夏の時期って体中は暑いのに、なぜか二の腕だけがひんやり冷たいのよね?
こんなふうに不思議に思われたことはありませんか??それ、要注意なんです!!
『二の腕が冷えている=内臓も冷えているというサイン』
二の腕が冷えている場合は、体の芯まで冷えている事が多いです。
二の腕が冷えてしまって仕方がないんだけど、対策ってあるの?
二の腕の冷え対策は温かいものを意識して摂取し、湯船に使ったり腹巻きをしたりして体内を温めることです。
この記事では、女性に特に多い二の腕の冷えからくる不調と対策、さらにサポーターやストレッチでの冷え改善についてお話してます。
二の腕が冷えた時の対策は内側から温める
冒頭でもお伝えしましたが、二の腕が冷たいのは要注意です。
人間の体は生命維持の為に脳や内臓に優先して血液を送るように作られているそうです。
雪山で遭難した時には、まず脳や内臓に最優先で血液を送る為、手や足先には血液が行き届かず壊死してしまう事がよくあるんですって!
手や足先は、温かいのに内臓に近い二の腕が冷えている場合は、内臓まで血液が集まらず、体の芯まで冷えている事が多いらしいですよ。
内臓を冷やすとこんなに悪いことばかり
内臓を冷やすとこういった体の不調が起こるそうです。
- 代謝が下がり太りやすくなる
- 消化不良、便秘、下痢などの胃腸系の不調
- 免疫低下で風邪をひきやすくなる
女性が困りがちな体の不調オンパレードですね。これらの不調を放置しますと夏バテ、秋バテに繋がり、長期化してしまいます。内臓は特に冷やさないようにしましょう。
二の腕の冷え対策は夏でも温かいものを意識して摂取
暑い時期は、どうしても冷たいものを摂りがちですが、かき氷や冷たいジュースは特に内臓を冷やす原因となります。
温かいものを摂るようにする
温かい飲み物とまでは言いませんが、常温の水を飲むようにすると良いですよ。
ある女優さんが白湯を日常的に飲んでいると聞いたことがあります。
体が資本の職業ですので、体が冷えないように常に気を付けていらっしゃるんだなと感じました。
温め食材で内臓ポカポカ
- 大根、人参、ゴボウなどの根菜類
- ニラ、ネギ、ニンニクなどのスタミナ野菜
- ショウガ、シナモンなどのスパイス
これらの食材を使った料理を食べて体内を温めるのも効果的です。
例えばお味噌汁にすりおろしたショウガや豆板醤を入れるだけでより温まります。
お味噌汁を飲むタイミングですが朝食時に飲むのが1番温め効果があるそうですよ。
なぜなら、起き始めの朝が1番体内が冷えている状態なんです。
そこから活動を始めて徐々に体温が上がっていき、夕方にピークを向かえるそうですよ。
冷えてしまっている体に温かいお味噌汁で一気に体を温めるという事ですね♪
その通りです!!温め食材の力を上手に使って体内から温めていきましょう。
暑さからくる食欲不振にはタンパク質!
暑さで胃腸が弱ると食欲も減ってしまいますよね。
そんな時は、消化の良いタンパク質を摂って胃腸の負担を少し減らしてあげましょう。
ササミや卵を使ったお料理。サッパリした湯豆腐も良いですね。
ついつい手軽に栄養補給出来るゼリー飲料や、冷たくて甘いアイスクリームを摂りがちではあります。
ただ、冷たいものは更に胃腸を弱らせてしまいますので絶対にやめておきましょう。
夏場でも1日1度は湯船に浸かる習慣を
暑い夏でもシャワーのみで済まさずに湯船に浸かりましょう。
体を芯から温めて1日の疲労をリセットでき、二の腕の冷えの対策にもなります。
寝苦しい夜は腹巻きを
蒸し暑くて布団を掛けてはいられない夜もあるでしょう。
しかし、布団を掛けずに眠るのは危険です。エアコンを付けて寝るのが当たり前のご時世です。
せっかく湯船で温めた体も、エアコンの風で冷え切ってしまいます。
せめて腹巻きを付けて内臓だけは冷やさないように死守しましょう。
二の腕の冷えにはサポーターなども有効
そもそも夏なのになぜ二の腕だけが冷えてしまうの?
真夏は半袖やタンクトップなど、二の腕を露出する服装が多くなりますよね。
更に、室内に入りますとクーラーが効いていて場所によっては、寒いくらいにキンキンに冷えている場合もありますよね。
そういった場合に、二の腕が急激に冷えてしまうんですよね。
今回はサポーターを使って二の腕を冷えから守る対策をご紹介します。
二の腕の冷えにはサポーターで鬼に金棒!!
二の腕専用の着圧サポーターをご存じでしょうか?
冷え対策にもなりますし、着用することで二の腕全体に圧がかかり着用しているだけで引き締め効果が期待出来ます。
この圧力が二の腕の血行を促進し、二の腕全体が温まっていくそうです。
まさに鬼に金棒!!一石三鳥くらいの効果が発揮されそうですね。
その他、室内に入る時には、カーディガンなどの上着を羽織る。
アームカバーは、身軽になりがちな夏場でもコンパクトに持ち運べ、とても便利です。
自分に合った服装で二の腕から冷えを守りましょう!!
二の腕の冷えにはストレッチが効果的
なぜ二の腕だけが冷たいんだろうか?
女性の二の腕ってぷにぷに柔らかい人が多いですよね。
何を隠そう私も”ぷにぷに”二の腕の持ち主なのです。
”ぷにぷに”二の腕の正体は、脂肪がついていて筋肉量の少ない二の腕です。
脂肪は、筋肉と比べると冷えやすく温まりにくいんです。
逆に筋肉が増えると血流が良くなり冷えにくくなります。
その理由は、筋肉を動かすときには、エネルギーが必要となります。
そのエネルギーを産生する際に熱が発生し、体が温まります。
更に、筋肉を収縮することによって血液を循環させるポンプの役割も果たしていますので、筋肉が増える事で冷えづらい体になるんですよね。
ストレッチやエクササイズで二の腕を鍛える習慣をつける事が大切なんです。
冷えて固まりやすい脂肪をマッサージで温めてみよう!
食用油が冷えて固まる原理と一緒で、私たちの脂肪も冷えると固まります。
固まった脂肪をストレッチやマッサージなどで血流改善を図りましょう。
- 手の平で腕の手首から肩まで包み込むようにマッサージ✖3回
- 腕をつかみ、上腕の内側のラインを親指で圧をかけながら肘まで往復✖3回
- 肘から肩まで上腕の内側ラインを親指で圧をかけながら往復✖3回
この動作を繰り返し行っていくと腕全体がぽかぽか温まっていきます。
入浴時に半身浴をしながら行うと更に効果的です。
二の腕を鍛えて冷えづらい体質に変わろう
二の腕が冷えると首回りも冷えやすくなり、肩こりや首回りの痛みの原因になることがあります。
冷えやすい脂肪を燃やし、筋肉に変えて、冷えづらい体作りをしましょう。
二の腕は、日常ではあまり使わない筋肉です。窓ふきのような動作が効果的です。
【オススメの二の腕引き締めエクササイズ】
水の入ったペットボトル(500ml)をダンベルのように使い次の動きをしてみましょう。
- ペットボトルを持った両腕を上に上げ、両肘を直角に曲げる
- 右、左、両腕と順に上下に上げ下げする
- 10回x3セット繰り返す
※コツは背筋をピンと伸ばしてエクササイズを行うことです。
このような簡単そうな運動やストレッチも結構きつかったりします。
いかに二の腕の筋肉を使っていなかったか実感しますよね。
二の腕を鍛えると良いことばかり♪
血行がよくなり、肩や首がこりにくくなります。
二の腕が筋肉に変われば代謝が上がり、冷えにくくなります。
Tシャツやタンクトップが似合う引き締まった二の腕もゲットできますよ。
まとめ
- 二の腕が冷えている=内臓が冷えている危険なサイン
- 内臓が冷えると様々な体の不調を引き起こす
- 1年通して温かいものを意識して摂ることで体を冷やさない
- 二の腕専用のサポーターは着用するだけで冷え対策にもなり、引き締め&血行促進効果もある万能アイテム
- 二の腕に付きがちな冷え固まった脂肪は、マッサージをする事で温まる
- 二の腕を鍛える事で、冷えづらくなる+Tシャツやタンクトップなどが似合うスッキリした二の腕になれる
今回は、二の腕の冷えから起こりうるリスクとその対策についてお話しました。
7月中旬頃の梅雨明けから厳しい暑さとなり、ついついエアコンの効いた涼しい部屋で過ごしてしまいますが、油断をしていると、体調を崩してしまいますよ。
今回お伝えした対策の中から、ご自身が取り組みやすい方法から是非試してみてくださいね。
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