありません。
振動を感知するセンサーの感度も7段階から選択できるため、不必要にアラームが鳴ってしまうのを防ぐことができます。
<VGEBY 自転車アラームロック B07BLSM4H2>
カギと一体化しているタイプの盗難防止アラームです。
スマホで施錠・解錠することができ、離れた場所からでも操作できるため非常に便利です。
チェーン部分は、頑丈な素材で作られていて耐久性があります。
カギを壊そうとする105dBのアラームが鳴ります。105dBとは、電車が通っているときのガード下くらいの音量なので、かなりの音量ですね!
そんなに大きな音が鳴る商品もあるなんて、頼もしいな!
上記以外にも様々な商品があるので、ぜひあなたにぴったりの盗難防止アラームを見つけてくださいね。
まとめ
- メーカー側で用意している盗難保険には、電動自転車を購入日から最大で3年以内に盗難に遭った場合に新車の費用を一部補償してくれるものがある
- メーカー以外の盗難保険には、ZuttoRideのずっと自転車盗難車両保険とちゃりぽがある
- メーカー側で用意している盗難保険は無料で申し込みできるが、メーカー以外の盗難保険は保険料を支払う必要がある
- 盗難保険に加入するには、電動自転車が防犯登録されていることが前提
- 盗難保険の補償適用後に盗難した電動自転車が見つかった場合は、警察や保険会社にきちんと連絡をする必要がある
- 電動自転車本体の盗難は普通の自転車と比較すると少ないが、バッテリーだけ盗難に遭うことが増えている
- 電動自転車のおすすめの盗難防止対策は盗難防止アラームを利用した対策
- おすすめの盗難防止アラームは、Htrahyの「 防犯アラーム ND-113dB」と、VGEBYの「自転車アラームロック B07BLSM4H2」
電動自転車を購入したら、盗難保険への加入とバッテリーの自宅保管、さらに万が一に備えて盗難防止アラームを設置すれば盗難対策はばっちりです。
盗難は他人ごとではなく、ごく身近で起こりうる犯罪なので、あなたがいつ盗難の被害に遭ってもおかしくはありません。
盗難の被害を最小限におさえるためにも、しっかり対策をしていきましょうね!
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