最近、ぬか漬けを漬けてみたいと思っているの。でも、どうすればいいのかしら?家で漬けると臭くなりそうだし。
ぬか漬け、美味しいわよねぇ。無印のホーロー保存容器だとにおいが防げるって聞いたけれど、本当かしら。詳しく知りたいわね。
ぬか漬けを漬けている人って、お料理上手なイメージがありますよね。
ただ、自分でぬか漬けを漬けるとなると、ちょっと大変そうな感じがしませんか。
確かに、ひと昔前まではかなりハードルの高い作業でした。
けれども、無印のホーロー保存容器と発酵ぬかどこならば、思ったよりもずっと簡単に美味しいぬか漬けが漬けられるのです!
それに無印のホーローは密閉容器なので冷蔵庫の中で臭いが漏れる心配もありません。
この記事を読んだら、あなたも今すぐぬか漬けをはじめたくなりますよ!
ぬか漬け初心者は無印のホーロー容器とぬかどこを用意
昔ながらの方法でぬか漬けを作ろうと思うと、ぬかどこのスタート期にとても手がかかります。
無印のバルブ付き密閉ホーロー保存容器と発酵ぬかどこを買ってくれば、とても手軽に今すぐ美味しいぬか漬けを楽しむことができます!
ぬか漬けは食べたいけれども、そこまでぬかどこのお世話をするのは大変すぎる…と思っているあなたには無印商品がおすすめです。
無印の密閉ホーロー保存容器はとても有能!
長くぬか漬けを続けたいと考えているのならば、まず容器を準備しましょう。
ぬか漬け用の容器には、無印のバルブ付き密閉ホーロー保存容器をおすすめします。
ホーロー製品は、容器にニオイが付きにくく酸や塩分にも強いので、ぬか漬け用としてぴったりの素材です。
その上、無印のバルブ付き密閉ホーロー保存容器は、その名の通り蓋にバルブが付いているので容器内が密閉状態になります。
つまり、ぬかどこのニオイや水分が外に漏れる心配がありません。
ホーロー製品にしては、お手頃価格であることもおすすめする理由の一つです。
大きさは6種類ありますが、野菜を入れたりぬかどこを混ぜたりすることを考えると、深型タイプが使いやすいでしょう。
タイプ | 幅×奥行き×高さ | 値段 |
深型中 | 11.5×19×7.5 | 1,290円(税込) |
深型大 | 19×23.5×7.5 | 1,490円(税込) |
深型中の大きさは、冷蔵庫に保管するにはこぢんまりとしていてちょうどよいと考えたくなると思います。
しかし、ぬかみそと漬ける野菜を一緒に入れることを考えると、小さすぎてしまいます。
少し大きく感じるかもしれませんが、ぬか漬けを漬けるためには深型大のタイプがベストマッチです。
バルブ付きの蓋が破損した場合のために、別売で蓋が販売されています。使っているうちにバルブが傷んでも補充ができるのは安心ですね。
すぐに使える無印のぬかどこはとても便利!
ぬかどことして準備するのは無印の「発酵ぬかどこ」1㎏890円(税込)がとても便利です。
私の母は、50年近くぬか漬けを漬け続けています。
長年育てているぬかに新しくぬかを買ってきて足したり、塩、昆布、かつお節、唐辛子等を入れたりしてずっと使っています。
ぬかの状態を見て、不足していると思うものを足していっているようです。もちろん毎日欠かさずぬかどこを混ぜています。
ぬかどこ用に用意した材料を合わせてぬかみそを調合し、くず野菜を漬ける「捨て漬け」をするなどして少しずつぬかみそを育てるのです。
美味しいぬか漬けが食べられるようになるまでには時間もかかります。気が遠くなりそうだと思いませんか?
でも、無印の発酵ぬかどこは、発酵させてあるぬかみそなので、すぐに漬け始めることができます。
しかも、最初から美味しいぬか漬けができます。
人気商品なので手に入れるのに苦労するかもしれません。ネット販売を利用するのもいいですね。
チャック付きの袋に入っています。容器を使わずに、そのまま気軽に野菜を漬けることができると話題になりました。
ただし、チャック部分にぬかみそがついて閉まりにくくなったり、小さな野菜が取り出しにくかったりします。
ですから、ホーロー容器に入れた方が便利だというわけです。
発酵ぬかどこには賞味期限が書いてありますが、これは未開封でぬかどこのお世話を全くしなかったときの賞味期限です。
野菜を漬けたりぬかどこを混ぜたりしながら使っていけば、ずっと長い間ぬかどこを使い続けることができます。
無印以外にもあるぬか漬け用おすすめホーロー容器!
無印以外にも、ホーロー容器はいろいろ販売されています。
定評があるのは、野田琺瑯の「ぬか漬け美人」で、ぬか漬け用に特化したホーロー容器です。
大きさは幅25.5×奥行16×高さ12cmで5,298円(税込)。値段は高いのですが、ぬか漬け作業はとてもやりやすいので魅力があります。
この容器は、冷蔵庫に入れることとぬか漬けを漬けやすくすることの両方を考えて、高さ12㎝に設定したということです。
ぬかどこにたまった水分を手間をかけずに取り除くため、穴の開いたコップのような水取器がついているのも注目すべきポイントです。
無印の発酵ぬかどこでぬか漬けを美味しくするコツは?
昔ながらのぬか漬けは、ずっと常温に置いている人も多いようです。
冷蔵庫の場所を取らないという良さはあるものの、お手入れをちょっとさぼるとカビが生えてしまいます。
無印の発酵ぬかどこは、常温ではなく冷蔵庫での保管が推奨されています。冷蔵室でも野菜室でも保管できます。
ぬか漬けは温度によって漬かる時間が変化します。温度が高いと漬かる時間が短くなり、低いと長く漬けておかなくてはなりません。
その調整も長年の経験と勘がものをいうのです。
でも、冷蔵庫に入れれば一定の温度に保たれるので、漬け時間が一定になります。
ぬか漬けを美味しくするコツの一つは漬け時間です。
つまり、ちょうど良い漬かり具合がわかりやすいことも冷蔵庫に入れる大きなメリットだということです。
ここでは、無印のぬかどことホーロー容器を使ったぬか漬けの漬け方と保存の仕方、お手入れの仕方について解説します。
発酵ぬかどこを使った基本のぬか漬けの漬け方
無印の発酵ぬかどこをホーロー密閉容器に入れて平らにならします。
大根やニンジンなどの野菜は、必要に応じて皮を剥きます。
野菜はよく洗って、水気をしっかりと取ったらそのままぬかどこに入れ、上からもぬかみそをかぶせて埋め込む感じにします。
ぬかどこの塩気の状態や野菜によって漬け時間は変わってきます。発酵ぬかどこが入っている袋には、一応の目安が書いてあります。
味は好みもありますから、あくまでも参考だと思ってください。
野菜 | 漬ける準備 | 漬ける時間 (目安) |
キュウリ | 切らずにそのまま | 12時間~18時間ほど |
カブ | 葉は落として皮を剥く 大きさによるが、縦半分に切る | 22時間~32時間ほど |
大根 | 5㎝ほどの長さの輪切りを 縦に4等分くらい | 18時間~24時間ほど |
ナス | 少量の塩でもんで水洗い 大きさにもよるが、縦半分に切る | 16時間~24時間ほど |
漬け上がった味を確かめて時間の調整をし、だんだん好みの塩加減のぬか漬けができるようになるのも楽しいものです。
コンスタントにぬか漬けを漬けていれば、野菜を入れたり出したりするときに自然にぬかどこをまぜることができます。
無印の発酵ぬかどこは毎日混ぜる必要はありませんが、混ぜることで乳酸菌の発酵を抑えて酸っぱさが強くなることを防ぐことができます。
ぬかどこに野菜を入れたら冷蔵庫へ入れよう♪
野菜をぬかどこに埋め込んだら、ホーロー保存容器の蓋を閉めて蓋のバルブを押し下げます。
蓋のバブルを押し下げることで密閉状態を作り、においや水分が漏れるのを防ぎます。冷蔵庫の中がぬかみそ臭くなりません♪
あとは冷蔵室または野菜室に入れておくだけで、美味しいぬかづけができます。
野菜を取り出すときには、バブルを持ち上げてから蓋を開けてくださいね。
蓋の内側に水滴がついていることがありますので、キッチンペーパーなどできれいに拭き取ることをおすすめします。
しばらくぬか漬けをお休みしたいときは?
ぬか漬けに少し飽きてきたり旅行に出かけたりして、1週間以上ぬかどこを触らないということもあると思います。
そういう時は、ぬかどこの表面に塩を振りかけておくとぬかどこが悪くなりません。
再び使い始めるときには、塩と表面のぬかみそを薄く取り除き、全体を混ぜて使い始めてください。
ホーロー密閉容器を使うことで、無臭で冷蔵庫に保存できますし、お手入れもずいぶん簡略化されます。
ぬか漬けの味がぼやけてきたらやるべきこと
何ヶ月もぬか漬けを続けていると、野菜から出た水分でぬかどこがゆるくなります。
前のお手入れのところで書いたように、ペーパータオルなどで水分を取るのですが、それでもぬか漬けの味がぼやけてくることがあります。
ぬか漬けを再び美味しくするには、補充用の発酵ぬかどこを足しましょう。ただし、ぬかみそが十分にあるのであれば、塩と鷹の爪を足してみましょう。
酸っぱくなってきたら卵の殻や重曹、ヨーグルトを入れる人もいます。これには良い点もありますが注意も必要です。
卵の殻は、サルモネラ菌がついている場合があり食中毒の原因となります。入れる場合は煮沸消毒をするなどの注意が必要です。
重曹やヨーグルトは、食品なので食中毒の危険性は低いです。
しかし、ぬかみそは発酵食品なので他のものと合わさってどう変化するか予想が難しいです。いつも成功するとはいえません。
ぬか漬けを美味しくするには、シンプルに塩と鷹の爪で調整するのが一番安心です。
無印の商品でぬか漬けを作るとき野菜は何がいい?
ぬか漬けというとあなたはどんな野菜を思い浮かべますか?
キュウリ、ナス、大根は定番だと思いますが、無印の発酵ぬかどこも同じように何を入れても美味しくなります♪
思いつく野菜をぬか漬けにしてみよう!
私のおすすめはミョウガです。洗って水気を拭いてそのまま入れます。ミョウガの歯ごたえや香りにぬかの味も加わって、絶品です。
ニンジン、カブ、アスパラ、セロリ…。とにかく何でもぬか漬けになります。
アボカドのぬか漬けも美味しいです。実が崩れやすいので、ガーゼかキッチンペーパーに包んでぬかどこに入れるとよいでしょう。
野菜ではありませんが、ゆで卵のぬか漬けもちょっと変わっていておいしいです!
好みの堅さにゆでた卵の殻を剥いて、さましてからぬかどこに入れます。卵の水分が抜けて、黄身にも味がしみて、ねっとりした感じになります。
黙って食卓に出したら、きっと不思議な味に興味が集まると思います。
つまり、何のぬか漬けを漬けるかは、あなたの創造力次第ということです。
無印の発酵ぬかどこも普通のぬか漬けと同じように何を漬けても美味しくなるので、大いに楽しんでください!
ぬか漬けは日本の食卓に欠かせません!
ご存じのように日本で昔から食べられている食事は、味だけでなく健康面からも注目されています。もちろん、ぬか漬けもその一つです。
ぬか漬けは発酵食品なので、植物性乳酸菌が含まれています。植物性乳酸菌は、腸内環境を整えてくれます。
しかも、植物性乳酸菌は体の中で作ったり育てたりはできず、体の中に居続けてくれることもしません。
毎日植物性乳酸菌が入っている食べ物を食べて、体に取り入れるしかありません。
だからこそ、ぬか漬けのように少しずつ毎日食べる食品で植物性乳酸菌を取り入れるのはとてもよいのです。
野菜そのものの栄養価を高めてくれるのも、ぬか漬けのすごいところです。
栄養素の中では、特にカリウムやビタミンB1が増えます。ビタミンB1は、糖質がエネルギーに変わることを助ける働きをします。
つまり、ご飯の糖質をスムーズにエネルギーに変えてくれるのですから、健康に大きく役立っています。
その他にも、ビタミンCやビタミンK、ナイアシンなどの栄養素が、野菜をぬか漬けにすると増えることがわかっています。
唐突ですが、私は小さいときに日本の食生活について心配していました。
自分が大人になる頃には、漬物や味噌汁、大根の煮物などの日本らしい食文化が廃れてしまうのではないかと。
理由は、自分がハンバーグやグラタンが大好きで、大人になっても日本らしい食事を自分で作ることはしないだろうと予想したからです。
けれども不思議なことに、大人になると、ちゃんと味噌汁が欲しくなったりぬか漬けが好きになったりしました。
海外旅行に行っても、食べ物については「やはり日本が一番!」と痛感して帰って来るなんて、小さな頃の私には想像もできないことでした。
日本食の代表にも入るぬか漬けも、無印の発酵ぬかどこなら買ってすぐに漬けられます。早速漬けて、食卓を彩りましょう。
まとめ
- ぬか漬けを漬けるなら、容器は無印の密閉ホーロー保存容器、ぬかどこは無印の発酵ぬかどこがおすすめ
- 無印の密閉ホーロー保存容器はにおいも水気も外に漏らさない!
- ホーロー容器については、野田琺瑯の「ぬか漬け美人」もすぐれている
- 無印の発酵ぬかどこは、冷蔵室または野菜室で保存しよう
- しばらくぬかどこを放置するなら、ぬかどこの表面に塩を振りかけておく
- ぬかどこの味にもの足りなさを感じたら、塩と鷹の爪を足してみよう
- ぬか漬けはキュウリ、ナス、大根の定番以外にもミョウガやアボカドなど何を入れても美味しい
- ぬか漬けは、おいしくて栄養も豊富!日本の食卓に欠かせない!
簡単に、気になるにおいに悩むこともなく、おいしいぬか漬けを漬けられることがわかっていただけたと思います。
日本の伝統食であり、健康にもメリットがたくさんあるぬか漬けをぜひ食べ続けていきたいものです。
さあ、今すぐあなたもぬか漬けを漬けはじめましょう!
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