スマートキッズベルトは、正しく装着していることを前提として、警察の取り締まりの対象になることはありません!!
スマートキッズベルトの購入を考えている多くのパパママは「あまり名前を聞いたことがないけれど安全面は大丈夫?」
「ジュニアシートと違って、取り締まりの対象になったりしないの?」と心配になるのではないでしょうか。
スマートキッズベルトは「携帯型子供用シートベルト」なので、一般的に知られているジュニアシートとは形がだいぶ違いますよね。
しかし、警察庁交通局から「幼児用補助装置」への適合製品として、日本国内での使用をしっかりと許可されています!
スマートキッズベルトの安全な使用方法や、メリットデメリットも書いてあるので、購入を迷っているパパママはぜひ読んでみてくださいね!
チャイルドシートやジュニアシートは重くかさばり、載せ替えも大変です。
コンパクトなスマートキッズベルトは、持ち運びにも便利で、旅行や帰省先の普段乗らない車にも使えます。
スマートキッズベルトを持っていれば、いつでも、どの車でも子供の安全を守れますね。
スマートキッズベルトは取り締まりで捕まることはない
道路交通法では、6歳未満の幼児に「幼児用補助装置」の着用が義務化されているのを知っていますか?
これに違反した場合「幼児用補助装置使用義務違反」で取り締まりされ、反則金等はありませんが、交通違反の点数1点が加算されます。
スマートキッズベルトは警察庁交通局から、「幼児用補助装置」に当てはまると認めてもらっています。
警察庁による行政文書開示決定通知書の内容を見てみましょう。
「スマートキッズベルトは『ベルト型幼児用補助装置』として、道路交通法に規定する『幼児用補助装置』に該当する」
つまり、スマートキッズベルトは取り締まりされることなく使用できる!ということになりますね。
スマートキッズベルトは安くてコンパクトなのが気になるけど、ジュニアシートの方が一般的だし…。
私の娘が3歳になり、チャイルドシートを次のステップのものに買い替えようと考えたときの実際の気持ちはこんな感じでした。
6歳未満の幼児に「幼児用補助装置の着用」が義務化されているのに対して、チャイルドシートの多くが新生児〜4歳頃用に作られています。
このことから、子どもが3.4歳になった頃に、多くのパパママが私と同じようにチャイルドシートの買い替えで悩むのではないでしょうか?
私自身は、スマートキッズベルトのあまりにもコンパクトな見た目に、これで子どもは守れるの?
これは取り締まりされたりしないの?と心配な部分がありました。
しかし、「スマートキッズベルトの使用は取り締まりの対象ではない」と警察庁交通局が認めていると分かれば、安心して使用できますよね!
取り締まりされないと知って、チャイルドシートの次のステップとしスマートキッズベルトを選択する人が増えています!
わたしもスマートキッズベルトを購入したよ!
スマートキッズベルトは全日本交通安全協会のお墨付き
全日本交通安全協会とは、交通安全の推進を目的とした、全国にある交通安全協会の中心となる団体です。
スマートキッズベルトは「Eマーク」を取得していることから、国土交通省からの販売許可を取れている安心安全な製品として、全日本交通安全協会でも販売されています!
「Eマーク」って何? わたしのように知らない人も多いのではないかしら?
「Eマーク」とは、現行の安全基準に適合しているチャイルドシートに添付されているマークなので、パパママが子どもに使用する車用品の安全性を見極める1つの指標です。
このマークがなければ、国土交通省からの販売の許可は下りません。
Eマーク取得するための試験には、実際の事故を想定した前後からの衝突テストや、衝突の際のダミー人形の動作の測定などが行われています。
スマートキッズベルトはこのような厳しい試験をクリアして、「チャイルドベルト」としては世界で唯一「Eマーク」を取得している製品です。
警察庁の許可も、国土交通省の許可もあるからこそ、全日本交通安全協会もその安全性を認めてスマートキッズベルトを販売しているということですね。
チャイルドシートやジュニアシートは重くかさばり、載せ替えも大変です。
コンパクトなスマートキッズベルトは、持ち運びにも便利で、旅行や帰省先の普段乗らない車にも安全に使えます。
スマートキッズベルトを持っていれば、いつでも、どの車でも子供の安全を守れますね。
スマートキッズベルトの付け方を解説!注意点も紹介
ここからは実際のスマートキッズベルトの付け方と注意点を紹介していきます。
付け方を間違えたり、使用上の注意点を守らなければ、取り締まりの対象になります。
それだけならまだしも、お子さんの命を危険な目に合わせてしまう可能性もあります。
スマートキッズベルトを使用する際には、しっかり読んで確認しましょう!
スマートキッズベルトの付け方を写真付きで解説♪
実際の写真を使用して、ベルトの付け方を紹介します!
①子どもを座席に座らせ、シートベルトを通常通りに装着
②下側のクリップを、シートベルトの腰ベルトに固定
③上側のクリップは子どもの肩の位置にくるようにアジャスターで調整
④上側のクリップを肩ベルトに固定
このように、簡単4ステップで取り付けることができます!
最初はクリップが硬く感じますが、慣れてくるとそんなに気になりません!むしろ安全のためには硬いくらいが安心かなと思っています。
細かい注意点としては「腰ベルトは左右の骨盤の上」「肩ベルトは鎖骨の真ん中」の2点に注意しましょう。
万が一衝突事故が起きたときにベルトの位置がずれていると、ベルトが首やお腹を圧迫してしまい、頚椎損傷や内臓損傷を起こす可能性があります。
適応条件は体重でチェック!年齢は目安にすること
スマートキッズベルトの適応条件として気を付けるべき点は、以下の2点です。
適応体重 | 15kg以上~36kg以下 |
目安年齢 | 3歳~12歳 (但し、体格による) |
重要なのは、年齢は目安であり、体重が着用基準であるということです。
3歳であっても12kgしかないお子さんには使用できないということですね。また、乳幼児などのベビーシートの代わりにもなりません。
また、適応体重の上限である36kgというのは、日本の10歳~11歳くらいの平均体重といわれています。
したがって、36kgをオーバーする頃にはチャイルドシートの着用が義務づけられている6歳未満という基準はクリアしていそうです。
ちなみに、車のシートベルトが使用できるのは140cmからとなっています。
10歳の平均身長は「138.9±6.16cm」といわれていているので、スマートキッズベルトの適応体重を超えるころには、大人と同じシートベルトが使用できるということですね。
助手席での使用は危ない!?後部座席での使用を推奨!
スマートキッズベルトの製品仕様上、ベルトの取り付け位置としては「後部座席」が推奨されています。
この理由としては、助手席は事故衝突時にエアバッグが作動することがあげられます。
万が一衝突した場合、エアバッグが作動し膨張することによって、子どもが助手席の間で挟み込まれてしまいます。
その大きな衝撃によって怪我をする恐れがあるからです。
このことから「スマートキッズベルトを助手席で使用する際は、座席を一番後ろに下げて、保護者の責任のもと使用すること」とされています。
使用する際に気を付けてほしいポイントを上記で説明してきました。
お子様の安全のためにも是非公式動画で使用方法をもう一度確認してみてくださいね!
スマートキッズベルトのメリットを5つ紹介♪
実際にスマートキッズベルトを使用している子どもをもつパパママが感じたメリットを紹介していきます。
- ジュニアシートと比較して桁違いのコンパクトさ!
- スマートキッズベルトは価格が5千円程でリーズナブル!
- 適応体重は36㎏までなので小学校高学年でも使用できる
- スマートキッズベルトを使用すれば車内が広くなる!
- 取り外しが簡単! 車2台持ちのパパママにもおすすめ
では、メリットをひとつずつ詳しくみていきましょう♪
ジュニアシートと比較して桁違いのコンパクトさ!
本体サイズはクリップ部分を含んでも最短で約42cm、重量は120gで、従来のジュニアシートと比較して桁違いのコンパクトさですよね。
カバンにもラクラクはいる大きさで、持ち運びに便利です。
この特徴によって、旅先のレンタカーやタクシーでも使用できることがメリットとして多くあげられていました。
スマートキッズベルトは価格が5千円程でリーズナブル!
人気ジュニアシートの価格帯が2~3万円といわれていますが、スマートキッズベルトのメーカー小売希望価格は4,980円です。
年齢の近い兄弟がいる場合や双子の子どもがいる場合、2つ買っても1万円程度というのはお財布に優しいですよね。
適応体重は36㎏までなので小学校高学年でも使用できる
スマートキッズベルトは、10歳~11歳の平均体重である36kgまでの使用が認められています。
したがって、子どもが大きくなって車に標準装備されているシートベルトを使用できるようになるまで他の製品を買う必要がありません。
スマートキッズベルトを使用すれば車内が広くなる!
3人掛けのシートであっても、チャイルドシートなど座面型のものを設置すると2人しか座れない!ということはありませんか?
スマートキッズベルトは車のシートベルトに装着するだけなので、無駄なスペースをとらず、車内が広く使えます。
これもパパママからしたらだいぶメリットに感じるのではないでしょうか。
取り外しが簡単!車2台持ちのパパママにもおすすめ
子どもがいると「今日はこっちの席がいい!」などと言われて、いちいちシートの場所を変えるのはめんどうなんだけど…という経験がありませんか?
私の場合、車何台かでいった家族旅行の際に「次はおばあちゃんの車にのる!」などと言われるとシートの付け替えが非常にめんどくさかったです。
しかし、スマートキッズベルトであれば、はずすのも付けるのも非常に簡単で、子どもの要望にも応えやすくなりました。
チャイルドシートからスマートキッズベルトに買い替えたときの、車内の広さの変化には本当にびっくりしました!
スマートキッズベルトを使って感じるデメリットは3つ
メリットばかりに思えたスマートキッズベルトにもデメリットはあるのでしょうか?
調べてみると、パパママならではのデメリットがあげられていました。
- 長距離はきつい? 首が固定されていないので寝づらそう
- 身長によっては窓の外の景色が見えにくい場合も!
- シートベルトを自分ではずしてしまう子は注意が必要
この3つのデメリットも1つずつ詳しく説明していきます!
長距離はきつい?首が固定されていないので寝づらそう
体の側面まで覆ってくれていたチャイルドシートと比較すると、スマートキッズベルトは寝ているときの体勢を支えてくれるものがありません。
特に長距離移動などの際には子どもが寝ることも多くなるので、姿勢が気になるという点は確かにデメリットと言えそうです。
我が家では、100均で購入したネックピローで対策しています!
身長によっては窓の外の景色が見えにくい場合も!
ジュニアシートなどは座面の高さがでるので、使用することによって目線の高さが上がり、窓の外が見えやすいです。
しかし、スマートキッズベルトは座面の高さは変わらないので、まだ身長が小さいうちは外の景色が見えづらいというデメリットがあります。
ドライブ中に救急車やパトカーなどの音が聞こえてくると、子どもは見たがるんだよね…
シートベルトを自分ではずしてしまう子は注意が必要
チャイルドシートの留め具は、大人でもかたく感じるほどに簡単にはずせないように対策がされていますよね。
スマートキッズベルト自体の留め具はしっかり硬く、簡単にははずせないのですが、車のシートベルトの留め具は結構簡単にはずせます。
スマートキッズベルトは車のシートベルトに取り付けるものなので、子どもに「はずしちゃだめだよ!」とお願いする必要があります。
景色が大好きで、それを楽しんでるようなお子さんにはスマートキッズベルトでは少しつらいかもしれません。
寝づらさやシートベルトをはずしてしまうことに関してはパパママが対策してあげることでクリアできそうですね。
まとめ
- スマートキッズベルトは、警察庁からも道路交通法で定める「幼児用補助装置」に該当すると認められているため、取り締まりの対象にはならない
- スマートキッズベルトは「Eマーク」を取得していて、全国交通安全協会でも販売されるほどその安全性を認められている
- 着用の際には「腰ベルトは左右の骨盤の上」「肩ベルトは鎖骨の真ん中」という注意点を守らなければ怪我につながる可能性がある
- スマートキッズベルトの適応体重は15kg以上~36Kg以下であり、これを満たしていない場合は使用してはいけない
- スマートキッズベルトは後部座席での使用が推奨されている
- スマートキッズベルトのメリットは、コンパクトで持ち運びが便利であることや、価格がリーズナブルであることがあげられる
- デメリットとしては、寝づらさや自分ではずしてしまう恐れがあることがあげられるが、ネックピローや声掛けで対策ができる
スマートキッズベルトは取り締まりの対象ではないどころか、しっかりと安全性が認められている商品だとわかっていただけたでしょうか。
私自身、安全面はもちろん、使い勝手の良さを考えても、チャイルドシートからの買い替えをスマートキッズベルトにして正解だったと思っています!
購入した際には、子どもの安全のためにも、使用方法や注意点をしっかり確認してから使用するようにしてくださいね!
チャイルドシートやジュニアシートは重くかさばり、載せ替えも大変です。
コンパクトなスマートキッズベルトは、持ち運びにも便利で、旅行や帰省先の普段乗らない車にも使えます。
スマートキッズベルトを持っていれば、いつでも、どの車でも子供の安全を守れますね。
コメント