味噌は500g以上のサイズで販売されているものが多く、複数常備する家庭は少ないと思います。
赤味噌がないけど味噌煮込みうどんが食べたい!そんなときには5つの方法で赤味噌の代用が可能です。
「味噌+醬油+みりん」で代用すると赤味噌のコクも再現でき、ほかの代用法もそれぞれ特徴があります♪
特徴を知らないまま代用品で調理をすると、少し物足りない…。など不満が出てしまうかもしれませんよ。
この記事では、白味噌で赤味噌の代用はできるの?味噌の種類はどんなものがあるの?といった疑問についても説明しています。
日本で作られている味噌の8割は米味噌なんだ!など面白い豆知識を得られます!
後半では代用品を使って作る味噌煮込みうどんのレシピも紹介しているので、ぜひ作ってみてくださいね♪
家族にいろんなバリエーションの料理を作りたい!と励んでいると、いつの間にか調味料が増えてしまいますよね。
山崎実業のtowerはコンロ横のスペースに置けて、調味料を置くのに最適です♪
赤味噌の代用には5つの方法!コクやうま味の再現も!?
赤味噌を使った料理を作りたいけど、家に赤味噌がない!そんなときには、ほかの調味料を使った5つの代用方法がありますよ♪
私は普段赤味噌を使う機会が少ないので、赤味噌は常備せずほかの調味料で代用するタイプです。
ほかの調味料で代用しても、美味しい料理が作れるのでぜひ試してみてくださいね!
- 味噌と醤油とみりんで代用すればコクまで再現!?
- コチュジャンの甘味でうま味がUPし赤味噌に近づく!
- 赤味噌は甜麵醬で代用♪甘さが特徴
- 辛さに注意すれば味噌と豆板醬も有効!
- 赤味噌は味噌ととんかつソースで代用♪入れすぎ厳禁
それぞれの調味料の特徴や使い方を説明していきます♪
味噌と醤油とみりんで代用すればコクまで再現!?
赤味噌は「味噌+醤油+みりん」で代用できます♪味噌は家にある米味噌や合わせ味噌などでOKです。
普通の合わせ味噌などと比べて、赤味噌は塩分が高くコクがあります。
味噌と合わせることで、醤油で塩分を足せて、みりんでコクを出せます。
味噌煮込みうどんなど出汁を使った料理を作る場合には、出汁を濃いめに取ることで塩分とうま味をプラスできますよ♪
私は普段から生姜焼きや煮物などを作る機会が多く、醤油やみりんは好みのものを常備しています♪
醤油やみりんを切らすことはほとんどないので、この方法はとっても便利で簡単だと感じます。
コチュジャンの甘味でうま味がUPし赤味噌に近づく!
赤味噌は「味噌+コチュジャン」でも代用できますよ!
韓国料理で使われる場面が多いコチュジャンは、唐辛子が入っていて辛い!といったイメージがありますが、意外にも甘さが特徴の調味料です。
原材料に水飴やオリゴ糖が使われているので、辛さよりも甘みの強さが特徴ですよ。
コチュジャンはもち米や大豆麹を使用した発酵食品です。大豆麹によるアミノ酸の働きから生まれるうま味が特徴なので、味噌と合わせることで赤味噌に近づく上にうま味がUPします♪
私はコチュジャンを基本的に常備していますが、使う頻度が低いです。
私と主人は辛いものが好きなので、コチュジャンでは甘さを強く感じてしまうため、賞味期限を切らせてしまうことが多々あります。
そのため、コチュジャンを赤味噌の代わりに使えればフードロスを防げるな!と思ったので、積極的に使いたい調味料です♪
赤味噌は甜麵醬で代用♪甘さが特徴
赤味噌は、甜麵醬で代用できますよ♪甜麵醬は甘さが特徴の中華甘味噌です。
甜麵醬は赤味噌と色が似ているので、濃い赤味噌らしい色が再現できます。
甜麵醬は赤味噌と比べて塩味が少ないので、「甜麵醬+味噌」または「甜麵醬+醤油」「甜麵醬+塩」のように合わせて使うと赤味噌に近い味になります。
甜麵醬は醤油やみりん、コチュジャンに比べて常備している家は少ないかもしれませんね。
私は麻婆豆腐や北京ダック風のおつまみなどで、頻繁に使うので常備してあります♪
甜麵醬は味噌なので塩分を足せば、赤味噌にとても近い味になりますよ。
もしあなたの家の冷蔵庫に、甜麵醬が眠っているならぜひ試してもらいたい調味料です!
辛さに注意すれば味噌と豆板醬も有効!
赤味噌は「味噌+豆板醬」で代用できます。豆板醬は唐辛子とそら豆が原料の発酵食品で、中華料理に使われることが多い中華辛味噌です。
コチュジャンや甜麵醬とは違い豆板醬は辛さが特徴の調味料なので、辛いものが苦手な場合は辛さが勝ってしまって美味しく食べられないかもしれません。
原材料にそら豆が使われているため、豆味噌と似た香りがしますよ。
赤味噌の代用として使うには、合わせ味噌などをメインに豆板醬は少量配合するといいですよ♪
あなたが辛いものが好きなタイプであれば、味噌煮込みうどんを作るときに豆板醬を使うことをおすすめします!
私は普段からラーメンや鍋、うどんなどに豆板醬を足して調理することがあります。
辛さ要素はない味噌煮込みうどんに、豆板醬を入れると辛さがプラスして辛いもの好きには嬉しいアクセントになりますよ♪
赤味噌は味噌ととんかつソースで代用♪入れすぎ厳禁
赤味噌は「味噌+とんかつソース」で代用できます!
とんかつソースには野菜や果物などいろいろなものが使われています。
味噌にとんかつソースを合わせることで、味に深みが出て赤味噌っぽさを感じられますよ。
ただしとんかつソースは味が濃いので、入れすぎに注意が必要です。
味噌に対してとんかつソースの量を多く配合すると、とんかつソースの味しかしなくなります(笑)
とんかつソースの量は1~2滴程度にとどめましょう。
味噌カツなど濃い味の味噌を使いたい料理には、とんかつソースが相性がいいですよ。
調味料が増えすぎて、台所が片付かない…。とお困りではないですか?
山崎実業のtowerは、シンプルな見た目で調味料を隠して収納でき、場所も取りません。
マグネットが付くので、ほかの商品と併用して使えばもっと便利に使えます♪
白味噌で赤味噌は代用できる?味噌の種類や名称も紹介
味噌にはたくさんの種類がありますが、あなたはその違いを知っていますか?
私は正直よくわかっていないまま、赤味噌や白味噌を使うレシピを合わせ味噌で代用していました!
白味噌で赤味噌の代用はできるのか、赤味噌と白味噌の違いはなにか、味噌にはどんな種類があるのか一緒に確認していきましょう♪
白味噌で赤味噌の代用をするには塩分や出汁をプラス!
合わせ味噌がなくても白味噌で代用も可能なんです♪
赤味噌がないときに、白味噌で赤味噌の代用は可能です。
基本的には、上記の項で紹介した代用法と同じように代用できます。
しかし白味噌は麹の配合量が多い、高温で短期間熟成している、塩分量が少ないため甘さが特徴的です。
そのため白味噌を赤味噌の代用として使う場合には、塩や出汁を多めに入れて塩分を足す、豆板醬やコチュジャンで辛さを足す必要がありますよ。
塩や出汁、豆板醬、コチュジャンなどで味を赤味噌に近づけられますが、色の再現は難しいでしょう。
私はよく赤味噌の代わりに白味噌を使いますが、やはり少し甘めな印象があります。
米麹の配合量が多いなどで風味に特徴があるので、出汁を濃いめにとってごまかしています!(笑)
味はそこまで気にならないのですが、やはり色味はまったく別物になりますよ。
自宅で主人と二人で食べるには白味噌の代用で十分なのですが、お客さんをまねくときにはやはり赤味噌を買おうかな?と思います。
赤味噌と白味噌の色味はメイラード反応で違いが出る
赤味噌とは原材料や作り方に決まりがなく、赤っぽい色味の味噌のことです。
愛知県では「赤味噌=豆味噌」といった使い方をすることもあるそうです。
なぜ色味に違いのある味噌ができるのでしょうか?赤味噌と白味噌の違いを確認しましょう!
赤味噌と白味噌の違いってなに?
色と熟成期間に違いがあるの。
赤味噌と白味噌には、大きく分けて2つの違いがあります。
赤味噌 | 白味噌 | |
色 | 赤 | 白 |
熟成期間 | 長い | 短い |
原材料 | 大豆、麹、塩、水 | 大豆、麹、塩、水 |
塩味 | 高め | 低め |
赤味噌と白味噌は原材料は同じで、熟成期間に発酵の過程で起こる「メイラード反応」で色に違いが出ます。
メイラード反応とは、原材料に含まれるアミノ酸と糖が、加熱などによって反応して褐色になること。
メイラード反応は加熱すると短期間で進行し、常温の場合長期間を要する。
大豆の加工方法や原材料の割合を変えることで、赤味噌と白味噌が作られています。
赤味噌は、常温でメイラード反応を起こすために長期間熟成されています。
長い熟成期間に腐敗しないように塩が多く使われているため、赤味噌は白味噌と比べて塩分が高めです。
赤味噌は塩分が高いこと以外に、熟成期間に出るコクが料理をより美味しくしてくれますよ。
味噌の種類いくつ知ってる?産地や名称も紹介
味噌は、まず原材料の違いで大きく4つに分けられます。
- 米味噌
- 麦味噌
- 豆味噌
- 調合味噌
味噌は上記のどの種類でも基本的には、「大豆、麹、塩、水」が原材料で作られています。
違いは麹にあり、「麹」とは蒸した穀物に麹菌を付けて培養したものです。
米味噌
米を原材料とした米麹を使用して作る味噌です。
味に癖がなく日本で作られている味噌の8割は米味噌なので、一番親しみのある味かもしれませんね。
米味噌のなかでも大きく3つに分けられ、それぞれ通称があります。
通称を聞けばどの味噌かイメージがしやすいですよね♪
産地 | 通称 | 熟成期間 | |
甘味噌 | 近畿地方、岡山、広島、山口、香川、東京 | 白味噌、関西白味噌、府中味噌、讃岐味噌、江戸甘味噌 | 5~20日 |
甘口味噌 | 静岡、山形、岡山、徳島、九州地方 | 相白味噌、御膳味噌 | 淡色は20~30日 赤色は3~6か月 |
辛口味噌 | 全国各地 | 白辛味噌、信州味噌、仙台味噌、越後味噌、秋田味噌、津軽味噌、佐渡味噌、赤味噌 | 淡色は2~3か月 赤色は3~12か月 |
麦味噌
麦を原材料とした麦麹を使用して作る味噌です。
麦味噌の生産量は味噌全体の5%ほどですが、あなたも飲食店などで口にしたことがあるのではないでしょうか?
以前我が家の台所では、麦味噌を使用していた時期がありました。
最初は麦の殻が残ってしまうことに抵抗があったのですが、優しい味に癒されて大好きになりました♪
麦味噌は九州や中四国地方が産地で、「麦味噌」や「田舎味噌」という通称で呼ばれています。
豆味噌
豆味噌は大豆のみで作られた味噌で、ほかの味噌と原材料が違います。
とくに八丁味噌が有名で、愛知県で多く親しまれています♪
名古屋フードで人気のある味噌煮込みうどんや味噌カツに使われていますよ。
調合味噌
調合味噌は「米味噌+麦味噌」など2種類以上の味噌を合わせた味噌のことです。
一般的には白味噌7にたいして赤味噌3の分量で配合されています。
赤だし味噌や合わせ味噌の通称で呼ばれていますよ。
味噌煮込みうどんを赤味噌の代用品で作ってみよう♪
実際に赤味噌の代用品を使って、味噌煮込みうどんを作ってみましょう♪
どの家にも定番で置いてある調味料が多く、余計な準備が不要ですね♪
- もやしを沸騰したお湯でサッとゆでる
- お好きな野菜を一口サイズにカットする
- 鍋にごま油、野菜、もやしを入れて炒める
- 鍋に水を入れ、沸騰させる
- 沸騰したら弱火にして、味噌、料理酒、鶏がらスープの素、牡蠣醤油、みりんを入れて混ぜる
- 鍋に冷凍うどんを入れる
- うどんが柔らかくなってきたら卵を入れて少し煮込む
- お皿に持って青ネギを散らして完成
この味噌煮込みうどんのレシピは「味噌+醤油+みりん」を赤味噌の代用としています。
醤油とみりんの代わりに「味噌大さじ1+コチュジャン小さじ1」としても味噌煮込みうどんができますよ。
コチュジャンと同じように「味噌大さじ2分の1+甜麵醬大さじ2分の1」「味噌大さじ1+豆板醬小さじ2分の1」「味噌大さじ1+とんかつソース1~2滴」を代用してもOKです♪
まとめ
- 赤味噌がないとき「味噌+醤油+みりん」など5つの調味料で代用できる
- ほかに「味噌+コチュジャン」「甜麵醬」「味噌+豆板醬」「味噌+とんかつソース」で代用可能
- 代用する調味料によって、コクや甘味、うま味、辛味が強いなどの特徴が異なる
- 赤味噌と白味噌の違いは色味であり、熟成期間にメイラード反応という効果で色味に違いが出る
- 塩分の高さと熟成期間に出るコクが、赤味噌の特徴だといえる
- 味噌には大きく分けて4つ、「米味噌」「麦味噌」「豆味噌」「調合味噌」があり、日本で生産する味噌の8割は米味噌である
- 赤味噌がなくても5つの代用法を活用すれば、味噌煮込みうどんが作れる
冷蔵庫で保存する調味料は多く、あまり使わない調味料がどんどん冷蔵庫を占領しますよね。
味噌は500g以上のサイズで販売されているものが多く、使いきれない、冷蔵庫の場所を取るなどの理由から複数常備したくないですよね。
赤味噌がない場合に代用できる調味料が5つもあるとわかりました♪5つのうちどれかは家にありそうですよね!
味噌煮込みうどんや味噌カツは、赤味噌のイメージが強いですが家にある味噌で作れます。
家にある調味料を使って、ぜひ味噌煮込みうどんなどを作ってみましょう!
毎日立つ台所はなるべく綺麗に片付けたいですよね。いろんな料理を作っていると、調味料が増えていきます。
山崎実業のtowerはコンロの横の狭いスペースに置けて、調味料を隠して収納できます♪
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