砂糖は私たちの生活にとって欠かせないものですよね。
料理に使われたり、お菓子に含まれていたりと様々です。
特に女性は甘いものが好きなので砂糖は大事ですね。甘いものは別腹なんてよく言われます。
ところで砂糖のカロリーがどのくらいか考えたことはありますか?
砂糖10gあたりのカロリーを知りたいと思ったことはありませんか?
砂糖は使いすぎると血糖値が上がったり、太ったり健康にはあまりよくないです。
ほんの10gと思っているあなた、砂糖をなめてはいけませんよ。
10gのカロリーが一体どのくらいなのか知れば、砂糖に対する考え、使い方が変わります。
この記事を読んで砂糖の10gあたりのカロリーや、砂糖自体のこと分かっていただけたらと思います。
砂糖10gあたりのカロリーを知って、どんな種類の砂糖を使えばいいのか知ることができます。
砂糖のカロリーを10g当たりで種類別に比較!
砂糖のカロリーって一番気になるところですよね。
砂糖の種類別の10gあたりのカロリーは下の通りになります。
代表的な砂糖の種類 | 特徴 | 10gあたりのカロリー |
上白糖(白砂糖) | どんな料理にも合う | 38.4kcal |
三温糖 | 和食に合う | 38.3kcal |
グラニュー糖 | お菓子作りに向いている | 38.7kcal |
粉砂糖 | お菓子のデコレーション向き | 38.6kcal |
顆粒状糖 | ヨーグルトに向いている | 38.7kcal |
角砂糖 | コーヒーや紅茶向き | 38.7kcal |
液 糖 | アイスドリンクに向いている | 26.3kcal |
氷砂糖 | 果実酒作りに向いている | 38.7kcal |
黒砂糖 | 独特な風味が特徴 | 35.6kcal |
和三盆 | 日本古来の砂糖 | 38.3kcal |
こうして見ると液糖以外はあまり差はないようですね。
かといって取り過ぎには注意が必要です。いろいろと弊害があるからです。
・カルシウムが失われる
精製されるとその過程でミネラルが失われます。
ミネラルが無くなり、酸性の食品になった砂糖を摂取するとその分解でビタミンB1やカルシウムが失われます。
甘いものを食べ過ぎると虫歯になるのはこれが原因といわれています。
・血糖値が上がる
精製された砂糖は消化がよくなります。身体に吸収されやすくなるので、血糖値の上昇のスピードが上がってしまいます。
血糖値の急上昇は太りやすくなってしまう原因になります。
・中毒性がある
精製された砂糖で急激に上がった血糖値が急に下がるとイライラが起きます。
それを緩和するためにまた糖分を取りたくなります。いわゆる砂糖の依存性です。
そうならないように食事のとき食べる順番に気をつけましょう。
・食物繊維からとる
野菜サラダ、海藻類、きのこ類から食べるといいですよ。
血糖値を緩やかに上昇させる食物繊維やタンパク質を先に食べてからにするんです。
砂糖の入った食べ物は最後に食べるようにしましょう。
・砂糖の種類に気をつける
精製されていない砂糖を使用し、血糖値の急増を防ぎましょう。
ミネラルが豊富な黒砂糖、てんさい糖がおすすめです。
てんさい糖はネット通販でも手に入りますので安心ですね。
砂糖の主な原料は?製造方法で種類が異なる
砂糖の主な原料はサトウキビと、てんさいというサトウダイコンです。
サトウキビから作られる砂糖は「甘しゃ糖」といい、てんさいから作られる砂糖は「てんさい糖」といいます。
それと砂糖は製造方法の違いで「精製糖」と「含蜜糖」の二種類に分類されます。
上白糖、三温糖、グラニュー糖などが精製糖になります。クセのない甘みが特徴です。
黒砂糖など原材料の風味が強く残ってる砂糖は含蜜糖になります。コクのある甘みが特徴です。
含蜜糖には精製糖と比べて、多くのミネラルが含まれています。
ミネラルは体の組織を作ったり、機能を維持、調節したりする上で必要不可欠な栄養素です。
しかし人間の体内ではミネラルが作られないので、「必須ミネラル」とよばれる16種類の栄養素は特に食物から取る必要があります。
ただ独特のコクがあるためか、含蜜糖はデザート以外には向いていません。
砂糖を選ぶコツは甘味の風味や強さ、コクを考えて、好みで調理方法に応じて使い分けることです。
お料理なら上白糖もしくは三温糖、お菓子ならグラニュー糖という感じですね。
砂糖は種類が豊富!天然素材や人工甘味料を紹介
砂糖の種類は豊富です。天然素材から人工まで何種類もあるんです。
・天然甘味料
ステビア、甘草、羅漢果(らかんか)などの植物から採取される甘味料です。羅漢果はおなじみではないかと思います。
ステビアは10gあたり40kcalのエネルギーがありますが、甘草、羅漢果は0kcalです。
ステビアの甘さは砂糖の約300倍あります。甘草、羅漢果も砂糖の約10∼500倍の甘さがあります。
10gあたりのエネルギー量は同じでも使用量が減るので、低エネルギーが実現すると言われています。
・人工甘味料
アスパルテーム
アミノ酸であるアスパラギン酸とフェニルアラニンを結合させて製造するアミノ酸系甘味料です。
アセスルファムカリウム
ジケテンとスルファミン酸が融合して合成反応し、三酸化硫黄との環化反応(アセスルファム環の合成)をおこします。
水酸化カリウムで中和して精製、濃縮、結晶化させる甘味料です。
スクラロース
ショ糖から三つの水酸基を選択的に塩素原子に置き換え、精製、濃縮、結晶化させる甘味料です。
サッカリン
O(オルト)ートルエンスルホンアミドを過マンガン酸カリウムなどの酸化剤を用いて酸化する方法で製造されています。
・糖アルコール
還元基を有する糖類ニッケル触媒を使い、高温高圧下で水素を反応させます。
還元して、製造(接触還元)されたもので、水飴のような鎖状多価アルコールの総称です。
皆さんご存知のキシリトールがこの糖アルコールの種類に入ります。他にもエリスリトールがあります。
砂糖の種類の多さ、カロリーの違いに正直言って驚きですね。
砂糖のカロリーオフ商品おすすめはラカントなどです!
砂糖のカロリーオフの商品続々と増えていますよね。あげてみればキシリトールガムや羅漢果のキャンディなどあります。
たくさんの商品の中で調味料として使える砂糖のカロリーオフ商品を紹介しますね。
・ウリ科の植物「羅漢果」と発酵ブドウ糖「エリスリトール」から作ったカロリー0の自然派甘味料です。
砂糖と同じ甘さでカロリーはゼロ! 糖尿病や肥満の方に向いてます。
・砂糖の代わりにカロリーや糖類を抑えながら使用できます。砂糖の約3倍の甘さです。
・カロリー90%カット、糖質ゼロの低カロリー甘味料です。
おいしい甘さで毎日のお料理や飲み物、お菓子作りに幅広く使用できます。冷たいものでも溶けやすい顆粒タイプです。
他にもたくさん砂糖のカロリーオフ商品がありますよ。買い物のときや、ネットで買い物してるときに検索してみてはいかがでしょうか。
ところでカロリーオフ商品の甘味の正体は何でしょうか?
羅漢果を使用するなど天然甘味料もありますが、「非糖質系甘味料」と先ほど紹介した「糖アルコール」が含まれています。
「非糖質系甘味料」には「天然甘味料」と「人工甘味料」の二つがあります。
こうして見てみると、カロリーオフは商品もそうですが、原材料もいろいろあるんですね。
砂糖のカロリー消費時間は計算できる!運動ごとに紹介
砂糖を取り過ぎるとエネルギーとして消費するのに時間がかかりそうですね。
カロリーとは人が活動するために必要なエネルギーのことです。
必要なカロリーは摂取しなければなりませんが、過剰に摂取すると太る原因になります。
カロリーオフ商品ならいいんですけど、普通の砂糖ですとカロリー摂取した分消費しなげればなりません。
カロリー消費にはどんな運動がいいのかしら?
そこで砂糖のエネルギーを消費するのに必要な時間を表にまとめましたので、摂取した分と計算して時間を割り出してくださいね。
※砂糖大さじ1「35kcal」を消費するのに必要な有酸素運動の時間
ウォーキング 14分 | 掃除機掛け 12分 | ジョギング 8分 |
お風呂掃除 11分 | 自転車こぎ 5分 | 水中ウォーキング 10分 |
なわとび 4分 | 水泳 5分 | ストレッチ 16分 |
エアロビクス 7分 | 階段登り 5分 | 山登り 7分 |
この計算表を見てみると人気のウォーキングやストレッチは消費に時間がかかることがわかります。
逆にこの計算表からは、なわとびや水泳などが効果があるようです。
あなたに合った運動でエネルギーの消費をしましょう。
まとめ
- 砂糖のカロリーは10gあたりでの値がグラニュー糖では38.7kcal、液糖だと26.3kcalと差がある
- 砂糖を取り過ぎるとカルシウムが失われるなどの弊害がおこる
- 砂糖の原料はサトウキビとてんさいというサトウダイコン
- 製造方法の違いで「精製糖」と「含蜜糖」がある
- カロリーオフの商品がお菓子や調味料など多種多様
- カロリー消費するにはなわとびや水泳がよい
たかが10gですけれど計算表をみると大きい10gですね。
砂糖は生活になくてはならない調味料ですが、カロリーを考えると砂糖の種類を選ぶべきですね。
健康のことを頭に入れながら、健やかな生活を送りましょう。
コメント