10分で終わる自由研究は、小学生では学年によって選ぶべきテーマが変わります。
高学年なら表面張力、中学年ならマヨネーズ作りなど学年別に厳選してそれぞれ3テーマずつ紹介しています。
6年生ともなるとテーマ選びもまとめるのも難しいのよね。とにかく時間がないし、ササっと終わらせたい!
意外に難しい自由研究のまとめを、スピーディに進める方法も解説しているので安心してください。
表面張力の自由研究は10分で終わるうえにまとめやすく、高学年の小学生におすすめですよ。
ぜひ参考にして、お子さんと一緒に夏休みの宿題をやり切った達成感を味わってくださいね♪
自由研究の宿題は、実験や調査だけでなくまとめが大変ですよね。
実験の材料、過程や結果などこまめに写真を残すと、まとめが短時間で大作に仕上がり、先生からも褒められること間違いなし♪
夏休みが終わりに近づいているときに、写真用紙が手元にない!と焦らないように、早めに購入しておくのがおすすめです。
10分で終わる自由研究で高学年の小学生向け3選を紹介!
高学年の小学生にもっともおすすめの10分で終わる自由研究は、表面張力の実験です。
高学年では、実験自体が難しすぎずまとめやすいテーマがおすすめですよ。
表面張力をテーマにした自由研究は、火や包丁も使うことなく小学生でも安全に実験できます。
私自身もやってみましたが、グラスに水を入れるだけという数秒の準備で済むので簡単でした♪
実験内容も、10分で終わるとは思えないほどの充実度合いでした!
本項では表面張力の自由研究以外にも、高学年におすすめの10分で終わるテーマを2つ紹介しているので参考にしてくださいね。
表面張力のはたらきを使った実験は自宅で即できる!
私が試した中でもっともおすすめな10分で終わる自由研究は、表面張力をテーマにしたものです。
家にあるもののみで実験できるので、自由研究のために道具や材料を新たに買い揃える必要はありませんよ♪
今回のテーマでは、表面張力と界面活性剤のはたらきを実験で確認していきます。
食器用洗剤は界面活性剤が入ったものを用意しましょう。界面活性剤が入ったものであれば、洗濯洗剤でも代用できます。
界面活性剤って、わが家の洗剤にも入っているのかしら?
界面活性剤入りかどうかは、裏面の成分表示に「界面活性剤」と表記されているかチェックしてくださいね♪
グラスは透明のものが、実験写真を撮ったときに結果をしっかり写せますよ。
透明であればコップでもグラスでも、プラスチックカップでも大丈夫です。
牛乳やジュースだとどうなるかなど、子どもの自由な発想で試してみましょう。
実験1では、水には表面張力があることがわかります。
冷水でも温水でも表面張力の強さは変わらないため、入れられるビー玉の数は同じになりますよ。
表面張力には、界面活性剤によって壊されるという弱点があります。
実験2では表面張力が、界面活性剤で壊れてしまうことがわかりますよ。
実は実験2では、ビー玉を1個入れただけで水がこぼれてしまいます。
これは水の表面張力が界面活性剤で壊れてしまい、水の粒がバラバラになってしまったためです。
表面張力が壊れてしまったことを確かめる実験を、最後にもう1つやってみましょう。
実験3では、1円玉はストローの先が水の表面に触れた途端に沈んでしまいます。
網の上に1円玉が乗っていたのに、一瞬にして網がサッと消えてしまったような状態です。
ほんの少しの量でも界面活性剤によって、水の粒のつながりが壊されてしまうことがわかります。
実際にやってみると大人でも、おー!本当だった!と感動しました。
表面張力のテーマは分子に興味を持つきっかけになる
表面張力と界面活性剤の実験では、分子について学びを深められます。
水は目に見えない「水分子」という小さな粒が集まってできています。
分子は中学校以降の理科で習う分野ですが、小学生の時から実際に分子のつながりが離れてしまう様子を目で見て確認でき、関心が高まりそうですね。
水分子どうしが手をつなぐように引っ張り合っているため、グラスから水が盛り上がってこぼれずに済みます。
この表面張力というはたらきは、食器用洗剤や洗濯用洗剤に含まれる界面活性剤でバラバラに壊れてしまうのです。
身近にあるものもすべて分子でできていることが学年が進むにつれてわかり、科学に関心を持って取り組めるかも知れませんね。
私はスーパーの袋などに使われる「ポリエチレン」がエチレンの結合体(ポリ)だと知って、感動した記憶があります(笑)
高学年におすすめのテーマ2つ!雲作りとカラフルゆで卵
表面張力の他に、高学年向け10分で終わるおすすめの自由研究テーマを2つご紹介します♪
- ペットボトルで雲を作る
- 紫キャベツと梅干しでカラフルなゆで卵を作る
いずれも身近なもので実験でき、成功したときの感動は大きいですよ♪
ペットボトルで雲を作る実験では大気や気圧を学べる
ペットボトルの中で雲を作る実験は、壮大で楽しい自由研究のテーマになりますよ。
誰もが一度は、雲に触ってみたいと思ったことがありますよね!
熱湯だと火傷したり、ペットボトルが熱で変形したりする恐れがあるので、必ず40度程度のぬるま湯を使ってください。
またライターや線香を使うため、大人と一緒に実験してくださいね。
空の雲は、空気中の「水蒸気」「チリ」「急激に温度が下がる」という3つの条件がそろうと発生します。
ペットボトルの中で線香の煙がチリの役割をすることで、空と同じ状況を作り出しています。
紹介した実験方法を応用して、以下のような違いをまとめることも1つの方法です。
- ペットボトルを押す力の強さの違いで、雲のでき方や色に違いがあるか
- 最初に入れるお湯の温度が違うと、雲のでき方に違いがあるか
- ペットボトルから手を離す速度で雲のでき方に違いはあるか
時間の余裕が少しありそうなら取り入れてみてください。より自由研究が深いものになりますよ♪
紫キャベツと梅干しでカラフルゆで卵作り♪酸化を観察
紫キャベツの色素と梅干しを使って、ゆで卵をカラフルに染められる実験です!
酸性やアルカリ性についての学びを深められますよ。
もちろんゆで卵は実験後に食べられるので、カラフルな料理を楽しんでみてください。
ゆで卵はあらかじめ作っておいてくださいね。
鍋に水と卵を入れて、沸騰後12分ほど茹でるのが一般的なゆで卵の作り方です。
紫キャベツの液に酸性の梅干しを入れたことで、赤く液が変化します。
アルカリ性の食品を入れるとどうなるかなど、いろいろな食材で色の変化を試してみるのがおすすめです♪
また、卵を入れた袋はマグカップに入れることで、全体的に液に卵が浸かりきれいに染まります。
包丁を使ったり、紫キャベツを茹でた熱い鍋を扱ったりするので、大人と一緒に取り組みましょう。
どんな味がするのかな?実際に食べてみてくださいね。
10分で終わる自由研究はまとめも時短で♪コツを伝授
自由研究は実験をしたら終わりではありません。大切なのはまとめて提出できるようにすることです。
自由研究のまとめ方は、テーマ選びのきっかけ、実験方法を紹介するなど6つのステップがありますよ。
また、自由研究に間違いはないので、子どもなりに工夫したことをまとめれば大正解です!
本項では、10分で終わる自由研究の上手なまとめ方だけでなく、そもそもなぜ宿題として出されるのかまで解説していきます!
自由研究はまとめるのが難しいんですよね…。私が子どもの頃も、どうしたらいいかわかりませんでした。
最後まで読めば、10分で終わる自由研究を立派な大作に仕上げられること間違いなしです!
自由研究のまとめは6ステップで大作に変身!
10分で終わる自由研究のまとめ方は、以下の6ステップで完結します♪
テーマ選びのきっかけや、実験方法など6ステップに沿って書くだけで、10分で終わるとは思えないほど素敵な自由研究になりますよ。
お子さんとの会話の中からきっかけや疑問点などメモしておくと、後でまとめがスムーズになりそうですね!
では順番にポイントを解説していくので、お子さんと一緒に考えてまとめてみてください。
<表紙について>
タイトルは中央に大きく、右下には子どものクラスと氏名も忘れずに書きましょう。
表紙は、提出した自由研究が展示されるときにまず目に入ります。
カラフルに仕上げるとグッと目をひきますよ♪
<テーマ選びのきっかけ>
自由研究のテーマを選んだきっかけは、子どもの身近なできごとにつなげて書くのがおすすめです。
私が小学生なら、前項で紹介した表面張力の実験の場合、以下のようなきっかけを書きます。参考にしてくださいね!
水をコップに入れたときに、こぼれると思い急いで蛇口を止めたら、ギリギリこぼれませんでした。
よく見てみると、コップよりも水が盛り上がっていたのでおもしろいと思いました。
なぜ水がコップより盛り上がってこぼれないのか不思議に思い母に聞いたら、表面張力だよと教えてもらいました。
表面張力についてもっと調べてみようと思い、このテーマを選びました。
きっと子どもが、選んだテーマに興味を持ったきっかけがあるはずですよ♪
<実験方法や実験の様子>
実験についての項では、以下の3つを書きましょう。
- 実験で使うもの
- 実験方法
- 実験中の様子や写真
写真をこまめに撮っておくと、後で実験過程を説明しやすく研究らしさが出ますよ♪
<わかったことや調べたこと>
実験してみてわかったことや、それを基に調べたことをまとめましょう。
最初に紹介した表面張力の実験なら、以下のようにまとめられます。
- 満タンに水を入れたコップに何個ビー玉を入れられたかについて、1回目•2回目•3回目など検証した結果を表にする
- コップに入れる水の温度を変えて実験した結果を表にする
- コップの水に食器洗剤を少しつける実験で、食器洗剤以外にも洗濯洗剤•ボディソープ•せっけんなどでも実験し、表にまとめる
- 実験の結果は表面張力によるものと説明し、表面張力とは何かについて図などでまとめる
ここまでできると、10分で終わる自由研究がまるで何日もかけて取り組んだような仕上がりになりますよ♪
<不思議に思ったことや次回やってみたいこと>
実験して不思議に思ったことや、次回やってみたいことを書きましょう。
たとえば、私なら表面張力の実験で以下のようなことが気になりました。
- 界面活性剤不使用の洗剤を垂らしたら、1円玉は沈まないのか
- 顕微鏡で見たら水の粒は見えるのか
子どもに聞いてみたり、子どもの何気ないひと言からママが疑問点を拾ってあげたりすると書きやすくなりますよ♪
私も先日、年長の娘に「自動販売機の飲み物ってなんで冷めないのかな?」と聞かれ、考えたこともなかった…。と感じました。
子どもの発想力は自由でとても素敵ですよね。
<参考にしたもの>
最後に、自由研究をするときに参考にした本やインターネットのサイトを書きましょう。
参考にした本などを書くことで、丸写しではなく自分で参考にしながら取り組んだことをアピールできます。
以下のように記載するだけで大丈夫です。一気に論文のようになりますよ♪
参考にしたもの
- 本の題名
- サイトの題名
https://www.~
自由研究のまとめ方について調べながら、私も子どもの頃に知りたかったと思いました!
次に10分で終わる自由研究を、スピーディにまとめるためのアイテムを紹介していきます。
B5サイズのスケッチブックと実験写真でまとめを時短!
自由研究のまとめには、以下の3つを用意しましょう。
- B5サイズのスケッチブック
- 裏うつりしない水性ペン
- 実験に使うものや実験中の写真
じっくり研究してまとめたいときは、A4サイズのスケッチブックがおすすめです。
しかし10分で終わる自由研究では、まとめもスピーディに終えたいため、なかなかスペースが埋まらないA4サイズはおすすめできません。
B5サイズのスケッチブックならA4サイズよりひと回り小さいので、ページが埋まらない悩みを解消できますよ。
また、実験に使う道具や材料、実験中、結果などこまめに写真を撮ることをおすすめします。
わかりやすさや信ぴょう性が高まるのはもちろん、写真だけでページがしっかり埋まるためおすすめです♪
自由研究の宿題は、実験や調査だけでなくまとめが大変ですよね。
実験の材料、過程や結果などこまめに写真を残すと、まとめが短時間で大作に仕上がり、先生からも褒められること間違いなし♪
夏休みが終わりに近づいているときに、写真用紙が手元にない!と焦らないように、早めに購入しておくのがおすすめです。
自由研究は子どもの好きを深掘りする絶好の機会♪
自由研究は、自由だからこそ一体何をやったらいいのか迷ってしまいますよね。
自由研究は「好きや知りたいを深掘り」する夏休みの宿題です。
子どもが関心のあることや、気になっていることで普段じっくり調べられないことは何でもネタになりますよ。
自由研究は1947年に4年間だけ、授業科目になっていたのをご存じでしたか?
音楽でリコーダー以外の楽器も弾きたい、理科なら空気でなぜ火が燃えるのか調べたい、など子どもが自由に研究できる時間だったのですよ。
科目としての自由研究は、子どもたちへの個別対応が難しく4年間で廃止され、夏休みの宿題になりました。
自分で好きなことや知りたいことを決めて、大人に少し助けてもらいながら自由に調べることで、自発的に考えて工夫する力がつきます。
自由研究は大人になってからも、課題解決や新しいアイデアを自由に生み出す力につながる大切な宿題です。
好きなことを深掘りすることが大切なので、正解に行き着かなくても大丈夫なのです♪
私が子どもの頃、本に書いてある実験結果にならなくて、どうして…。と困ってしまった経験があります。
しかし、うまくいかなかったり、何度もやってみたりしたことが大切だったとわかり、なんだかホッとしました。
10分で終わる自由研究のおすすめテーマを学年別に紹介
高学年のテーマを低学年や中学年で選んでしまうと、難しくて途中で嫌になってしまいます。
低学年では生活に身近なテーマを選ぶこと、中学年では興味のあることからテーマを選ぶことが大切ですよ。
本項では、低学年•中学年それぞれにおすすめの10分で終わる自由研究のテーマを紹介します♪
私自身もやってみたい!と思えるものを、それぞれ3つずつ厳選しました。
低学年では身近なテーマを選ぼう!トマトや磁石など3つ
低学年では普段の生活に身近なテーマを選ぶことで、楽しく自由研究に取り組めますよ。
低学年向けのテーマを15個調べた中で、遊びや食事に関わる3つのおすすめテーマを選びました!
- 甘いトマトを探そう
- 磁石につくものを調べよう
- 割れにくいシャボン玉を作ろう
ぜひ参考にして、楽しくスピーディに取り組んでみてくださいね♪
甘いトマトを探す実験で糖分が重いことを知ろう
甘いトマトを探す自由研究は、プチトマトさえあれば自宅で簡単に実験できるのでぜひ試してみてください♪
プチトマトは身近な食材で、少し酸っぱいものと甘くて美味しいものがありますよね。
トマトはまさに夏休み中の夏が旬で手に入りやすい野菜のため、自由研究に使いやすいですよ。
通常サイズのトマトでは、重くてなかなか浮かないのでプチトマトを使ってくださいね。
水はプチトマトより軽いので、最初はすべてのプチトマトが沈みます。
砂糖を溶かすことでトマトが浮いてきますが、甘いトマトは糖分が多くて重いので最後に浮いてきます。
砂糖を溶かすことでどんどん水自体が重くなっていき、甘みが少ない軽いプチトマトから浮いていくのだそうです。
溶かすのが砂糖ではなく塩だとどうか、お湯だとどうかなど、溶液を変えて実験してみるとさらに一歩踏み込んだ自由研究ができますね。
磁石につくものを調べれば磁力に興味を持てる
磁石博士になれて、10分で終わる自由研究を紹介します♪
磁石は身近な存在ですが、何にでもくっつくわけではありません。
金属にはくっつきそうですが、実は磁石にくっつく金属は3種類だけなのです!
ゲーム機やスマートフォンなどの電子機器は磁石をくっつけると壊れる可能性があるため、使わないでください。
磁石は強磁石や普通の磁石、棒状やU字型などいろいろなタイプを用意できるとより良いですね。
金属ならなんでもくっつきそうに思えますが、磁石がくっつくのは鉄•コバルト•ニッケルの3種類です。
小銭に使われるアルミや銅、また金•銀などは磁石にくっつきません。
ステンレスは複数の金属が混ざっているので、くっつくものとくっつかないものがありますよ。
普通の磁石ではほとんどくっつかないが、強磁石ならコーンフレークの鉄分にも反応するのだと知って驚きました!
磁石で砂鉄を集めるのも、子どもの頃に楽しかった記憶があります♪
割れにくいシャボン玉作りで楽しく実験できる
割れにくいシャボン玉を手作りする自由研究は、子どもが楽しめること間違いなしです!
人が入れるくらい大きくて割れにくいシャボン玉、子どもの頃憧れたな~!
洗濯のり以外は、自宅にあるものですぐに実験できますよ。
大人も熱中してしまいそうな、割れにくいシャボン玉の自由研究を紹介します♪
PVA洗濯のりは、100円均一やドラッグストアで購入できますよ。
砂糖ではなく、ガムシロップやハチミツなどを使うと粘度が上がり、より割れにくくなるという情報もありました♪
砂糖•洗剤•洗濯のりの量を変えて作ってみると、楽しみながらシャボン玉がもっとも割れにくくなる配分を見つけられそうですね。
また軍手を着用すると、割れずにシャボン玉でお手玉のように遊べておもしろいですよ♪
針金ハンガーなどを使うと巨大なシャボン玉が作れるので、もしかしたら子どもが入れるサイズのシャボン玉が作れるかもしれません!
10分で終わる自由研究ですが、遊び始めると10分では終わらなそうです(笑)
中学年では興味のあるテーマを選ぼう!指紋検証など3つ
中学年からは、興味のあるものや関心がある分野をテーマにすると、楽しく自由研究を進められますよ!
そこで私が調べた中学年向けの10分で終わる自由研究12個の中から、1度はやってみたいと思えるテーマを3つ厳選しました。
- マヨネーズ作り
- 指紋検証
- スライム作り
自宅ですぐに取り組めて、きちんと10分で終わるものを選びましたよ♪
マヨネーズ作りで乳化について知ろう!料理にも使える
マヨネーズは普段の食卓で身近ですが、「乳化」というはたらきを利用して自分で作れます。
作ったマヨネーズはもちろん実際に食べられるので、市販のマヨネーズとの味の違いを確かめたり、ポテトサラダなど料理を作ったりするのもおすすめです。
マヨネーズ作りでは、サラサラの液体がどろんとしたクリーム状に変化する様子を観察でき、まさに実験している感覚を味わえますよ。
ボウルと泡立て器ではなく、シェイカーでも代用できます。
材料を入れてシャカシャカ振り続ければ良いので、子どもには泡立て器よりもやりやすいかもしれません。
少しずつ色が変わっていく様子や、液体からクリームのようになる様子を記録しておくと、後からまとめやすいためこまめに写真を撮りましょう。
この実験では卵の黄身のはたらきで、水と油が乳化してマヨネーズができるところがポイントです。
乳化のはたらきを利用したものは、他にどのようなものがあるかも調べてみるといいですね。
実は、ママが使う乳液も乳化のはたらきを使って作られていますよ。
酢やサラダ油の配分を変えるとどうなるかなど、さらに一歩踏み込んだ実験もできます。
捜査官気分を味わえる指紋検証実験は自宅ですぐ可能!
たった10分で、警察の捜査官気分を味わえる指紋検証の自由研究です。
指紋検証の自由研究は家にあるもので、すぐに実験できますよ!
コップは必ず透明のグラスを使用してください。
透明以外のコップだと、指紋がどこについているのかや、アイシャドウがくっついているか見づらくなってしまいます。
まさか指紋の採取が、自宅で簡単に10分で終わるなんて驚きですよね。
家族なら指紋は似ているのか、指紋にはどのような種類があるのかなど調べてみるとおもしろいですね。
指紋が採れると感動しますが、SNSやインターネットには絶対にアップロードしないようにしましょう。
スマートフォンやATMの指紋認証などに悪用されてしまう恐れがあります!
大人も熱中するスライム作りは配分を変えて実験しよう
3つ目に紹介するのは、大人も熱中してしまうスライム作りをする自由研究です。
スライムを自分で作れるというイメージはあまりないかもしれませんが、10分で作れます♪
洗濯のりやホウ砂など自宅に常備していない材料が必要なので少し手間ですが、子どもは楽しんで自由研究に取り組めること間違いなしです!
ホウ砂やPVA洗濯のりはドラッグストアで購入できますよ。
特にホウ砂は1回に4gしか使わないので、なるべく小さい内容量のものを選びましょう。
ホウ砂は洗濯のりと結びつき、細かな網目状に変化します。
網目構造のおかげで、スライムのビヨーンと伸びる感覚が楽しめるのですね。
ホウ砂は薬品のため、口や目に入らないように十分気をつけ、遊んだあとはしっかり手を洗いましょう。
わが家でもよくスライム作りをしますが、ホウ砂の量でスライムの伸び具合がまったく違い、今回は成功、今回は失敗など楽しんでいます。
またスライムが服についてしまったときは、重曹を水に溶かして浸けておくときれいに取れます。
重曹で分解できるのはなぜ?といつも不思議に思っています。さらなる研究の余地ありですね!
まとめ
- 小学生の高学年向け10分で終わる自由研究のテーマ選びでは、実験が難しすぎず、結果がまとめやすいものがおすすめ
- 高学年にもっともおすすめな10分で終わる自由研究は表面張力をテーマにしたもので、家にあるものですぐに実験できる
- 表面張力をテーマにした自由研究では、くっついていた分子がバラバラになる様子を見られる。分子について興味を持って研究できるので、中学生以降も役立つ
- 高学年では表面張力の自由研究以外に、ペットボトルで雲を作る実験と紫キャベツと梅干しでカラフルなゆで卵を作る実験がおすすめ
- ペットボトルで雲を作る実験と紫キャベツでカラフルなゆで卵を作る実験は包丁や火を使うので、小学生は必ず大人と一緒に取り組む
- 10分で終わる自由研究をスピーディにまとめるコツは、テーマ選びのきっかけや実験の様子を書くことなど6ステップに沿って書くこと
- 10分で終わる自由研究では、B5サイズのスケッチブックを使うことでスピーディにまとめられる。また、裏移りしない水性ペンとこまめな写真記録が必要
- 自由研究は「好きを深掘り」して、子ども自身で考えて試行錯誤していく過程が大切なので、不正解はなく、自由な発想で取り組むことが大切
- 小学生の低学年向け10分で終わる自由研究は、身近な題材に関することから選ぶと良い。甘いトマト探しなどおすすめテーマ3つを紹介
- 小学生の中学年向け10分で終わる自由研究は、興味や関心のある題材から選ぶと良い。マヨネーズ作りなどおすすめテーマ3つを紹介
私自身、自由研究なんてなんであるんだろう、子どもが入学したら毎年夏休みが憂鬱…。と思っていました。
しかし、自由研究について調べてみて、子どもの夏休みが待ち遠しくなりました!
自由研究に正解はなく、子どもの考えた過程をまとめれば良いと考えると少し気持ちが楽になります。
ぜひ10分で終わる自由研究テーマを参考にして、時短で宿題を済ませ、お子さんとの貴重な夏休みの時間を楽しんでくださいね♪
自由研究の宿題は、実験や調査だけでなくまとめが大変ですよね。
実験の材料、過程や結果などこまめに写真を残すと、まとめが短時間で大作に仕上がり、先生からも褒められること間違いなし♪
夏休みが終わりに近づいているときに、写真用紙が手元にない!と焦らないように、早めに購入しておくのがおすすめです。
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