突然ですがパスタを茹でる時ってお鍋にお湯を沸かしてパスタを茹でますよね?そのあとその残ったお湯ってどうしていますか?
実はパスタを茹でたあとのお湯ってとても万能なんです。
でもお湯が白く濁って汚れているし、他に使い道もわからない。
でもこの残ったお湯は捨てないでください。それ‥すごくもったいないです。
パスタを茹でたあとのお湯は、パスタソースに絡めたりスープにしたり活用することができます。
私もパスタのお湯なんて捨てないでどうするの?って思ってました。でも間違えだったんです。
今回はパスタを茹でた後のお湯を捨てないで活用する方法をご紹介します。
また、パスタを茹でる時に塩を入れる理由、パスタを茹でる時のお湯の量について、そしてもったいないの理由をお伝えします。
パスタを茹でたお湯を捨てないで上手に活用しよう!
パスタを茹でたお湯って実はとっても万能なんです。パスタソースやスープに活用したり、食べる以外の活用方法を紹介します。
また、パスタを茹でたときなぜお湯が白くなるのか理由も解説していきます。
パスタのお湯を捨てないで活用するアイディア
では、早速パスタの残りのお湯を活用する方法を5つ紹介します。
<パスタとソースを乳化させる>
トマトソースのパスタを作ったら、お皿に赤い水たまりが出来てしまった経験はありませんか?
それではせっかく作ったパスタが台なしになってしまいますよね。どうして赤い水たまりが出来てしまうのでしょうか?
それはパスタについている水と油が分離してしまっているからなんです。そしてこの分離をおこさずに乳化させる成分がでんぷんです。
後ほど詳しく紹介しますが、パスタを茹でたお湯にはこのでんぷんが含まれています。
ご自宅や室内でパスタを作る時はまずお鍋にでパスタを茹でて別のフライパンなどにソースを作って最後にパスタと絡めるのが一般的かと思います。
そこで絡める前に、ソースに少し茹で汁を入れてみてください。
水と油が分離されることなくパスタと絡み、びっくりするほど味が変わります。
これはイタリアンレストランでもシェフが使っているやり方です。茹で汁の量はパスタの量によりますので調節してみてください。
私も初めは半信半疑でしたが試してみたところ、確かに美味しくなりました!
ソースとの絡みが濃くなってまろやかになったような気がします!
私は茹で汁なしより茹で汁ありの方が気に入りましたのでそれからはパスタ作る時はやるようにしています。
アウトドア好きなら、屋外でパスタを作る事もあるかもしれませんね。例えば最近流行りのキャンプなど外で食べる時は更に美味しく感じますよね。
でもキャンプや屋外でパスタを作る時って貴重なお水をたくさん使いたくないし、パスタ茹でたあとの残ったお湯をどうするかも問題ですよね。
屋外でパスタを作る時には、メスティンがオススメです。
メスティンに油をひき具材を炒めます。炒め終わったらここに水をいれて、沸騰するのを待ちます。
お湯が沸騰したらメスティンの中にパスタを入れて蓋をします。
パスタは折って入れて下さいね。焦げないように混ぜながら待つのがポイントです。
しばらくするとお湯が蒸発して少なくなりちょうど良くなってきますよ。
ここでもしパスタがまだ固ければ少し水を足してください。
パスタが茹であがりお湯も少なくなったら市販のソースなどで味付けをしましょう。
こうすれば茹で汁が残る事もありません。でんぷんがたくさん入った茹で汁で絡めますのでとても美味しくなります。
また、このまま食べてしまえばお鍋、フライパン、お皿、全部一つで済みますので洗いものも少なくて済みますね。
茹でたあとのお湯も残らないし、外で料理する時に洗い物が少ないのは助かるね。
パスタソース以外にもお湯を捨てないで活用する方法がありますよ。
<スープにする>
パスタの茹で汁に含まれるでんぷんには自然のとろみがありスープなどにすると美味しいですよ。
茹で汁にコンソメやお吸い物の素をいれて一度試してみてみてはいかがでしょうか
<足湯にする>
パスタの茹で汁に含まれるでんぷんには汚れを落とす効果があります。
少し冷ました茹で汁を洗面器に入れて体験してみてはいかがでしょうか。
<トリートメントにする>
足湯同様にでんぷんに含まれる汚れを落とす効果は皮脂汚れを落とす効果もあると言われています。
髪や頭皮につけてマッサージしたあと数分したらしっかり洗い流して下さいね。
<食器洗い>
こちらもでんぷんに含まれる汚れを落とす効果です。でんぷんは油汚れにも効果があると言われています。
いつも大量の水で洗い流していませんか?茹で汁を使えば節水にもなりますよ。
パスタを茹でたお湯が白く濁る理由と正体
パスタを茹でるとお湯が白く濁りますよねこれを汚れていると思っていませんか‥?
実はこれ汚れているんじゃないんです。私も以前はパスタを茹でたお湯を汚れていると思っていました。
お鍋にも白い汚れがつくし、嫌だ~なんて思いながら毎回捨てて洗ってたんです。
でもこの白い正体はでんぷんなんです!小麦で出来ているパスタをお湯で茹でると茹でたあとのお湯にでんぷんが残ります。これが白い正体です。
先ほど紹介したパスタの残り湯を活用するためにはこのでんぷんが良い役割をしてくれています。
パスタを茹でる時お湯に塩を入れる理由
パスタを茹でる時にお湯に塩を入れる事は知っていても、どうしてお湯に塩を入れるのか理由は分からないまま入れていませんか?
どうしてパスタを茹でる時だけお湯に塩を入れるんだろう?塩を入れる量って決まっているの?
パスタを茹でる時にお湯に塩を入れる理由はまず下味をつける為です。
お肉を料理するときも先に塩などで下味をつける事があると思いますが、パスタも同じ理由です。
下味をつけるとソースなどの味がつきやすくなり、パスタにコシをだす為です。
塩が入ったお湯でパスタを茹でると塩分の濃度が上がってパスタが水分を給水しすぎなくなる為、パスタにコシがでると言われています。
塩の量は1Lのお湯に対して小さじ1杯が目安です。
意外と少しで良いんですね
もし、パスタを茹でるときにお湯に塩を入れていない場合は試してみてくださいね。
パスタを茹でる時のお湯の量って決まってる?
パスタを茹でる時にしっかりお湯の量を測って沸かしていますか?
意外とだいたいで茹でていて、ちゃんとお湯の量を測って茹でている方って少ないんじゃないでしょうか?
パスタを茹でる時のお湯の量の目安はパスタが100gに対してお湯が1Lです。
思ってたより量が多いと感じるかもしれませんが、お湯が少ないとパスタ同士がくっついてしまいますのでたっぷりの量のお湯で茹でて下さいね。
ちなみに屋外で使うメスティンはアルミ製で出来ていて熱伝導が良いので少ないお湯でも大丈夫です。
まとめ
- パスタのお湯を捨てないで活用する方法は、パスタソースに絡めて乳化させる
- パスタのお湯を捨てないで活用する方法は、スープや足湯、トリートメントなどもある
- パスタの残り湯が白いのはでんぷんによるもの
- パスタを茹でる時の塩の量は1Lにつき、小さじ1杯
- パスタを茹でる時のお湯の量は100gに対して1L
パスタを茹でたあとのお湯は万能で色々な事に使えるので、次回はお湯は捨てないで活用してみてくださいね。
この記事を読んであなたの生活のお役にたちますように。
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