スキンケアアイテムで大人気の洗い流すパック。シート状のパックとは使用方法が異なるため、使う順番に迷っていませんか?
洗い流すパックを使っているけど、いまいち効果がわからない…
パックを塗る順番は化粧水の前?それとも後?
私も時々洗い流すパックを使っていますが、順番が合っているのかわからず手探り状態で使っていました。
シート状のパックと洗い流すパックは使い方も違えば、順番も違います。
シート状のパックはスキンケアの最後に使うアイテムであるのに対し、洗い流すパックはスキンケアの一番初めに使うアイテムです。
また洗い流すパックの使い方にも、いくつか注意点があるようです。
洗い流すパックを塗る順番と使い方を意識して、パックの効果を最大限活かしましょう!
米由来成分が含まれており、肌のキメを整え、透明感を与えてくれるパックです。毛穴が目立つと感じたタイミングで使うとおすすめです。
私は毛穴が気になったとき使用し、洗い流すパックの効果を実感しましたよ♪潤ってプルプル肌になりました!
洗い流すパックはどの順番で使うと効果が出る?
洗い流すパックをどんな順番で、そしてどのように使えば最も効果が期待できるのでしょうか?流れはこのような感じです。
- クレンジング・洗顔
- 顔の水分をしっかり丁寧にタオルで拭き取る
- 洗い流すパックを塗る
- パックを洗い流す
- 化粧水と乳液、クリームなどで保湿し肌を整える
では1番初めのクレンジング・洗顔から順番に見ていきましょう。
〈1.クレンジング・洗顔〉
まずはクレンジングと洗顔で、ファンデーションや皮脂を洗い流します。
肌にファンデーションや皮脂が残っていると、せっかくのパックの効果が期待されません。
パックの成分が浸透しにくいことがあったり、パックが十分に伸びずきれいに塗れなかったりするので、クレンジングと洗顔で丁寧に顔を洗って肌を清潔にしましょう。
〈2.顔の水分をしっかり丁寧にタオルで拭き取る〉
洗顔後顔に水分が残っていると、パックが肌に密着せずに落ちてしまう場合があります。
パックをきちんと顔に塗ることができるよう、水分はしっかりふきとります。
〈3.洗い流すパックを塗る〉
洗い流すパックを使うタイミングは、クレンジングと洗顔後の、肌がやわらかい状態で使うのがおすすめです。
目や口はさけて、ほほや口の周り、鼻、額の素肌がみえないように、約2mmの厚さで洗い流すパックを塗っていきます。
少し厚めに塗ることで、パックの成分が肌に浸透しやすくなります。逆に薄く塗ってしまうと乾燥の原因になるので注意が必要です。
そして同じところを何回も触らないようにしましょう。パックが上手に貼りつかなくなってしまいます。
顔にパックを塗る際は、パーツごとの順番も意識すると効果が出やすいです。
ポイントは顔の皮膚の温度が低いところから順番に塗っていきます。
理由は皮膚の温度の低いところはパックが乾きにくく、逆に皮膚の温度の高いところはパックが乾きやすいためです。
顔の中で温度が低いパーツは頬や口元、温度が高いパーツは額と鼻先です。
なのでパックを塗っていく順番は、頬→あごなどの口周り→鼻→額の順番となります。
パックを塗ったら5分~15分を目安においておきます。
パッケージに記載されている指定時間を守って、長時間パックをおいておくことはやめましょう。
指定時間以上パックをおいてしまうと、肌が刺激されてしまいトラブルの原因になってしまいます。
〈4.パックを洗い流す〉
パックを指定時間おいた後、指先で軽くマッサージをしながら、ぬるま湯でパックを洗い流しています。
パックがペーストタイプやクレイタイプの場合、時間が経つと乾燥して肌の上で固まってしまうこともあります。
この場合は無理に洗い流そうとせずに、ゆっくり丁寧に落とすようにしましょう。こすりすぎは厳禁です。
水を少しづつ足していき、パックを柔らかくして優しくマッサージをしながら落とします。
パックを残らず洗い流すことができたら、肌を摩擦しないようにタオルで押さえるようにして優しく水分をふきとります。
万が一パックが顔に残ってしまったときは、水を含んだコットンで優しく拭き取ってください。
〈5.化粧水と乳液、クリームなどで保湿し肌を整える〉
最後に化粧水、乳液、クリームなどで保湿します。
化粧水で水分を補給したあと、パックの成分を逃がさないように乳液やクリームでフタをするイメージです。
毛穴ケアに特化したクレイタイプのパックを使った後は保湿をいつもより念入りに行ってください。
クレイタイプは高い吸着力があるため、パックを洗い流した後は肌が乾燥しやすい状態になるためです。
洗い流すパックの使い方には注意点もある
洗い流すパックを使う場合は、順番だけではなく使い方にも注意が必要です。
使用頻度は週に1~2回がおすすめ
洗い流すパックは基本的に週に1~2回の使い方がベストです。
肌に優しい成分のパックであっても、毎日使用するとニキビができてしまう可能性があります。
毛穴や角質ケアができるクレイタイプのパックは特に使用頻度に注意が必要です。
クレイにはピーリング作用があるので、毎日使うと皮膚が薄くなってしまい、肌トラブルの原因となってしまいます。
保湿タイプのパックであれば、肌の乾燥が深刻な場合に1週間程度であれば毎日使用することもできます。
洗い流すパックは容器から直接手でとらない
洗い流すパックは使い切りでない商品も多く、数回分の量が容器に入っています。
容器からパックを直接手でとってしまうと、手の汚れや油分、水分が入ってしまう可能性があります。
手の汚れなどがパックに入ってしまうと、パックの劣化が早まったり、パックに雑菌が繁殖したりします。
容器の付属についているスプーンなどを使って、パックを取りだす使い方が良いでしょう。
衛生面を考えると、チューブタイプのパッケージがおすすめです!
肌に異変を感じたらすぐにパックの使用をやめる
パックは普段のケアでは補えない美容成分や栄養成分がたくさん含まれています。
そのためパックの成分が肌にあわないと、肌トラブルの原因になってしまいます。
肌がピリピリしたり、赤みがでてきたり、痛みを感じたりなど異変を感じたときは、すぐにパックの使用をやめましょう。
肌が荒れているときはパックを使用しない
肌が荒れているときは、肌が敏感になっている証拠です。
そのときパックを使ってしまうと、パックの添加物が肌を刺激してしまい、より肌が荒れてしまう可能性があります。
また洗い流すパックの中には、肌への刺激が強いものが多くあります。
肌が荒れているときは、パックを使わずにいつも使用しているスキンケアや低刺激なスキンケアを選ぶようにしましょう。
敏感肌の方は刺激になりやすい成分もチェック
敏感肌には、洗い流すパックの成分が刺激になってしまう可能性もあります。
また敏感肌ではなくても、季節や花粉などの外的刺激やストレスなどの内的刺激によって肌荒れしやすい方には刺激になってしまう可能性があります。
個人差はありますが、アルコールや合成香料、石油系合成界面活性剤、鉱物油、合成酸化防止剤が含まれているパックはさけたほうがよさそうです。
なるべくアルコールフリーなどの無添加のものや、パッチテスト済み、アレルギーテスト済みのような安全性テストをクリアしているパックがおすすめです。
他にも人によっては注意が必要な成分が含まれているパックもあります。
パッケージに記載されている成分をよく読み、パックを使う前はパッチテストやサンプルを試す使い方をおすすめします。
商品ごとに使用する順番が異なる場合がある
基本的には先ほど紹介した順番で使用するのが良いと思いますが、商品によってはパックを使用する順番が異なる場合があります。
洗顔後、顔の水分を拭かずにそのまま濡れた肌に使える商品や、パックの後は保湿する必要がない商品もあるようです。
必ずパッケージに記載されている順番と使い方を確認しましょう。
洗い流すパックは乾いた肌に使うアイテムが多い
洗い流すパックは1度塗ると、洗い流すまで顔に水をつけることはできないものが多いです。
パックに水が混ざるとパックの効果が薄れる可能性や、パックの成分が目に入ってしまう危険性があるためです。
パックによっては濡れたままの肌に塗ってよいアイテムや、お風呂で使用できるものもあります。
お風呂で使用できるパックは、塗った状態でお湯につかることができるので、時短ケアをしたいときはピッタリです。
どのような状態でパックが使用できるのか?こちらもパッケージに記載されている使い方の確認が必要ですね。
洗い流すパックはドラッグストアでも購入できる!
洗い流すパックはドラッグストアでも購入でき、様々なタイプがあります。
ペーストタイプやクリームタイプ、クレイタイプなど様々なテクスチャーのタイプの洗い流すパックがあり、それぞれタイプ別に肌の悩みに特化しています。
ぜひドラッグストアなどで、あなたの肌の状態に合った成分がパックに入っているかをチェックしてみてください。
タイプ別に何種類かの洗い流すパックを持っておいて、その日のあなたの気分や肌の悩みによって使い分けることもできますよ。
それではタイプ別の特徴とドラッグストアで購入できるおすすめの商品を紹介します。
余分な皮脂や毛穴汚れの悩みにはクレイタイプ
皮脂によるテカリやベタつきの改善には、クレイタイプの洗い流すパックがおすすめです。
クレイには高い吸着力があるため、余分な皮脂や、古い角質、毛穴汚れを落とす効果があると言われています。
皮脂が毛穴に残っていたり、古い角質が残っていたりするとニキビなどの肌トラブルの原因になります。
しかし、これらをクレイタイプのパックで除去することで、肌トラブルの改善に役立ちます。
クレイパックで余分な皮脂や古い角質を落とした後は、たっぷりの化粧水やクリームで保湿しましょう。また美容液もプラスするといいと思います。
汚れが落ちた肌は美容液の成分を吸収しやすいため、肌のたるみ改善や毛穴の引き締めにも効果があります。
また、ピーリング効果や血行促進効果も期待できます。くすみが改善して肌が明るくなり、化粧のりもよくなります。
ただし、乾燥肌のあなたはテカリやすい部分にのみ使用してください。
肌が乾燥しているときは、うるおいも一緒に流れて乾燥してしまう恐れがあるためです。
保湿力が高いクリームタイプ
保湿力が高いクリームタイプの洗い流すパックは、乾燥肌のあなたにおすすめです。
パックを洗い流したあとも、しっとり感が続くのが特徴です。
ドラッグストアで購入できるおすすめのクリームタイプの洗い流すパックは透明白肌薬用ホワイトパックNです。
こちらのパックは保湿成分のほかにも美白の有効成分であるトラネキサム酸が配合されているのでシミ、そばかす予防や紫外線ケア、くすみケアもできるタイプです。
私は同じブランドの洗顔を毎日使用していますが、きちんと汚れが落ちてくすみが気にならなくなりました。
同じブランドでとても安心できるので、こちらのパックもスキンケアに取り入れたいと思いました。
また薬用ホワイトパックNは、フタがワンタッチキャップになっていて中にスパチュラが入っています。
先述した使い方の注意点である、容器から直接手でパックをとらなくて良いため衛生的です。
また口コミでは、「低刺激かつおだやかな使用感」という声があったので敏感肌のあなたも使用できそうですね。
肌に密着しやすい特徴のペーストタイプ
種類によって異なりますが、ペーストタイプのテクスチャーはねっとりしていて肌に密着しやすいことが特徴です。
ドラッグストアで購入できるおすすめのペーストタイプの洗い流すパックを2つ紹介します。
1つ目のおすすめはワフードメイドの酒粕パックです。
こちらのパックは酒粕から抽出した酒粕エキスや、コメ発酵液など米由来の保湿成分が多種配合されているパックで、しっとりともちもちした肌に仕上がります。
私はコメ発酵液の成分を含む化粧水を普段使用しており、肌がとても保湿されるので、同じ成分が含まれているこちらの酒粕パックも合わせるとより効果的ですね♪
また、古い角質を落とす効果のある植物エキスも含んでいるので、くすみにアプローチしてくれるそうです。
2つ目のおすすめは毛穴撫子のお米のパックです。
こちらも米由来成分が含まれており、肌のキメを整え、透明感を与えてくれるそうです。毛穴が目立つと感じたタイミングで使うとおすすめです。
私は毛穴が気になったとき、こちらと同じブランドのシートタイプのパックを使ったことがあります。
とても潤いのあるシートパックだったので、こちらの洗い流すパックも効果が期待できます♪
炭酸タイプや泡タイプなどその他おすすめのタイプ
その他には炭酸タイプや泡タイプ、ジェルタイプ、スクラブ入りタイプがあります。
炭酸タイプの洗い流すパックは毛穴や角質ケア、くすみケアに効果があり、化粧のりもアップします。また肌を引き締める効果のパックもあります。
炭酸タイプは顔に塗ると、肌が温かくなるのを感じました。血行が促進され、肌の引き締めにつながるんですね。
泡タイプは毛穴汚れを洗浄してくれる効果があります。
ジェルタイプは軽いつけ心地でみずみずしい使用感です。肌がベタつきやすい脂性肌のあなたも使いやすいですよ。
スクラブ入りタイプは古い角質を除去する効果があり、体にも使えるパックもあります。スクラブ入りのパックをした後にマッサージをすると肌の血行がよくなります。
まとめ
- 洗い流すパックはスキンケアの順番の一番初めに使う
- 洗い流すパックを使うタイミングは、肌がやわらかい状態がおすすめ
- 顔にパックを塗る際は、パーツごとの順番(頬→あご→鼻→額)も意識すると効果が出やすい
- 洗い流すパックは週に1~2回の使い方がベスト
- 敏感肌には、洗い流すパックの成分が刺激になってしまう可能性がある
- 様々なテクスチャーのタイプの洗い流すパックがあり、それぞれがタイプ別に肌の悩みに特化
洗い流すパックは、しっかりと肌に密着することが大きいことが魅力です。
しっかりと肌に密着することで、美容成分を肌に浸透させたり、肌の不要な角質や毛穴汚れを除去して肌の新陳代謝を促してくれたりする効果があります。
この効果は洗い流すパックを使う順番を工夫するだけで、最大限発揮されるのでぜひ意識してみてください。
あなたの肌に合う洗い流すパックを、ぜひ正しい順番で使ってみてくださいね。
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