自宅でもお店のような美味しいコーヒーを飲めたら幸福度はアップしますよね。
でもコーヒーミルを使うとなると、洗うのが大変そうだし、どのくらいの頻度で洗うのが正解?
コーヒーミルの洗う頻度は使ったら毎回。最低でも週1~2回は洗いましょう。
わたしは、コーヒーミルのあの形からコーヒーを淹れられても、お手入れまでこなせる自信がない、と思っていました。
それでもおうちでコーヒーを飲みたくて、コーヒーミルを使っている友人に話を聞いたり、調べたりしました。
調べていくうちに「掃除が苦手なわたしでも、このくらいならお手入れできるかも。」という気持ちになりましたよ。
あなたもコーヒーミルの洗う頻度や方法を知って、おうちでもおいしいコーヒーを楽しみませんか♪
コーヒーミルを洗う頻度は使ったら毎回が理想!
自宅でお店のような本格的なコーヒーが飲みたいけれど、コーヒーミルを洗うのは面倒なのではないかと思いますよね。
私もコーヒーミルを持っていますが、正直あまり洗うことはしていませんでした。
本来は、使ったら毎回洗うようにと推奨されていますよ。
洗う頻度は使ったら毎回!最低でも週1から2回
お手入れの頻度は、手動式コーヒーミルも電動式コーヒーミルも基本同じです。
コーヒーミルを洗う頻度は、使ったら毎回が理想です。
え、使うたびに掃除しないといけないの…。
私も毎回はちょっとめんどくさいなと思ってしまいます。私のようにめんどくさがりさんは、最低でも週に1~2回を目安にお手入れをしましょう。
それでも、コーヒーミルの豆を入れる部分「ホッパー」と挽いた豆を受け取る部分「粉受け」は、毎回お手入れすることが勧められています。
新しいコーヒー豆を淹れる時は必ず洗う!
それでもお手入れは「めんどうだな~」と思ったときは、新しく淹れたいコーヒー豆3.4粒を最初に挽いてください。
最初に少量の豆を挽くことで、ミル内に残っている豆が押し出されるので、味が変わってしまう心配を減らせます。
新しいコーヒー豆に変えるときは必ずお手入れをしてからにしましょう。
理由として、ミル内に前回使った豆が残っていると、新しい豆と混ざってしまい味が変わる原因になります。
せっかく新しく美味しい豆を購入しても、以前使っていた豆と混ざって味が変わってしまっては本来のおいしさが味わえません。
ひと手間かけることで、本来の美味しい味が引き出せますよ。洗い方はこのあと説明していきます。
コーヒーミルを洗う理由は美味しいコーヒーを飲むため
飲むものだし、コーヒーミルを洗わないといけないことはわかるんだけど…。
お手入れが必要な理由を知ると、きっと重い腰もあがるはずです。
お手入れをしないことでおこるデメリットを2つ説明します。
お手入れ不足がコーヒーの香りや味に影響する
コーヒーを飲む楽しみといったら、あの風味だけどミルを洗うこととどういう関係があるの?
コーヒーのあの風味を楽しむために、飲む人も多いのではないでしょうか。
コーヒー豆は、光や酸素などの影響をうけやすく、豆の状態でも鮮度が低下していきます。
挽いたコーヒー粉は、さらに酸化を早めます。
そのため、ミル内に酸化したコーヒー粉が付着したまま、新たなコーヒーを淹れて飲んだら、「なんだか酸っぱい」と、マズいコーヒーを飲む羽目になることも。
なかには、胸やけを感じる人もいるみたいですよ。
美味しいコーヒーが飲みたい場合は、ミルを洗う頻度を増やして清潔を保ちましょう。
洗わなければいけない理由がわかると、納得してお手入れができそうですよね。
コーヒーミルが故障する原因になる
あれ、コーヒーミルが動かない⁉
豆を挽いたあとのミル内には、静電気の関係でコーヒー粉がミル内に残りやすくなっています。
その結果、コーヒー粉がミル内に溜まると目詰まりの原因となり、そのまま使い続けると故障する可能性が高くなるのです。
いざ、コーヒーを淹れようと思ったときにコーヒーミルが動かないなんてこともありえます。
故障して美味しいコーヒーが飲めないなんて事態を避けるためにも定期的に洗うことはかかせません。
せっかくコーヒーミルを買っても、すぐに壊れてしまってはもったいないです。
コーヒーミルを洗う理由がわかったところで、早速お手入れをしてみましょう。
コーヒーミルを洗う時やお手入れに必要なアイテムとは
コーヒーミルを洗う理由がわかったと思いますが、どのようにお手入れしたらいいのかわかりませんよね。
私も最初は難しそうだなと思っていましたが、いざやってみると意外と簡単でしたよ♪
お手入れに必要なアイテムとコツをまずはご紹介します。
これがあると便利なお手入れアイテム
ますはじめに、あると便利な道具を紹介します。
これらの道具があると、とてもお手入れが楽になります。
- ミルブラシ
- エアブロアー
- やわらかい乾いた布
- つまようじor歯ブラシ
- 新聞紙orトレイ
コーヒーミルを購入するときには、一緒にお手入れアイテムの購入も検討することをおすすめします。
コーヒーミルのお手入れが少しだけ楽になるコツ
コーヒーミルを買ったはいいが、お手入れをするのが負担になってしまい、箪笥の肥やしになるのはもったいないです。
ここではお手入れをちょっとだけ、ラクにするコツを紹介します。
お手入れアイテムはコーヒーミルと同じ場所に置く
あっちに新聞紙を取りに行って、ミルブラシはどこに置いたっけ?
と、道具を探したり、別なところへ取りに行くという工程があると、お手入れも億劫になってしまいます。
お手入れアイテムは、コーヒーミルの近くや同じ場所にまとめて置いておくと、お手入れに取りかかりやすくなるのでおすすめです。
毎日洗う部位を変えてラクして習慣化
今日はホッパーを洗う日♪明日はミル刃を洗おう♪
コーヒーミルを洗う頻度は多いので、毎回毎回全て洗うと嫌になってしまうかもしれません。
そのため、コーヒーミルを洗う頻度は、部位ごとに変わってくるのでそこを利用します。
1日1パーツを洗うと1週間で、各パーツを1~2回洗えることになります。
一度に全てやるのではなく、コーヒーを淹れてからお手入れまでを「習慣化」することできっとお手入れをするハードルも下がると思います。
水洗いができるコーヒーミルを使う
最近のコーヒーミルは、手動式と電動式のどちらとも水洗いができるタイプがたくさん売られています。
水洗いできるタイプを選ぶだけでも、お手入れは楽になるでしょう。
ホッパーや粉受けは、普段は水で洗い流すだけにして、週1回は洗剤を使って洗い流すといいですよ。
コーヒーミルには、木製のものやミル刃に金属などが使われているものもあり水洗いしても問題ないか、不安になりますよね。
コーヒーミルの購入時には、以下を参考にしてみてください。
コーヒーミルの水洗いOKな素材
セラミック素材やガラス素材といった錆びない素材であれば、水洗いが可能です。
メーカーによっては、「全て水洗い可能」「一部のみ水洗い可能」など仕様はいろいろなので確認しましょう。
コーヒーミルの水洗いNGな素材
基本的に水洗いはできないものは「木製」「ステンレス製」「金属素材」です。注意しましょう。
・木製のコーヒーミル
カビが発生する原因になるため、木製のコーヒーミルは水洗いをしてはいけません。
・ステンレス製や金属素材
ステンレス製や金属素材が使用されているコーヒーミルは、水洗いすると「サビ」の原因になります。
なので、水洗いできないコーヒーミルは、ミルブラシやエアブロアー、やわらかい乾いた布を使ってお手入れをしていきましょう。
コーヒーミルの手動式や電動式は洗える?
コーヒーミルは手動式と電動式があるけど、どちらも洗えるの?
手動式のコーヒーミルも電動式のコーヒーミルもどちらも洗えるので安心してください。
それぞれ洗う方法が違いますので、1つずつ解説していきますね。
手動式コーヒーミルのお手入れ方法3ステップ
手動式コーヒーミルのお手入れを部位ごとに説明していきます。
お手入れ部位は、主に「ホッパー」「ミル刃」「粉受け」の3ヶ所です。
まず始めに、コーヒー粉がでるので新聞紙を敷いたり、トレイを準備してから行いましょう。
ホッパーのお手入れ方法
1.残っている粉や豆をミルブラシを使って掃きだす
2.コーヒー粉が取れたら、やわらかい乾いた布で拭く
- ミルブラシは、静電気をおこしにくく、程よい硬さのある豚毛のものがおすすめ
- カビの原因にもなるため必ずやわらかい乾いた布で拭く
- 水洗いできるものは、洗い流したあとしっかりと乾燥させる
ミル刃のお手入れ方法
1.説明書どおりに分解し、ミル刃を取りだす
2.コーヒー粉をミルブラシを使って掃きだす
- 分解したときに、外したネジは無くさないように気を付ける
- 刃の形によっては、爪楊枝や歯ブラシを使うと凹凸部に溜まったコーヒー粉を取りのぞくのにとても便利
粉受けのお手入れ方法
1.ミルブラシを使って残っているコーヒー粉を掃きだす
2.やわらかい乾いた布を使って拭きあげる
基本のお手入れ手順は、ホッパーと同じです。
粉受けも水洗いできるタイプがあるので、確認が必要です。
ミルブラシを使ってもコーヒー粉を取り除けないときは、エアブロアーをおすすめします。
エアブロアーは、簡単にコーヒー粉を落とせ、100均にも売っているので手に入れやすいです。
水洗いできるものは、洗ったあとはしっかりと乾燥させてください。湿気が残ったままだとカビの原因になります。
電動式コーヒーミルのお手入れ方法4ステップ
電動式コーヒーミルのお手入れを部位ごとに説明します。
お手入れ部位は、主に「ホッパー」「ミル刃」「粉受け」「粉の吹き出し口」の4ヶ所になります。
コーヒー粉がでるので新聞紙を敷いたり、トレイを準備してから行いましょう。
まずはじめに、電源コードが抜けているか確認しましょう。
掃除中に誤って電源が入ってしまうのを防ぎます。
ホッパーのお手入れ方法
1.コーヒー粉や油分を水で洗い流す
2.しっかりと乾燥させる
水洗いできるものが多いため、水洗いが可能な場合は、洗剤をつかい油分をしっかりと落としましょう。
水洗いできないタイプのものは、手動式コーヒーミルと同じくミルブラシを使ってコーヒー粉を取り除き、やわらかい乾いた布で拭き上げましょう。
ミルブラシは、静電気をおこしにくく、程よい硬さの豚毛のものがおすすめです。
ミル刃のお手入れ方法
1.説明書どおりに分解してミル刃を取りだす
2.コーヒー粉をミルブラシで掃きだす
3.やわらかい乾いた布で拭く
分解したときに、外したネジは無くさないように気を付けてください。
それに、分解手順も忘れないようにしましょう。
刃の形によっては、爪楊枝や歯ブラシを使うと凹凸部に溜まったコーヒー粉を取り除くのにとても便利です。
粉受けのお手入れ方法
1.コーヒー粉をミルブラシを使い掃きだす
2.やわらかい乾いた布で拭く
ホッパー同様、水洗いできるものと、できないものがあるので確認をしましょう。
水洗いができる場合は、水で洗い流すだけで十分です。
水で洗った場合は、カビ予防のためにしっかりと乾燥させてください。
粉の吹き出し口のお手入れ
1.ミルブラシやエアブロアーでコーヒー粉を取り除く
2.やわらかい乾いた布で拭きとる
ミルブラシを使ってもコーヒー粉を取り除けないときは、エアブロアーをおすすめします。
エアブロアーは、簡単にコーヒー粉を落とせ、100均にも売っているので手に入れやすいです。
手動式も電動式もどちらも簡単に洗えることがわかりましたね。
まとめ
- コーヒーミルのお手入れの頻度は、できれば毎回。頻度が多く大変なら最低でも週1~2回
- お手入れが必要な理由2つあり、コーヒー本来の味を楽しむためとコーヒーミルの故障を防ぐため
- お手入れアイテムは、ミルブラシ、エアブロアー、乾いた布、新聞紙があればOK
- お手入れを楽にするコツは、お手入れ道具はコーヒーミルと同じ場所におく、毎日洗うパーツを変えて習慣化するなど3つある
- 手動式コーヒーミルを洗う部位は、主に「ホッパー」「ミル刃」「粉受け」の3ヶ所
- 電動式コーヒーミルの洗う部位は、主に「ホッパー」「ミル刃」「粉受け」「粉の吹き出し口」の4ヶ所
コーヒーミルを洗う頻度が毎回となるとお手入れは大変そうだなと思いますよね。
でも、自宅で美味しいコーヒーを楽しむためにお手入れの必要性は知っていただけたのではないでしょうか。
一度、自分にあったお手入れ簡単なコーヒーミルを探してみるのもいいと思います。
そして、おうちでも手軽にコーヒーライフを楽しみましょう♪
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