バッグを久しぶりに出したらべたついていた!家でできるべたつきの取り方ってあるのかしら…。
重曹や革製品用クリーナーなどを使った、自宅でできるバッグのべたつきを解決する4つの取り方を紹介します。
簡単な方法ばかりなので、知っていて損はありませんよ!
しかし、バッグの素材や状態によっては、自分で行うと破損する危険があります。
自宅で行う場合の注意点も確認しなければ、大事に保管していたバッグが台無しになる可能性がありますよ。
この記事では自宅でべたつきの取り方を実践した場合の注意点も解説しています。
また、バッグのべたつきの原因や保管方法4つも紹介していますよ。
適切な保管方法を知れば、べたつきに悩まされることなく、バッグを長持ちさせられます。
この記事を読んで大事なバッグのベたつきを解決しましょう。
レザーワックスを使用すれば、べたつきを除去するだけでなく、ツヤが蘇ります。
革の保護や補色、抗菌効果もあるので、バッグを長持ちさせられます。
せっかくの大事なバッグ、レザーワックスでメンテナンスしてあげましょう!
バッグのべたつきの取り方4つ!自分で行う時の注意点も
自宅でできるバッグのべたつきの取り方は4つあるので紹介します。
いざ使おうとバッグを取り出してみるとべたついていた!という時、自宅でべたつきを取り除ければ嬉しいですよね。
バッグのべたつきの取り方は以下の4つです。
- 重曹を使ってべたつきを除去!汚れも落とせる♪
- 革製品用クリーナーならべたつき除去以外の効果も♪
- 無水エタノールは拭くだけでべたつきが除去できる!
- ベビーパウダーは応急処置として活用できる♪
簡単にできる方法ばかりなので、ぜひあなたに合った方法を実践して、べたつきを解決してください。
重曹を使ってべたつきを除去!汚れも落とせる♪
重曹をお湯に溶かして優しく磨けば、バッグのべたつきを除去できます。
重曹は万能な掃除アイテムの1つなので、家にあるという方も多いのではないでしょうか。
私は水回りの掃除をする際に使用しているので常備しています。
重曹なら買いに行かなくてもあるから助かるわ!
重曹はスーパーやドラッグストアなどで購入できる上に、人体に害のない物質なのでお子さんやペットのいる家庭でも安心して活用できますよ。
では、重曹を使用したべたつきの取り方を紹介します。
水気を拭き取れていないと再びべたついてしまったり水シミになったりするので、しっかりと乾いた布で拭き取ってくださいね。
重曹はお掃除アイテムの1つなので、べたつきだけでなくバッグに付いた汚れを落としてくれる効果も期待できますよ。
気になるべたつきだけでなく、気づかない汚れも落としてくれるのは嬉しいですよね!
しかし、歯ブラシで磨く方法なので、エナメルなどの光沢がある素材はコーティングが剝がれてしまう恐れがあります。
コーティングが剥がれてしまうと、せっかくの光沢が損なわれて大事なバッグが台無しですよ。
目立たないところで試してみれば良さそうね!
バッグの内側や目立たないところで試し、問題ないことを確認してくださいね。
革製品用クリーナーならべたつき除去以外の効果も♪
革製品用のクリーナーを使用すれば、軽度のべたつきならキレイに除去できます。
革製品用クリーナーはバッグのメンテナンスに使用するものなので、最小限のダメージで除去できますよ。
合成皮革やコーティング加工されているエナメル素材などにも安心して使用できます。
たったこれだけでバッグのべたつきだけでなく、汚れも落とせます。
また、革製品用クリーナーは汚れを付きにくくするコーティング効果もあります。
革製品用クリーナーを使用すれば、べたつきや汚れの除去だけでなく、汚れを予防するコーティングもでき、メンテナンスも兼ねられて一石三鳥ですよ。
特にエナメル素材のバッグは、定期的に革製品用クリーナーで磨くことで、エナメルの光沢が長く続きます。
革製品用クリーナーなら、大事なバッグでも安心して使えるわね!
革製品用クリーナーを常備しているという家は少ないですよね。
わざわざ革製品用クリーナーを購入しなければならないという手間があるので、すぐ使用したいという場合には適さない方法です。
しかし、手間以上のメリットがたくさんあるので、買っておいて損はありませんよ。
革製品用クリーナーはバッグを長持ちさせられるので、ぜひ活用してみてください。
レザーワックスを使用すれば、べたつきを除去するだけでなく、ツヤが蘇ります。
バッグ以外にも財布や靴などの革製品にも使用できますよ!
自然の成分を使用しているので手に優しく、お子さんやペットがいる家庭でも安心して使用できます。
無水エタノールは拭くだけでべたつきが除去できる!
エタノール含有濃度が99.5%以上の濃い無水エタノールを布に染み込ませて拭くことで、軽度のべたつきを落とせます。
私は無水エタノールを常備していませんが、お掃除アイテムとして常備している、活用しているという家も多いのではないでしょうか。
無水エタノールをよく使用しているというあなたには、すぐにできるオススメな方法です。
無水エタノールも拭き取るだけなので、簡単にべたつきを除去できますよ。
無水エタノールで拭き取るとべたつきが布に付着するので、捨てても良い布を使いましょう。
無水エタノールもべたつきだけでなく、汚れを除去する効果がありますよ。
また、無水エタノールで拭いた場合は、バッグのコーティングが剥がれることがあります。
コーティングが施されているバッグやエナメル素材のバッグへの使用は注意してくださいね。
ベビーパウダーは応急処置として活用できる♪
ベビーパウダーを気になる部分にまぶすことで表面がコーティングされ、一時的にべたつきを抑えられますよ。
ベビーパウダーは今すぐ使いたいがべたついていたという場合の一時的な対処法として実践してみてください。
ベビーパウダーは応急処置に使用できる方法なのね。
しかし、ベビーパウダーをまぶすとバッグが白っぽくなります。
大事なバッグが白っぽくなり、見た目を損なってしまう可能性がありますよ。
内側など目立たない箇所でのみ行うようにして、べたつきの根本的な除去は他の方法を実践してくださいね。
自分でべたつきを無理に除去するのはNG!
バッグを少し擦ってみて剥がれるほど傷んでしまっている場合は、自分でべたつきを除去せずに修理店やブランドショップの修理サービスに依頼しましょう。
バッグのべたつきは、軽度であれば家庭でも除去できますが、中程度~重度のべたつきは除去できません。
特にエナメル素材のバッグは光沢が失われ、家庭での対応はより難しくなります。
自分で無理にべたつきの除去をしようとすると、バッグを破損してしまうだけでなく、修理不能となり使用できなくなってしまうかもしれません。
無理は禁物ということね!
自分でべたつきの除去を試す場合は目立たない場所で試し、難しければ無理せずプロにお願いするようにしましょうね。
バッグのべたつきの原因は湿気!海外製品は要注意!
バッグのべたつきは加水分解という化学反応により発生し、その原因は湿気です。
特に日本は加水分解が発生しやすい地域なので、バッグがべたつきやすいのです。
では加水分解とは何なのか、詳しく解説していきますよ。
バッグのべたつきの原因は湿気が引き起こす加水分解!
バッグのべたつきの原因は、加水分解という化学反応が発生するためで、湿気によって引き起こされますよ。
加水分解とは、ウレタンやエチレンなどの化合物が水分と反応し、分解されることで起こる現象です。
保管場所に水分があると、加水分解が引き起こされ、バッグがべたついてしまうのです。
特に湿気が多い日本は、加水分解が発生しやすいと言われていますよ。
加水分解はバッグをべたつかせるだけでなく、エナメルや合成皮革素材を分解しボロボロにしてしまうこともあります。
何年も使用していないバッグがタンスやクローゼットに眠っているというあなたは要注意ですよ。
数年前に買った大事にしているバッグ、ずっとクローゼットに入れたままになっているわ…。
ずっと入れたままになっているバッグがある場合は、定期的に出しメンテナンスしましょう。
また、湿気が少ない状態で保管していたとしても、水分が付着した状態で保管するとその水分により加水分解が引き起こされます。
雨の日などに使用したバッグはそのまま保管せず、しっかり水分を拭き取って保管しましょうね。
海外製バッグは日本製よりべたつきが起こりやすい!
海外製ブランドのエナメルや合成皮革素材のバッグは、日本製ブランドに比べて加水分解が起こりやすいため、べたつきやすいと言われています。
日本の気候は高温多湿で、平均湿度は60%~70%と高いのが特徴です。
一方、ルイヴィトンやエルメスなどのブランド発祥の地であるフランスは、日本と気温差はありませんが平均湿度は30%~40%と湿度が高くありません。
日本とフランスでは、こんなに湿度が違うのね!
欧州の気候を基準に作られているブランド製品では日本の高い湿度に対応できず、加水分解を起こしやすいため、べたつきが発生してしまうのです。
そのため、日本で海外製のバッグを保管する場合は、湿度の高いところを避けるなど、より注意が必要ですよ。
べたつきの原因である湿度が高い日本において、自宅で簡単にできるメンテナンス方法を知っておいて損はありません。
海外製のバッグでも定期的にメンテナンスすると、べたつきを防ぐだけでなくバッグを長持ちさせられますよ。
また、海外製のブランドであっても、日本で生産されているバッグの場合、日本の基準に合わせて生産がされているので、加水分解が起こりにくいですよ。
日本向けに生産されているバッグを購入すれば、加水分解が起こりにくいから、べたつきにくいのね!
バッグのメンテナンスが難しく頻繁にべたつく場合は、購入時にどこで作られているのかを考慮に入れても良いですね。
バッグのべたつきを予防する保管方法4つを紹介♪
バッグのべたつきは、正しい保管方法で予防できるので、4つ紹介します。
- バッグの汚れをケア用品で落としてから保管しよう!
- 風通しの良い場所で保管!エアコンのある部屋が最適♪
- バッグは除湿剤と一緒に保管♪内側にも入れよう!
- 袋や箱に入れたままの保管はNG!入れるなら不織布の袋
それでは1つずつ詳しく解説していくので、ぜひ大事なバッグの保管方法が正しいか確認してみてください。
バッグの汚れをケア用品で落としてから保管しよう!
バッグの使用後及び保管前には、汚れやほこりをケア用品で落としましょう。
私は使用後にそのまま保管してしまっていました。
しかし、汚れやほこりにも水分が含まれている場合があり、その水分から加水分解を発生させてしまう恐れがあります。
汚れやほこりが付いたまま保管すると、べたつきだけでなく、バッグを劣化させる原因にもなりますよ。
雨の日に使った後のバッグを保管するときは要注意です。
バッグが水分を含んでいると加水分解が発生しやすいため、べたつきやすくなります。
バッグの水気を拭き取り、外側だけでなく内側もしっかり乾燥させてから保管しましょう。
風通しの良い場所で保管!エアコンのある部屋が最適♪
バッグはなるべく風通しの良い場所で保管しましょう。
クローゼットやタンスなどで保管する場合は、バッグ同士の間を開けて中段より上に収納しましょう。
バッグの保管時に一番避けたい湿気は下に溜まるので、上の方が保管場所として適切です。
定期的な換気はもちろんですが、エアコンを付ける際にクローゼットの扉を開けるだけでも湿気対策になります。
エアコンのある部屋は、湿度を調整できるため湿気対策が簡単なので、保管場所としては最適ですよ。
しかし、年中風通しの良い場所でバッグを保管するのが難しい家庭もありますよね。
私の自宅も、バッグの保管場所は風通しのあまり良くない部屋しかありません。
風通しの良くない場所に保管した場合は、定期的にバッグを出し、風通しの良い場所で陰干しすると加水分解の発生を防げますよ。
バッグは除湿剤と一緒に保管♪内側にも入れよう!
バッグを保管する場合には、そばに除湿剤を置きましょう。
風通しの良い場所での保管が難しい場合や夏場は特に、除湿剤と一緒に保管することをオススメします。
除湿剤の活用は、置くだけの簡単な方法なので、私も実践しています。
湿気を吸い取ることで加水分解を防いだり、遅らせたりしてくれますよ。
除湿剤を使用する際は、バッグの外側だけでなく内側にも小さな除湿剤を入れましょう。
お菓子などに入っているシリカゲルなどの除湿剤で十分効果が期待できます。
バッグの内側にも除湿剤を入れておかないと、せっかく風通しが良い場所や除湿剤を置いて保管していても、内側がべたついてしまうことがありますよ。
たくさんの除湿剤がない場合は、ティッシュや無地の紙を挟んでおくことも加水分解の予防になります。
新聞紙を使用した場合は、印刷された文字がバッグに移ってしまうことがありますよ。
しっかり保管しても、バッグに新聞紙に印刷された文字が移ってしまっては、せっかくの大事なバッグが使えなくなってしまいます。
新聞紙など、印刷された文字のある紙は避けて、ティッシュや無地の紙を詰めて湿気対策しましょう。
湿気の少ない季節ならば、紙でも十分に加水分解を防げます。
ただし除湿剤を大量に使用すると、革に必要な水分まで吸収してしまう恐れがあるので、除湿剤は外側1つ内側1つにしましょうね。
袋や箱に入れたままの保管はNG!入れるなら不織布の袋
袋や箱に入れたままにすると風通しが悪く湿気がこもりやすくなるので、出して保管しましょう。
買った時に付いてきた袋に入れて保管してしまっていたわ!
購入時に付属されている保存袋は厚手のため通気性が悪く、長期保管には向きません。
ビニール袋も湿気が溜まりやすいので避けましょう。
通気性の悪い状態で保管し続けると、べたつきだけでなく、カビまで発生させてしまうかもしれませんよ。
袋に入れて保管する場合は、不織布の袋がオススメです。
不織布の袋は通気性に優れていて、100円ショップなどで購入できますよ。
不織布の袋で保管すれば、加水分解だけでなく、ホコリや汚れの付着を防げます。
まとめ
- バッグのべたつきの取り方は4つ。重曹を使えばべたつきだけでなく汚れも落とせる
- 革製品用クリーナーならバッグのメンテナンスもしながらべたつきを落とせる
- 無水エタノール使った取り方も汚れを落としながらべたつきを除去できる
- ベビーパウダーは一時的にべたつきを抑えられるので、応急処置として活用できる
- 自分でべたつきを無理に除去しようとすると、バッグを破損してしまう可能性があるので注意が必要
- バッグのべたつきの原因は湿気。空気中の水分とバッグに含まれる化合物が反応して加水分解を引き起こすことで発生する
- バッグは汚れを落として、風通しの良いところで保管すると、べたつきの発生を抑えられる
- 除湿剤を活用すると加水分解を防げるので、べたつきを予防できる
- 袋や箱に入れたままでは風通しが悪く湿気がこもりやすいため出して保管する
いざ使おうと思っていたバッグがべたついていると、困ってしまいますよね。
紹介した取り方4つを活用して、あなたの大事なバッグのべたつきを取り除いてみてください。
また、大事なバッグを長持ちさせられるよう、保管方法も参考にしてみてくださいね。
レザーワックスを使用すれば、べたつきを除去するだけでなく、ツヤが蘇ります。
イヤな匂いもせず、天然成分100%で作られているので安心です。
レザーワックスでメンテナンスして、大事なバッグを長持ちさせましょう!
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