揚げ物料理がよりおいしくなるバッター液の黄金比は、小麦粉:卵:水=2:2:1です。
揚げ物料理をするときに、バッター液を使おうと思っているあなた、黄金比を知ることでより一層おいしく揚げ物が作れますよ♪
黄金比は簡単で、どのような揚げ物料理にも使えるものなので、1度覚えてしまえば一生揚げ物料理をするときに困りません。
おいしくなる黄金比を知らず、適当にバッター液を作って、揚げ物を失敗してしまったら落ち込みますよね。
あとから黄金比を覚えておけばよかった…。と後悔しないためにも、今から覚えておきましょう!
卵や小麦粉が家にないから作れない、と諦める必要はありません。
卵や小麦粉の代用品もご紹介しているので、ぜひ一緒にバッター液を作ってみましょう♪
お家で揚げ物料理を作ろうと思うと、一般的な揚げ鍋は大きくてジャマだし、油もたくさん使ってしまいますよね。もっとコンパクトな揚げ鍋があれば…。と思いませんか?
こちらの揚げ鍋は、トンカツ約一枚分の大きさでコンパクト。場所も取らず、使う油の量も一般的な揚げ物鍋よりも少なく済みますよ。
フタは油きりや下ごしらえにも使えるので、これ1つでサッと揚げ物ができます。ちょっとした揚げ物や、お弁当のおかず作りに重宝しますね。
バッター液を黄金比で作ればどんな揚げ物もおいしい♪
揚げ物がおいしくなるバッター液の黄金比は、小麦粉:卵:水=2:2:1です。
卵→水→小麦粉の順に材料を入れて、ダマがなくなるまで混ぜましょう♪
上記のバッター液の黄金比は、2023年4月までに、4年連続でミシュラン一つ星を獲得したレストラン「sio」を手がける鳥羽周作シェフによって考案されました。
バッター液の黄金比を作りやすい分量は、以下の通りです。
こちらの黄金比で作ったバッター液は、パン粉を使った揚げ物料理であれば、何にでも使用できるので、覚えておくと大変便利です♪
卵→水→小麦粉の順に入れるのは、間違えないようにしましょうね。
なぜバッター液を使って揚げ物を作るとおいしくなるのですか?
バッター液を使うと揚げ物がおいしくなる理由は2つあります。
- 食材全体に満べんなくパン粉がつくため食感がよくなる
- 衣の外に水分が逃げにくいのでジューシーに仕上がる
2つの理由について、1つずつ丁寧に解説していきます。
食材全体に満べんなくパン粉がつくため食感が良くなる
バッター液を使うと、衣付けの工程の際に、パン粉を食材全体に満べんなくつけられます。
綺麗に衣付けができると、どこを食べても食感が良く、おいしく食べられるというわけです♪
一般的に衣付けといえば、小麦粉→卵→パン粉と1つずつつけていく方法を思い浮かべると思います。
この方法は、料理が得意な方にとってはなんなくできる工程なのですが、私のように料理が苦手な方にとっては結構難しいことなんですよね。
私は、この工程がおっくうなのもあって、揚げ物は避けがちです…。
衣付けに慣れていないと、最終的にパン粉がうまく食材につかないことが多く、パン粉の付き方にムラがでます。
一方でバッター液を使用する場合は、バッター液→パン粉と工程が1つ少なくなるので、難易度としては少し下がります。
バッター液さえ確実に食材に浸透すれば、あとはパン粉をしっかりと食材につけるだけで済むので、料理が苦手な方でも上手にできそうですよね♪
それに、1つ工程が少なくなるので、時短にもつながりますよ。
仕事に育児に、日々忙しく動き回っている私は「時短」と聞くとなんでも試してみたくなってしまいます!
1つ工程が減れば、洗い物も減るので助かりますね!
衣の外に水分が逃げにくいのでジューシーに仕上がる
バッター液を使用すると、食材の水分が外に逃げにくいのでサクッとジューシーに仕上がります。
バッター液の適度な粘り気は、食材を厚めにコーティングしてくれる作用があります。
そのコーティングのお陰で、食材がしっかりと覆われるので、水分が逃げにくいのですよ!
なるほど、バッター液が水分を逃げにくくしてくれるからジューシーに仕上がる、ということですね。
私が作る揚げ物がパサパサだったのは、水分が抜けていたからなんだ…。と改めて気づかされましたよ。
加えて、バッター液がコーティングしてくれることにより、衣も剥がれにくくなるというメリットもあります。
食材を揚げるとすぐに衣が剥がれてしまった経験はありませんか?
あります。揚げたそばからボロボロと…。なぜあんなに衣が剥がれてしまうのでしょうか。
それは、食材を揚げるとすぐに火が通って、ぎゅっと中の食材が縮み、衣と食材の間に隙間ができてしまうからなんですね。
しかし、バッター液が食材をコーティングしてくれることによって、揚げるものにじんわりと火がとおるので、食材が縮むのを防げます。
その結果、衣が剥がれる原因の隙間ができにくくなるのですよ。
おいしくなるだけではなく、衣が剥がれるのも防いでくれる役割があるのなら、バッター液は料理初心者さんにこそ、使ってみてほしいと思いました♪
お家で揚げ物料理を作ろうと思うと、一般的な揚げ鍋は大きくてジャマだし、油もたくさん使ってしまいますよね。もっとコンパクトな揚げ鍋があれば…。と思いませんか?
こちらの揚げ鍋は、トンカツ約一枚分の大きさでコンパクト。場所も取らず、使う油の量も一般的な揚げ物鍋よりも少なく済みますよ。
フタは油きりや下ごしらえにも使えるので、これ1つでサッと揚げ物ができます。ちょっとした揚げ物や、お弁当のおかず作りに重宝しますね。
バッター液の黄金比を卵なしで作ろう!代用品2つを紹介
バッター液を黄金比で作ろうと思ったら卵をきらしていました。卵なしでも作れますか?
バッター液の黄金比は卵なしでも作れます。卵の代わりに水の量を増やしたり、マヨネーズを使用したりしてみましょう♪
私は、卵を使いたいときにかぎって丁度ない!というとき、よく買いに走っていた経験があります。
特に、揚げ物料理には卵が必須だと思っていたので、卵なしでも作れるなんて驚きましたよ。
バッター液に入れる卵には、揚げた際にふんわりとした弾力性のある食感を持たせたり、卵の風味やコクによって料理をよりおいしくしたりする役割があります。
そのため、卵なしで作ると若干食感や、風味が異なってしまうこともあります。しかし、代用品で作る方法も知っておくと、いざというときに役立ちますよ!
それでは早速、卵なしで作るバッター液の黄金比を解説していきましょう♪
卵の代わりに水を増やすとかるい仕上がりになる♪
卵の代わりに水の量を増やして作るバッター液の黄金比は、基本的には小麦粉:水=1:1.3~1.5にするといいでしょう。
卵を使う時よりも、サクッとかるい仕上がりになるので、揚げ物を食べると胃もたれする…。というあなたはあえて卵の代わりに水を増やして作るのもいいですね。
卵の代わりに水を増やす方法で、作りやすい分量は以下の量です。
2つの材料をダマがでないように、しっかり混ぜ合わせて下さいね♪
こちらの方法は何の材料でもこの分量でOKという訳ではなく、作るものによって少し調整が必要です。
例えば、クリームコロッケなど、衣をつけるときに崩れやすいものは少し水を多めにして、サラッとしたバッター液にすると使いやすいですよ。
水の少ない固めのバッター液にしてしまうと、バッター液をつけようとする時に力が入りやすくなってしまい、余計に形が崩れる原因となってしまいます。
卵の代わりに水を使うのなら、カロリーもオフできそうですね。
バッター液は綺麗に衣付けができたり、時短に繋がったりするメリットがある一方で、衣が分厚くなるので「カロリーが増加する」というデメリットがあります。
その点、卵を水に変えてバッター液を作ることは、カロリーオフ効果が期待できますよ♪
揚げ物料理は、食べるときに罪悪感を抱きながら食べることが多い私なのですが、こちらの方法なら罪悪感が薄れそう…。と嬉しくなりました!
卵の代わりにマヨネーズを使うとコクのある味になる!
卵の代わりにマヨネーズを使うと、コクもありながらカラッとした食感の揚げ物になります。
こちらも黄金比と言いたいところなのですが、比率にするとややこしくなるので、おいしく作れるベストな分量を載せておきますね♪
全て大さじ2と覚えました!卵の代わりにマヨネーズでも無事に揚げ物ができましたよ♪
紹介した2つの方法は、あげこさんのように、卵をきらしている時に覚えておくと便利ですよね。
また、お弁当など少しだけ揚げ物をしたいけれど、卵1個を使うのはもったいない…。というときにも卵なしで作る技は活用できそうだと思いましたよ♪
お弁当のときに使う用に、バッター液を保存しておこうかしら。
バッター液をどうしても保存しておきたい場合は、冷凍もOKです。
しかし、基本的にはバッター液は1回で使い切ってしまった方が、衛生面では安心ですよ。
バッター液の黄金比は片栗粉も小麦粉と食感が違い良い
最近、グルテンフリーにしています。バッター液を黄金比で作るとき、小麦粉を片栗粉で代用できませんか?
バッター液を片栗粉で作るときには、片栗粉の割合を少なめにすると黄金比になります。
割合は、片栗粉:卵:水=1.2:2:1くらいが黄金比なのですが、少し覚えづらいので作りやすい分量をのせておきますね♪
卵→水→片栗粉の順に混ぜ合わせましょう!
片栗粉で作るときには小麦粉よりも少なめの分量にする、とだけ覚えておいて、自分で調整してもいいですね。
また、片栗粉は混ぜ合わせた後でも、再び固まって下の方に沈殿しやすくなります。
そのため、しっかりとかき混ぜてから食材をくぐらせるのがポイントですよ。
片栗粉で作ると、小麦粉で作るよりもサラッとしたバッター液になりサクサクとした食感を味わえます♪
小麦粉で作ったふんわりジューシーな揚げ物と片栗粉で作ったサクサクな揚げ物。どちらもおいしそうなので、気分で小麦粉と片栗粉を使い分けたいと思いましたよ。
まとめ
- 揚げ物がおいしくなるバッター液の黄金比は、小麦粉:卵:水=2:2:1。1人分の分量だと小麦粉60g、卵1個、水30g
- バッター液を使って綺麗に衣付けができると、どこを食べても食感が良いためおいしくなる
- バッター液を使うと揚げ物の工程が1つ少なくなるので、時短につながる
- バッター液を使うと、外に食材の水分が逃げにくいのでサクッとジューシーに仕上がり、衣も剥がれにくくなる
- バッター液は卵なしでも、水やマヨネーズで代用でき、かるい仕上がりや、コクのある味わいになる。
- 水で代用する場合の1人分の分量は、小麦粉40g、水70gで、クリームコロッケなどくずれやすいものの時は水を多めにする
- バッター液の小麦粉は片栗粉でも代用でき、サクサクとした食感になる
- 小麦粉を片栗粉で代用する場合の1人分の分量は、片栗粉大さじ4、卵1個、水30g
バッター液の黄金比は、簡単でとても覚えやすかったですね♪
揚げ物がより一層おいしくなること間違いなしなので、ぜひあなたも黄金比で作ったバッター液を作ってみて下さいね!
お家で揚げ物料理を作ろうと思うと、一般的な揚げ鍋は大きくてジャマだし、油もたくさん使ってしまいますよね。もっとコンパクトな揚げ鍋があれば…。と思いませんか?
こちらの揚げ鍋は、トンカツ約一枚分の大きさでコンパクト。場所も取らず、使う油の量も一般的な揚げ物鍋よりも少なく済みますよ。
フタは油きりや下ごしらえにも使えるので、これ1つでサッと揚げ物ができます。ちょっとした揚げ物や、お弁当のおかず作りに重宝しますね。
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