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燻製のやり方100均活用編!おいしく簡単にできる楽しみ方!

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みんな大好きな燻製料理!口の中に入れたとたん広がるいぶした素材の薫りと旨味!

想像しただけでよだれが出てくるくらいたまらない、そんな燻製料理をおうちで手軽に作れるやり方があること、あなたはご存じですか?

なんと100均の道具を組み合わせることで初心者でもおいしい燻製を作れるやり方があるんです♪

燻製って周りへの臭い移りが気になるし、めっちゃ作るのに時間かかるらしいよね…

おいしいけど自分でやるのはちょっとめんどくさい…こんな印象をお持ちのそこのあなた!

実は100均のグッズを利用したりちょっとした工夫をしたりすることで解決できちゃいますよ。

100均の道具や身の回りにあるものを活用して燻製を楽しむやり方や、100均グッズで燻製実際にやってみたエピソードもご紹介します!

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燻製のやり方100均活用編!そろえるアイテムは4つ!

ダイソーで探したアルミ皿、網、スモークチップ

「ちょっと燻製作りを試してみたいな」という気軽さをもとめるあなたには、100均のグッズがぴったりです。さあこの記事を読み進めましょう!

100均でそろえる燻製三種の神器

100均で探すものは4つだけです。燻製用段ボール、アルミ皿、網、スモークチップの4つをそろえるだけで燻製ができちゃいます。

ダイソーで実際に探してみました。私が行ったダイソーでは料理コーナーにすべてそろっていました。

材料代は、ざっと440円(税込)で用意できてしまいます!なんて素敵なんでしょう!

ダイソーのアルミ皿だと直火ができませんが、セリアだと直火オッケーのアルミ鍋もあるようです。

網は段ボールに割りばしを指してその上にのせます。網の大きさは段ボールに収まるサイズにしましょう。

ちなみにキャン★ドゥの燻製用段ボールは網のサイズが【27cm x 27cm以下】でした。

100均のアルミ皿やアルミ鍋のよいところは、使い捨てができて後片付けの際にこびりつくにおいや汚れを落とす手間がかからないところです。

今回私はにおいがつくことと洗い物を減らすことを考え使い捨てできるものを選びましたが、フライパンにアルミホイルをひくという手もあります。

またバーベキューやキャンプなど屋外のシチュエーションで手軽に燻製したいなら、ダンボールを使うやり方がおすすめです。

100均の燻製用ダンボールにはすでに切り込みが入っているので4本差して網を載せるだけです♪

私は初めての燻製は、茹で卵、チーズ、ウィンナーに挑戦しました。

段ボールの中でもくもくとスモークされていて、2時間ほどで燻製が完成しました♪

ちょっと長くやりすぎたかな?とも思いましたが、初心者でも簡単に美味しい燻製が作れます。

このやり方だと、しっかり楽しんだ後の燻製の煙が充満したダンボールはそのまま処分すれば片付けラクチンです♪

いきなりキャンプグッズをそろえるのはちょっと…と抵抗のあるあなたも挑戦しやすいやり方ですね。

燻製の道具を専門店で買うと3,000円以上する!

燻製を作る道具(スモーカー)をアウトドア用品店やネットで買うと、安いものでも3,000円以上するものが多いです。

その機械の中に入れるスモークチップやスモークウッドは別売りで500円前後するので、合わせて約3,500円以上は道具代だけで必要です。

100均で自作するより良いところは、燻製をするための道具なので使い勝手がよく初心者でもストレスなく楽しめるところですね。

アウトドア用品店で燻製器を買うと、調理する温度をボタンで調整できたり、煙を集めて食材に的確に当てることができたり便利な機能がついています。

サイズも選べるので、いろいろな食材を燻製して楽しみたい場合は最初から専門のスモーカーを使ってみてもよいですね。

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燻製のやり方でチップはどんな種類があるの?

さっきから話に出てきている「スモークチップ」「スモークウッド」っていったい何なの?

「スモークチップ」「スモークウッド」は燻製材といって、燻製づくりに欠かせない材料です。

それらを「いぶす」すなわち「燃やして煙を出す」ことで食材の保存性を高めて特有の風味をつけるものです。

「スモークチップ」は細かく砕いた木をチップ状にしたものです。

細かい形状で温度が一気に上がりやすい一方、その温度を維持するのが難しいので、短時間で小さな食材を燻製するやり方のときに向いています。

「スモークウッド」は砕いた木を太い棒状に固めているので、ゆっくりと長時間煙を出すことができます。大きな食材を燻製するやり方のときにぴったりです。

この「スモークチップ」「スモークウッド」は使われる木の種類によって、色づきや薫りが変わります。

この記事では100均で購入することができる木をご紹介します。以下の4種類になります。

サクラ薫りがよく、どんな食材にも合うオールマイティな木材。
比較的薫りが強くラム肉や豚肉などクセの強い食材もきれいに薫りつけできます。
クルミ肉や魚幅広く使用できます。
クセがほぼないのでスモークチーズやスモークサーモンに使われることが多いです。
リンゴ鶏肉や白身魚といった淡白な食材に向いています。
ナラ色づきが早いので魚介類向きです。

いろいろ種類があるので、慣れてきたら食材に合わせて木材を買うやり方もよいですね。

私はどんな食材にも合うサクラのスモークウッドを使って燻製を作りました。

最初はうまくスモークウッドに火をつけることができず、すぐに消えてしまいました。

スモークウッドに火をつけるには少しコツがあり、ガスバーナーやガスコンロなどでじっくりとあぶることがポイントです。

私は最初マッチで火をつけようと試みたので上手くできませんでした。

ガスコンロで断面が黒くなるまであぶるといい感じに煙がでましたよ。

ちなみにスモークチップはマッチを使った方がうまくいきました♪

燻製のやり方は簡単?初心者がやってみた体験談!

必要な道具がそろったところで、本当に簡単にできるのかやってみました!

燻製とは食材をいぶす、すなわち煙をあてて料理するやり方を指します。

燻製のやり方は3種類!おすすめは熱燻と温燻!

燻製で食材をいぶすやり方には3種類あり、以下にまとめてみました。

  • 熱燻(ねっくん)
  • 温燻(おんくん)
  • 冷燻(れいくん)

熱燻、温燻、冷燻これら3つの違いはいぶす温度、調理にかかる時間、調理後の保存可能期間です。

熱燻温燻冷燻
温度80~140度50~80度25度以下
調理時間数十分~1時間程度1~3時間2週間~数か月
保存可能期間すぐ食べる!数日~1週間長期間
季節通年通年冬季

結論からお伝えすると、おうちで手軽に燻製を作りたい場合のやり方は熱燻か温燻の2択になります。

初心者は熱燻、ちょっと慣れてきたもしくは本格的に燻製したい人は温燻を選ぶといいでしょう。

熱燻は煙をあてて薫りつけをするとともにジューシーさも味わいたいときのやり方です。

早くて数十分からできあがるので手間がかからず、初めてでも簡単でやりやすいですね!

先ほどご紹介した100均で用意した道具で簡単に作れちゃいますよ。

ただし調理時間が短いので、大きな食材を熱燻で燻製することは向いていません。

一方温燻は少し長めに調理して水分を飛ばしているので最大1週間くらいなら保存可能です。

作り置きしておいて、晩酌のお供のおつまみ、お弁当の最後の一品、3時のおやつとして…などなどいろんな場面で食べることができますよ♪

温燻は熱燻に比べてきちんと密閉する容器が必要になります。

100均で用意した道具でもできますが心配な方はキャンプ道具を使って作るやり方がいいかもしれません。

冷燻は長期間25度以下を維持し続けることができる環境が必要で、その分いぶす機械も大型になるので一般家庭では難しいチャレンジになります。

上手な燻製にはコツがいる?新たなやり方を編み出した!

では最初にダイソーで買ってきたアルミ皿、網、スモークチップで燻製してみましょう!

本格的に燻製するとなると、前もって食材の仕込みが必要になりますが、今回は手軽に作りたいので省いていきなり燻製しちゃいます。

燻製のやり方は、短時間で一番手軽にできる「熱燻」で挑戦していきたいと思います。

またアルミ皿をフライパンにのせて間接的に熱を加えたいと思います。手順は以下の通りです。

  1. 100均のグッズで燻製器を作る
  2. 食材を燻製器の網の上にのせる
  3. フライパンを強火で火にかけ、高熱になってスモークチップから煙が出始めたら中火にする
  4. 蓋をして10分程度燻製する

まずはアルミ皿の中にスモークチップを敷き詰めます。手でひとつかみくらいの量、だいたい10グラムがちょうどよいようです。

直径が約13.5センチメートルのアルミ皿に、写真のように皿の底が隠れるくらいスモークチップを入れてみました!

しかし最終的に写真の倍の量のスモークチップを足すことになることをこの時の私はまだ知らないのです…

燻製はこのスモークチップに熱源をあてて、その熱で煙を立ち上げていぶしていきます。

この上に網をかぶせて、アルミ皿は直火はNGなのでフライパンの上に乗せて熱していきます。

今回燻製にチャレンジする食材は、ダイソーで合わせて購入してきました。水分少なめでサイズの小さなものを選んでみました。

燻製料理で鉄板のチーズやベーコンはダイソーに見当たらなかったので、変わり種選手権みたいになってしまいました。

さてどんなふうに仕上がるでしょうか?やってみましょう!

  • ポテトチップス コンソメパンチ味
  • ベジタブルチップス(にんじん、かぼちゃ、ポテト) うすしお味
  • むき甘栗
  • ラスク フレンチトースト味
  • いちごマシュマロ

網の上に食材を乗せて、スモークチップを入れるために使った同じアルミ皿を蓋としてかぶせてガスコンロの火をつけます。

100均のアルミ皿は100円で複数枚入りになっているので、新たに買う必要がなく便利ですね。

まずは強火で火をかけてスモークチップに熱が伝わり、煙が出てくるまで待ちます…のはずが、ここでアクシデント発生!

Siセンサーという安全装置がガスコンロについていたため、高温になると自動的にコンロの火が弱火になってしまいました…ショック。

何度試しても、30分くらい時間をかけてねばってみても、スモークチップから煙が出るのに充分な高い温度になりません。

量が足りないのかと思い、スモークチップの量を倍になるよう追加してみましたが、ただフライパンが温まるだけ。

いっこうに煙が出てきていぶされる気配はありません。

これは失敗か…それでもあきらめきれない私はうちにあるマッチに目をつけます。煙さえ…煙さえ出てくれれば…!最後の望みをマッチに託します。

そしてマッチで直接スモークチップに火をつけると、線香のように煙を立てることに成功!

マッチで直接火をつける方法だと、火をつけて蓋をかぶせ5分ほどいぶすだけでスモーキーな風味をつけることができました。

マッチの火だけだと継続して熱を維持することは難しいため、今回の直径13センチメートルくらいのアルミ皿の大きさがちょうどよかったです。

また最初に入れていたスモークチップの量から途中で倍に増やしましたが、3回くらい燻製するにはちょうど良い量のチップでした。

少し手荒な方法ですが、100均のスモークチップでもきちんと煙が出て燻製の薫りがしました!

燻製を実際にやってみてわかったことは、熱をしっかりスモークチップに伝えることが何よりも大切ということです。

Siセンサーは2008年10月以降法制化されてすべてのガスコンロに搭載されているものです。

他に調べてみるとSiセンサーのために燻製ができなくなったという声もちらほら。安全のためなのでどうしようもありませんね。

さらに別の道具を使ったら燻製できる裏技もあるようですが、手軽さがなくなってしまいます。

マッチを使う燻製のやり方、よかったら気になっているあなたも試してみてくださいね!

ちなみに今回の食材の中で一番おいしくできたのは甘栗でした。きれいに燻製の風味がついて口の中にいい薫りがひろがりました。

ラスクはあたたまってほくほく。ほんのり燻製風味になりましたが、味がもうひとパンチ足りなかったです。

ポテトチップスとベジタブルチップスとマシュマロは、食材自体に塩分が多く、5分間の燻製だけでは味がつきませんでした。

今回のマッチで火をつけていぶす作戦ではうまくいかなかった食材も、高熱にしていぶす時間を長くできればおいしくなる可能性はあります。

みなさんもぜひお好きな食材で試してみてくださいね。意外とうまくいくかもしれませんよ。

まとめ

  • 100均でそろえられる燻製に必要な道具は「アルミ皿」「網」「スモークチップ」の三種の神器
  • 100均でグッズをそろえれば330円(税込)で手に入り、専門品を買うと最低でも3000円以上はかかるので、100均は手軽に試したい方にぴったり
  • 燻製する食材によって、燻製材の種類を変えるとさらにおいしくなる
  • 燻製は3種類やり方があるが、家庭でするなら「熱燻」「温燻」がおすすめ
  • 家庭で燻製するときはSiセンサーで熱が充分に燻製材に伝わらないときもある
  • そんなときはマッチで燻製材に直接火をつけると5分くらいでできる

100均でそろえて燻製できるやり方、いかがだったでしょうか?

100均でそろえられるからこそ、気軽に挑戦できるところがとてもいいですよね。

今回私は燻製材から煙が出ないというアクシデントがありました。

しかしやり方を試行錯誤しながら最後にはおいしい燻製の甘栗を食べることができました!

ネット上には他にも様々な燻製のやり方が載っていますが、私の失敗談も合わせて燻製にチャレンジするあなたの参考になると嬉しいです♪

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