レジン作品の黄ばみの原因は、紫外線やレジン液の劣化など3つありますよ。
1ヶ月前に作ったレジン作品が黄ばんできました。黄ばんだ原因がわかりません…。
自分の作り方が悪かったのかな?何か間違えたのかな?と不安に思いますよね。
レジン作品が黄ばむのは、低品質なレジン液を使用していることが原因の可能性もあります。
黄ばみの原因がわからないと予防もできないため、今後の作品も同じように変色してしまう恐れも。
レジンの黄ばみの原因がわかれば予防できるため、透明でキラキラとしたきれいな状態を長く保てるでしょう。
本記事では黄ばみの原因だけでなく、防ぐ方法や黄ばみにくいおすすめのレジン液も紹介しています。
作り終えたレジン作品が、徐々に黄ばんでいくと考えると不安ですよね。
UVカットスプレーを使うと、黄ばみの進行を抑えて、透明度を保ってくれますよ♪
今まで作成した全てのレジン作品の黄ばみを防ぎたいあなたには、吹きかけるタイプのUVカットスプレーがおすすめできそうです。
レジンの黄ばみの原因は3つある!紫外線や液の劣化など
作ったレジンアクセサリーが、黄ばむ原因はなんだろう?
レジン作品に黄ばみが発生する原因は、紫外線やレジン液の劣化など3つありますよ。
レジンは時間が経つと劣化していく物質です。寿命はありますが、1ヵ月程度で黄ばみが発生しているなら、劣化以外の原因が考えられますよ。
一生懸命作ったレジンアクセサリーが、数ヶ月で変色するのはショックですよね。
紹介する3つの原因に、当てはまるものがないか確認し対策をたてていきましょう。
直射日光などの紫外線は黄ばみの原因に!夏場がピーク!
レジンの黄ばみの原因は、直射日光などの紫外線です。
レジンは紫外線に長時間あたると劣化していき、透明から薄い黄色へ変色してしまいます。レジンが黄ばむことを、黄変するとも言いますよ。
硬化後に直射日光があたる場所に作品を置いていたり、外出するときに身につけていたりすると、紫外線の影響で黄ばみやすいです。
暗所に保管しているレジンよりも、外出時によく付けていたもののほうが黄ばみやすいのですね。
直射日光があたらなくても、白熱灯や蛍光灯の照明から微量な紫外線が発生しているため、劣化する可能性があります。
しかし、LED電球であれば、白熱灯や蛍光灯よりも紫外線量が少ないですよ。
快晴のときの太陽光による紫外線量を100とすると、白熱電球が0.4、蛍光灯が0.1に対して、LEDは0.002と圧倒的に数値が小さいのです。
紫外線で劣化するのは避けたいけれど、作ったレジンアクセサリーは身につけたいな。
心を込めて作ったアクセサリーは、身につけておしゃれを楽しみたいですよね。
紫外線量が多い夏場を避けて使用すると、紫外線によるレジンの黄ばみを少しでも防げますよ。
紫外線量は季節によっても、異なります。とくに夏場は、紫外線量も多いです。
日差しが強い7~8月頃の外出時につけるのは、避けたほうが長持ちしそうですね。
レジンの黄ばみが発生する紫外線には注意して、作品を取り扱ってくださいね。
使用期限を過ぎたレジン液は劣化して黄ばみの原因に!
レジン液が劣化していると、黄ばみの原因になります。
レジン液は製造後、ゆるやかに劣化していきます。メーカーによってレジン液の劣化速度は異なり、製造日から約1~2年ほどが使用期限のようです。
開封後であれば劣化が進みやすいため、1年以内を目安に使い切るのをおすすめします。
使用期限を考えると、早めに予備のレジン液を買わないほうがよさそうですね。
大容量のレジン液を買っても、使いきれなければ劣化してしまうため、計画的にサイズを選ぶと無駄になりません。
どれくらいの量であれば使用期限内に使い切れるか、購入前にイメージしておくと適量サイズを選べますね。
レジン液が劣化しないためには、使用後にしっかりとフタをしめて密封し、直射日光があたらない25℃以下の涼しい場所に保管しておきましょう。
ネットでセールになっているレジン液は、製造してから日数が経っていて、短い使用期限の可能性が高いです。
お得なら買っちゃおう!と衝動買いせずに、製造日を確認してから購入を検討しましょう。
製造日以外にレジン液が劣化しているか、確認する方法はないの?
レジン液の劣化は製造日でおおよその使用期限がわかりますが、液の状態を見て確認する方法もありますよ。
レジン液の色は透明の場合が多いため、購入時と比較して変色していれば劣化している可能性が高いです。
レジン液の劣化は硬化後の黄ばみの原因になるため、製造日を確認したり液の状態をチェックしたりして、使用期限を守って使用しましょう!
低品質のレジンは黄ばみが発生しやすい!100均は要注意
レジンの黄ばみは、100均などの品質が劣っているレジン液を使用していることが原因かもしれません。
100均などのレジン液は、透明度が低かったりベタつきがひどかったりと品質が劣っている場合が多いため、作品の完成度が低くなってしまう可能性があります。
SNSでは、「100均のレジン液は臭いが強すぎて気になる」などのマイナス評価もありました。
安いレジン液なら気軽に使えそうなのに、残念だな。
黄ばみが発生してしまうのは難点ではありますが、価格が安いのは魅力的に感じますよね。
品質の劣るレジン液は、黄ばむことを想定して、透明のままではなく色を混ぜて使用すると目立ちにくくなるようですよ!
安さを生かして、作品の練習用として使う手段もありますよ。
100均などのレジン液は使う場面を分けて使用すれば、コスパよく使いこなせるかもしれませんね。
長く使いたい作品を作るときは、100均など品質が劣っているレジン液を使用するのは避けましょう。
レジンの黄ばみを防ぐ方法は2つ!紫外線対策が大切♪
レジンの黄ばみを防ぐためには、どうしたらよいの?
レジンの黄ばみを防ぐためには、UVカットスプレーを使用したり黄変しにくいレジン液を使用したりと、2つの方法がありますよ。
どちらの方法も黄ばみを防げますが、使用するタイミングや使い方が異なります。
UVカットスプレーか黄ばみにくいレジン液を買う必要がありコストがかかるため、事前にどちらの方法が合っているか確認すると無駄になりませんよ。
レジン作品を作るときの作業をイメージしながら読み進めると、UVカットスプレーか黄ばみにくいレジン液か選びやすいと思います。
それでは、レジン作品の黄ばみを防ぐ、2つの方法を紹介していきます。
UVカットスプレーをレジン作品へ噴射して紫外線防止!
レジンの黄ばみを防ぐには、硬化後のレジン作品にUVカットスプレーをかける方法が効果的ですよ。
UVカットスプレーをレジンに吹きかけると、膜が張られて紫外線を遮ってくれるため、黄ばみを防いでくれます。
UVカットスプレーは作り終えたレジンに使用するため、今まであなたが作った作品すべてに対応できますよ。
次項で説明するレジン液を変える方法は、今後作成するレジンしか黄ばみを防げません。今までの作品にも、黄ばみ対策ができるのは嬉しいですよね♪
使用するときは直接吹きかけるか、器などに噴射してたまった液体を筆で塗る方法があります。
日焼けしないために、日焼け止めを塗るイメージですね。
UVカットスプレーでレジンの黄ばみを防ぐ方法は、吹きかけて余分な液を拭き取るなどの作業工程が増えるため時間がかかります。
作成時間に加えて塗装する時間も含めて予定を立てると、余裕を持って作業を進められますよ。
UVカットスプレーは、レジン作品だけでなくプラモデルなどにもよく使われているようです。
私の夫は趣味でプラモデルを作っていたため、UVカットスプレーを使っていましたよ。
作成したレジン作品の黄ばみを防ぎたいなら、吹きかけるだけで紫外線がカットできる、UVカットスプレーがおすすめですよ♪
黄ばみにくいレジン液で予防!販売元の検証も参考に♪
レジンの黄ばみを防ぐためには、黄変しにくいレジン液を使用するのもおすすめです!
黄ばみにくいレジン液が、さまざまなメーカーより数多く販売されていますよ。
メーカーの公式サイトでは、販売しているレジン液の黄ばみについて、検証した結果を載せていることが多いです。
メーカーがしっかりと検証しているのをみると、信頼できそうだなと思いましたよ。
実際に検証された結果が掲載されていると説得力があるため、黄ばみにくいレジン液を選ぶ基準になりそうですね。
レジン作家の方が独自に検証している結果もSNSに載っているため、探してみてください。
さまざまなメーカーのレジン液が比較されているため、非常に役立つ情報だと思います。
黄ばみにくいレジン液を使用しても、皮脂汚れやホコリなどで茶色く汚れることもあり、黄変と見間違いしやすいです。
やわらかい布やティッシュで拭き取るなど、日頃から丁寧に手入れすると、きれいな状態を保ちやすいです♪
黄ばみにくいレジン液は、種類が多くてどれを買おうか迷います。
次項では、黄ばみにくいレジン液のなかで、とくにおすすめできそうな商品を2つ紹介していきます。
レジン作品が黄ばみにくいと好評なレジン液2選を紹介!
黄ばみを防げるレジン液は、どれがおすすめなの?
レジン作品の黄ばみを防ぐには、PADICOの星の雫と清原のLEDレジン液がおすすめですよ。
どちらのレジン液も黄ばみにくいことが公式サイトに明記されており、SNSを見るとレジン作家の方たちの間でも高評価でした。
それぞれのレジン液のよい点と使いにくい点を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
PADICOの星の雫なら黄ばみにくく透明感も高く保てる♪
レジンの黄ばみを防げるおすすめのレジン液は、PADICOの星の雫ハードです。
グミー状と呼ばれる柔らかい仕上がりのタイプもありますが、ハードタイプのほうが黄ばみにくいですよ。
前項でもお伝えしましたが、星の雫は黄ばみが発生するのか販売当初から検証が続けられています。
2024年2月時点で6年も経過していますが、黄ばみは発生していないと公式サイトに報告されていましたよ。
実際に検証してくれるのは、信ぴょう性も上がり選びやすいですね。
星の雫で作ったサンプルを1年以上直射日光にあてた結果、黄ばまなかったと報告していた記事をSNSで見かけましたよ。
星の雫のよい点と使いにくい点を、以下にまとめてみました。
星の雫は黄ばみを防ぐだけでなく透明感も保てるため、クリアの作品を作るときにぴったりなレジン液ですね。
レジンが黄ばまずに透明感を保てると、封入したパーツがよりくっきりと映えるため、さまざまなデザインに挑戦しやすそうです。
次は、星の雫の使いにくい点をまとめてみました。
星の雫の使いにくい点は、収縮率が6%と高くゆがみや反りが起きやすいため、精密な形を作るのが難しいことです。
反りを抑えるためには少量ずつ硬化させるか、硬化後に重しをのせて平らにするとよいですよ。
レジンの黄ばみが不安なら、ぜひPADICOの星の雫を使ってみてください。こちらは内容量が30gと試しやすいサイズですよ。
清原のLEDレジン液は黄ばみにくい!反りや収縮率も低め
清原のLEDレジン液は、硬化して時間が経過してもレジンが黄ばみにくいですよ!
公式サイトの商品欄に、時間がたっても黄ばみにくいと書いてあります。
レジン液の黄ばみを独自に検証している、レジン作家の方からも評価が高かったです。
レジンが黄ばむかどうか約1年間検証されていました。清原のレジン液は黄ばみがなく透明なままなのが、一目瞭然でしたよ。
清原のレジン液のよい点と使いにくい点を、以下にまとめてみました。
反りや収縮率が少ないため、作りたい形に成形できるのは嬉しいポイントですね!
レジン特有のニオイについては、利用者からの声をもとに改善したようです。
使いにくい点は、LEDライト専用のレジン液であるため、UVライトでは硬化できないことです。
清原にはLEDライトも販売しているため、もし持っていなければ購入できますよ。
こちらが黄ばみにくい清原のレジン液です。内容量は55gと小さめで、試しやすいサイズだと思います。
以上2つが、黄ばみが心配なあなたにおすすめできそうなレジン液です。
黄ばみにくさはどちらも同じですが、透明度が高いPADICOの星の雫か、反りや収縮が小さい清原のLEDレジン液か、ぜひ1度使ってみてくださいね。
まとめ
- 作成後、数ヵ月でレジンに黄ばみが発生する場合は、経年劣化以外の原因が考えられる
- レジン作品の黄ばみが発生する原因は、直射日光などの紫外線である
- レジン液の劣化も、レジン作品の黄ばみが発生する原因として考えられる
- 品質の劣っているレジン液の使用は、レジンが黄ばむ原因の1つである
- レジンの黄ばみを防ぐには、硬化後のレジン作品にUVカットスプレーをかける方法がある
- 黄ばみにくいレジン液で作品を作れば、黄変を防げる
- レジンの黄ばみを防げるおすすめのレジン液は、PADICOの星の雫ハードである
- 清原のLEDレジン液は、硬化して時間が経過してもレジンが黄ばみにくいためおすすめ
レジンは紫外線などによって黄ばみやすいですが、原因がわかれば予防できます。
作ったレジン作品を楽しむためにも、作りたてのようなきれいな状態で長く愛用したいですよね。
しっかりと黄ばみ対策をして、これからもレジン作りを楽しんでくださいね♪
作り終えたレジン作品が、徐々に黄ばんでいくと考えると不安ですよね。
UVカットスプレーを使うと、黄ばみの進行を抑えて、透明度を保ってくれますよ♪
今まで作成した全てのレジン作品の黄ばみを防ぎたいあなたには、吹きかけるタイプのUVカットスプレーがおすすめできそうです。
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