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パソコンをつけっぱなしにするデメリットとは?寿命へ影響はある?

ノートパソコン
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パソコンを長時間使うと、つけっぱなしのままがいいのか、使い終わる度に電源を切った方が良いのか迷いますよね。

パソコンをつけっぱなしにすると電気代が高くなると思われがちですが、意外と電気代に影響はありません。

それよりもウィルスに感染するリスクの方がデメリットと言えます。

そのため、90分以上使わないときは電源を切る方が良いでしょう。

この記事では、パソコンをつけっぱなしにするメリットとデメリットやパソコンの寿命を延ばすためにできることを紹介します。

少し気を付けるだけで、パソコンの負担を減らすことができますよ。

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パソコンをつけっぱなしにするデメリットは電気代!?

パソコンをつけっぱなしにするデメリットとして、すぐに思い浮かぶのは電気代がかかるということではないでしょうか?

他には、動作が遅くなりやすいことや、故障の可能性が高くなることなどが挙げられます。

それぞれのデメリットについて、詳しく解説していきます。

つけっぱなしだと電気代が高くなる?

パソコンをつけっぱなしの状態と電源を付けたり、消したりするのでは電気代はそれほど変わりません。

パソコンは電源を付けるときに一番電力を消費します。パソコンを起動するときには、約3時間分の電力が必要だと言われています。

1日3回電源を付けたり消したりすると、それだけで約9時間分つけっぱなしの状態と消費する電力は変わらないということです。

デスクトップパソコンとノートパソコンでは消費電力が違いますので、電気代ももちろん変わります。

デスクトップパソコンは約50w~150w、ノートパソコンは約20w~30wです。

24時間30日つけっぱなしにするとデスクトップパソコンは1ヵ月で1,069円~3,209円、ノートパソコンだと427円~641円かかります。

デスクトップパソコンは、モニターとハードディスクが分かれているのでその分消費電力も上がるわね。

使用しているパソコンの機種や住んでいる地域によって電気代は異なりますのであくまで目安としてくださいね。

最新機種だと消費電力が更に低くなっているので、電気代も安くなります。

つけっぱなしの状態で、使用しないときは、スリープ機能を利用することで電気代を抑えることができます。

シャットダウンするかスリープにするかの目安は、90分以上使用しない場合はシャットダウン、90分以内ならスリープにすると電力の消費を抑えられて、節電に繋がります。

電源をつけっぱなしの状態で、電気代がやっぱり気になるというあなたは少し工夫をするだけで電気代を抑えることができますよ。

電気代を安くする工夫
  • 画面の明るさを100%→40%にすると約20%消費電力を抑えられる
  • パソコン内部に熱が溜まらないように、ファンや通気口を定期的に掃除する
  • パソコン周辺には物を置かず、風通しの良い環境を作る
  • バッテリーの節約機能設定をする

ノートパソコンのバッテリー充電をしていない時は、電源アダプタをコンセントから抜いておくと待機電力を抑えることもできますよ。

ウィルスへの感染リスクがある

パソコンをつけっぱなしにすることで、一番恐ろしいデメリットはウィルスへの感染です。

電源が付いている状態で使用していないパソコンが、外部からウィルスの侵入が行いやすくなっています。

ウィルス対策ソフトをインストールしていても安心はできません。使用していない時間が長くなる場合は電源を切った方がよいでしょう。

パソコンの動作が遅くなることがある

パソコンをつけっぱなしにしていると、メモリー内にデータが溜まり、動作が遅くなったりエラーが起きたりします。

これは一時的なもので、電源を切るとメモリーがリセットされて消えます。

メモリーには、コピーや書き込み、ファイルアクセス、ファイル移動などのデータが一時的に保存されます。

メモリー内に保存されているデータの量が少なければ、何も問題はありませんが多くなると動作に影響がでてしまいます。

スリープ状態ではメモリー内のデータは残ったままなので、もし、動作が遅かったり、エラーが頻繁にでたりするなら一度再起動すると改善されます。

熱による故障の可能性がある

パソコンが動いている状態は、パソコン内部で熱が発生しています。通常はファンが回っているので熱を排出する仕組みになっています。

長時間の作業や、作業内容によって負荷が大きくかかるとパソコン内部の温度が上がってしまいます。

パソコンは非常に熱に弱いので、パソコン内の部品が溶けてしまうことや、場合によっては発火する危険性もあります。

最悪の場合、電源をつけっぱなしの状態で外出し、発火に気付けず火災に発展する恐れもあるでしょう。

また、近くで落雷があった場合は、雷サージなどの対応を行っていなければ、パソコンや周辺機器が故障する危険性があります。

パソコンを熱による発火から守るために対策をとっておくと安心です。

冷却対策
  • 部屋の温度を下げる
  • パソコンを涼しい場所に置く
  • ノートパソコンの場合、冷却台や冷却ファンなど使用する
  • デスクトップパソコンの場合、ファンを増設する
  • 定期的にパソコンの内部や吸気口を掃除する

電気代を安くする工夫の内容と重複している部分もありますね。

パソコンの買い替えを考えているなら、CPUの発熱が少ない機種を選ぶと良いですよ♪

パソコンの部品の中でCPUが一番発熱しやすいので、省エネCPU搭載の機種にすると熱による故障のリスクを減らすことができます。

動画視聴やネットサーフィンしかしないというあなたは省エネCPU搭載を検討しても良いでしょう。

ただし、ゲームや動画編集などの作業をする場合は、スムーズな動作ができないので避けるべきです。

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パソコンをつけっぱなしにするメリットはすぐ作業開始

先ほどはパソコンをつけっぱなしにすることのデメリットを解説しましたが、メリットについてもまとめました。

メリットは3つあり、すぐに作業が開始できることとHDDもしくはSSDへの負担が減らせること、リモート操作ができることです。

すぐに作業が開始できる

パソコンを立ち上げるのに、HDDだと約1分~2分、SSDだと約30秒~1分かかります。

立ち上げるとき、アプリが重いとさらに時間が掛かってしまいます。この待っている時間が少しとは言え、煩わしいですよね。

つけっぱなしにすることで、立ち上がる時間を待たなくていいというメリットがあります。

私は待つのが嫌なので、パソコンで作業前にまず電源を立ち上げて、それから飲み物など取りに行って席につきます。

ほんの少しの時間ですが、1日に何度も電源を付けたり消したりするのはやはり面倒くさいですよね。

HDDもしくはSSDの負担が減らせる

パソコンの部品で最も壊れやすいのがHDDです。 HDDはパソコンが起動する時に、全てのプラグラムを読み込むので、大きな負担がかかります。

電源を付けたり、消したりを繰り返す度にHDDの負担となるので、機械的な故障につながる可能性があります。

そのため、パソコンをつけっぱなしにしていた方がHDDへの負担は軽減されます。

HDDとは、データやプログラムを書き込んだり、読み出したりする記憶装置のことです。

SSDもHDD同様、記憶装置の事ですが衝撃に強く、発熱や消費電力が少ない、読み書きの速度が非常に速い、小さく軽いなどの理由で最新機種にSSDを使われることが多くなりました。

別の場所からリモート操作ができる

Windowsの「Remote Desktop」などを使うと、離れた場所からリモート操作ができます。

例えば出張先からノートパソコンを使って、会社に置いてあるデスクトップパソコンに保存しているデータを見たいときなどリーモート操作することができます。

セキュリティの問題で、リモート操作ができない設定になっていれば使えませんが、そうでなければデスクトップパソコンの電源が入っていれば操作が可能です。

クラウド上にデータを保存することも多いので、パソコンからだけでなく、スマホやタブレットから簡単にデータを見ることができます。

しかひ、一つの選択肢として覚えておくといざという時に使えますね。

パソコンをつけっぱなしにしても寿命に影響はない!?

パソコンの寿命は約5~10年と言われています。もちろん1日に使う時間数によって変わります。

毎日10時間パソコンを使用する人と、1週間に1回5時間程度パソコンを使用する人では寿命年数は異なります。

しかしパソコンをつけっぱなしにしているからと言って、パソコンの寿命を極端に縮めることにはなりません。

実際に10年間ほぼパソコンの電源を切らなかったという方がいましたが、HDDが故障したくらいでそれ以外は問題がなかったそうです。

HDDの寿命は、一般的に約3年~4年(約26,000~35,000時間)と言われているので、パソコンをつけっぱなしにしていたから故障したというより、寿命だった可能性が高いと思います。

HDDが寿命を迎えると、データが消えてしまうなど重大な問題になりますので定期的にバックアップを取るようにしましょう。

私のパソコンは現在6年目ですが、ファンの回る音がうるさくなり、処理スピードも遅くなってきたのでもしかすると寿命が近いのでは!?と感じています。

外付けHDDを購入して、データは外付けHDDに保存するようにしたので、万が一パソコンが故障しデータが消えても安心です。

あなたも故障前に、対策を取っておくことをおすすめします。

他にも、パソコンになるべく負担を掛けないために、以下の事に気を付けるとよいでしょう。

パソコンに負担を掛けないため
  • 夜など長時間使わなときは電源を切る
  • ノートパソコンの場合、バッテリーを30℃以上の高温にしない
  • メーカーによってはノートパソコンの電源アダプタを繋いだまま作業しない

ノートパソコンの電源アダプタを繋いだまま作業しても良いかは、メーカーによって異なります。

あなたの使っているノートパソコンがどちらなのかは、メーカーのホームページを確認するか、直接問い合わせてみましょう。

まとめ

  • パソコンの電源をつけっぱなしにすると電気代が高くなると思いがちだが、それほど変わらない
  • パソコンをつけっぱなしにする最大のデメリットはウィルス感染のリスクがある
  • 他にも動作が遅くなる、熱による故障の原因などデメリットがある
  • パソコンをつけっぱなしにするメリットは、すぐに作業が開始できること、HDDやSSDの負担を減らせる、リモート操作ができるなどがある
  • パソコンをつけっぱなしにすることで寿命が極端に短くなることはない
  • パソコンの負担を減らすため、使わないときは電源を切ると良い

パソコンは高価ですし、できれば負担を減らして長く使いたいですよね。

日頃から少しの工夫や操作で、パソコンの負担を減らしてあげることができます。

あなたのパソコンが長く、そして快適に使えますように♪

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