「wordでキャプションの作り方」を調べているあなた。
簡単3ステップでキャプションを作ることができます。
そもそもキャプションとは何のこと? キャプションをつくることで得られるメリットは何?
と思っているword初心者のあなたでも全然大丈夫です。
私も初めて「キャプション」と聞いた時はピンとこなかったくらい、キャプションの作り方については全くの無知でした。
もともとパソコン操作も得意ではなく、「wordのキャプション」と横文字を見るだけで、苦手反応が出ていたくらいです。
でも、安心してください。パソコン操作が苦手で横文字を見ただけで尻込みするような私でもwordのキャプションを作れるようになりました。
この記事を読めば、キャプションの基本的な作り方と便利機能を知り、オリジナルのword文書を作成することができますよ。
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本だけでは理解できなくてもYouTubeと合わせてみれば理解度も上がりますよ。
初心者にとにかくわかりやすく解説しているので、今までたくさんの本を買って勉強したけれどまだわからないというあなた!
これが最後のチャンスだと思って、手に取ってみてはいかがでしょう?
キャプションの作り方はwordで簡単3ステップ!
wordでキャプションは、簡単に3ステップでつくれますよ。早速、基本の手順とキャプションについて紹介しますね。
キャプションの基本的な作り方
- wordに挿入した画像を選択し、「書式または図の形式」タブの「文字列の折り返し」をクリックし、「行内」以外を選択する
私の場合は、「四角」を選びます。「行内」以外ならどれでも構いません。
「書式や図の形式」タブが見つけられない場合はマウスの右クリックでも「文字列の折り返し」が表示されます。
- 画像が選択された状態で「参考資料」タブに切り替え「図表番号の挿入」をクリック
- 「図表番号」ダイアログボックスが表示され、「図表番号」のボックスに説明文を入力し、「OK」ボタンをクリック
先頭の「図1」や「Figure1」に続けて説明文を入力してください。
はい、これでキャプションの完成です。思ったより簡単に、3ステップでwordの画像にキャプションが作れて驚きですよね!
キャプションの簡単な説明
キャプションの基本の作り方を説明したので、次はキャプションについて簡単に紹介しますね。
そもそもwordのキャプションって何のこと?
キャプションとはword内に挿入した画像や図に番号や説明文をつけることです。図表番号ということもあるようです。
キャプションを付けることで得られるメリットは何?
スマホやカメラで撮影した写真に思い出のコメントをつけたり、会議資料やレポート、論文の図と画像に説明文を追加して資料をわかりやすくしたりすることができます。
wordでキャプションの作り方としてはテキストボックスを使用した方法もあります。
しかし、テキストボックスを使用した方法は画像と説明文の配置調整を都度行わないといけない手間があります。
wordの図表番号を使えば画像と説明文の調整の手間がなくなり便利です。
wordで図のキャプション挿入時に便利な機能を7つ紹介
それでは、wordの図表番号の機能を使いこなして、画像や図のキャプション挿入の不安を払拭していきましょう。
図表番号には便利な機能が7つあります。どれも簡単な機能ですので、わかりやすく項目ごとに説明していきますね。
図表番号の機能を使いこなして、あなた好みのキャプションを作れたらいいですね。
<ラベルを指定したい場合>
今回は、画像にキャプションを入れるので「図1」ではなく「画像1」と表示したい。
だけど、「ラベル」のメニューには「画像」という言葉がなくて困ってませんか?
「ラベル」は自分でオリジナルを追加できるんです。
基本の操作で説明した「図表番号」のボックスの先頭には自動的に「図1」や「Figure1」などの文字が入っています。
この「図1」は「図表番号」ダイアログボックスのオプション「ラベル」で設定した言葉が入ります。
「ラベル」をクリックし、出てきたメニューから「表」を選択すると、「表1」に変更できます。
「ラベル」メニューには「図」「数式」「表」の3種類だけで、「画像」はないのでオリジナルラベルを作成する必要があります。
難しそう、できるかなと不安になったあなた、大丈夫です。簡単にオリジナルラベルは作れますよ。
「図表番号」ダイアログボックスの「ラベル名」をクリックすると「新しいラベル名」のダイアログボックスが表示されます。
そこに好みの言葉(今回は「画像」)を入力してOKボタンを押せばいいのです。
<ラベルを番号表記からアルファベット表記にしたい場合>
wordのキャプションのラベルはさらにアレンジできます。
例えば、「画像1」ではなく「画像A」と表示したい場合、「図表番号」ダイアログボックスのオプション「番号付け」をクリックします。
すると、「図表番号の書式」ダイアログボックスが現れ、「書式」ボックスをクリックします。
メニューより好きな番号やアルファベットを選んでOKボタンを押すとラベル表記が変わります。
<そもそも「図1」や「画像1」などのラベルがいらない場合>
画像のキャプションは説明文だけでいい、先頭の「図1」や「画像1」などのラベルがいらないこともありますよね。
ラベルが不要の時は「図表番号」ダイアログボックスの「ラベルを図表番号から除外する」にチェックを入れてください。
既に基本の操作で、画像の下のキャプションに「図1」や「Figure1」の文字が表記されていることもあるでしょう。
その場合は、先頭の「図1」や「Figure1」の文字にカーソルを合わせてDeleteキーで削除すればいいのです。
<キャプションの位置を変えたい場合>
基本で説明したキャプション挿入では、キャプションの表示位置は画像や図の下になっています。
私は、画像の下ではなく画像の上にキャプションを表示したい時に、この操作をします。
「図表番号」ダイアログボックスの「位置」をクリックすると、キャプションを画像や図の上に表示するか、下に表示するか、好みで設定できますよ。
<キャプションのフォント設定>
キャプションはフォントの設定も自由にできます。基本、キャプションの文字色は黒で、標準スタイルと太字で設定されてます。
フォントのスタイルやサイズを変えることで文字の色やスタイル、文字サイズが変わり、更に見やすい資料が作れます。
キャプションのフォント設定は通常のテキストと同じく、以下の操作でできます。
- キャプションを選択
- 「ホーム」タブの「フォント名」で文字のスタイルを選択
- 「フォントサイズ」で文字のサイズを選択
- 「フォントの色」で文字の色を選択
<キャプションを中央揃えに変更したい場合>
先に、キャプションの位置を画像や図の上か下に変更したい場合を説明しましたが、キャプションは左揃え、中央揃え、右揃えと文字の配置を変えることもできます。
設定を変えなければ、wordのキャプション文字の配置は左揃えですが、好みによって中央揃え、右揃えを選びましょう。
操作手順はキャプションのフォント設定と同じく、「ホーム」タブの「文字の配列」からメニューを選択すればできます。
これでオリジナルのキャプションが作れるようになりましたね。
<やっぱりキャプションはいらない、削除したい場合>
画像の下にキャプションを作ってみたけど、やっぱりキャプションはいらないと思うこともあるでしょう。
挿入したキャプションはマウスで選択してからDeleteキーを押すことで、削除することができます。
キャプションが文書中に1つの場合は更新する必要ありませんが、削除したキャプション以外にキャプションがいくつかある場合は更新する必要があります。
更新はCtrl + Aキーを押し、文書内のすべてのテキストを選択してF9キーを押すとできます。
図表番号の便利な機能7つをご紹介しました。初めは戸惑うかもしれませんが、ゆっくり順に沿って操作をしてみてください。
wordで図とキャプションの移動はグループ化がポイント
wordで画像や図にキャプションを作れるようになったら、次は文書の適切な場所に図とキャプションを移動させてみましょう。
私は、文書の指定した場所に図とキャプションを移動したいとき、レイアウトの関係で図とキャプションを移動させる必要がある場合にこの操作をします。
wordで図とキャプションを移動させる時は、図とキャプションのグループ化することがポイントです。
グループ化をしないで移動させようとすると、図だけが移動してしまい、キャプションは置いてけぼりになります。
図とキャプションをグループ化することで、図とキャプションをセットで自由に動かす事ができます。
それでは、wordで図とキャプションをセットで移動させる、グループ化する方法を紹介します。
- 図をクリックし、Shiftキーを押したままキャプションをクリックし、図とキャプションの両方を選択する
- 図ツールの「書式」タブで「グループ化」をクリックし、図とキャプションのグループ化が完了
図とキャプションの両方を選択しながら、右クリックしてメニューから「グループ化」を選択する方法もあります。
図の「書式」タブの「文字列の折り返し」が「行内」に設定したまま「図表番号」を挿入すると、グループ化できません。
基本の手順1で説明したとおり、必ず「行内」以外を選択しておきましょう。
これで、ばらばらの状態だった図とキャプションは1つのグループとしてくくられ、セットで同時に好きな場所に動かすことができるようになります。
文書の適切な場所に図とキャプションを配置することで、見やすい資料になったことでしょう。
まとめ
- wordでキャプションの作り方は画像を選択し、「図表番号の挿入」からできる
- wordのキャプションはラベル名や位置、フォントの変更ができる
- 図とキャプションの移動のポイントはグループ化
wordは仕事や学校で書類やレポート、報告書などの作成に幅広く使われるソフトです。
この記事ではword初心者でもわかりやすくキャプションの作り方を紹介しました。
wordのキャプションの作り方を知り、図表番号機能を使いこなすことができれば、職場での資料作成や家庭でのアルバム作成などがサクサクできるようになりますよ。
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